(この家に私の居場所は無いの? 仲良し家族と思っていたのは私だけだったの? )
43歳にして家事手伝い。結婚も就職もアルバイトさえした事が無い葉月は家を出て自活する決心をする。
腰まで伸ばしていた長い髪を肩口まで切り、古い手鏡の
前に置くと女神が現れた。『誰も知らない所に行って普通の人になりたい』という願いを叶えてくれると言うのだ。それに、手鏡を通していつでも女神と話ができるらしい。葉月は手鏡と共に異世界に転移する事に決めたのだった。
どことなくアジアを思わせる剣と魔法のファンタジーな世界に転移して、獣人の国に保護されたが、奴隷となってしまう。しかし、激安で叩き売りされても買い手はつかない。
平均寿命約40歳の獣人の国では葉月は老い先短い老人でしかないのだ。
……それなら、好きに生きても良いよね!
ばぁばとして生きる覚悟をした葉月のおばあちゃんの知恵袋はどう活かせるのか?
そして『普通の人』になって、誰かに必要とされ愛されたいと願う葉月の居場所はどこにあるのか?
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ご都合主義です。ゆるい設定です。
女性の年齢に対して偏見のある異世界です。了承していただけた方のみお読みください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-15 21:27:37
199526文字
会話率:55%
あなたと出会った。 夏だった。
最終更新:2023-09-08 01:53:43
4082文字
会話率:49%
「ヴィオレッタ! 貴様との婚約を破棄する!!」
───美しい思い出になるはずのパーティーで、ヴィオレッタの未来は、呆気なく崩れ去った。
王子の婚約者として、王家のためにとひたすら尽くしてきたつもりだった。その結果が、これだ。
生家の公爵
家とは縁を切られ、学園を追放され、婚約は破棄されて放逐される。
王子は、嗤う女を腕に抱き、ヴィオレッタは年老いた成り上がりの男に嫁ぐのだと告げた。
「卑しい貴様には似合いだ!! お前に相応しい人間を用意してやったぞ、せいぜい喜ぶことだな!!!!!」
それにヴィオレッタは────
「まあ、それはご丁寧に」
いまいち危機感を抱けていなかった。
「それにしても若い子って元気ねぇ。前世では孫はいなかったから...ゲートボール倶楽部のヨネちゃん(86)がいつも羨ましかったわ」
乙女ゲームに生まれ変わるには精神年齢がニアミスしていたヴィオレッタ。
そもそもゲームジャンルを知らず、悪役令嬢モノを知らず、ざまぁの概念のないヴィオレッタは、ここから巻き返し逆ざまぁを果たすことができるのか?
武器は身一つ。今まで磨き上げてきた教養と美貌。上手く使えば逆ハーレムも夢じゃない(※出会うイケメンを孫認定さえしなければ)......!!!
頑張れヴィオレッタ!!!!
「ばぁば......素敵な響きだわ。お相手の方には、お孫さんはいらっしゃるのかしら」
まずは現状を、危機的状況だと認識するところからだ────!!!!
という話。
【イケメンが出るまで遠いです。とりあえずできてる話を投下していきますが、イケメンエンカウントには辿り着きません。
適当に書いたタイトルとあらすじなので、予告なく書き換える可能性高です】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-20 17:00:00
63869文字
会話率:23%
いつしか……愛する命の尊さに触れます。
地方さまざまでの呼称。
ただ「ちゃーちゃん」って通じるのでしょうか?
最終更新:2020-06-05 01:43:52
214文字
会話率:67%
おっす!ワシ神様!突然じゃが聞いてくれ!
チート能力厨しかいない転生希望者にホイホイ能力を授けてたら、ワシ自身の能力値がバカみたいに弱くなってしもうた!!
残っている能力は「若返り」「知恵袋」、申し訳程度の魔法の杖……。こんなくそ雑魚能力で
異世界でやってけるわけねーじゃろ!?
そんな所に、1人の転生希望者が現れた。じゃが、目の前にいたのは……腰がまがってるおばあさんじゃった!?しかもめっちゃいい人!転生してまで人助けがしたいとか、もうステキ!!よし!ワシ、この人についていこーっと!!
このお話は若返ったおばあさん、梅田麗子と、猫に変身して麗子さんのペットとなったワシこと神様の、デュフフでオホホなラブコメ……もとい、異世界で世のため人(?)のためになるべく今日も頑張る、スローライフな日常録じゃ!!「よろず屋ばぁば」、今日も開店じゃぞ〜!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-18 12:11:33
6202文字
会話率:37%
小林蒼太は、共働きの両親が仕事を終え、自宅に帰ってくるまではよく友達の家で遊んだり、部屋でおもちゃと遊んだりするのがいつもの日常だった。
そして、蒼太には誰にも言ってはいけない秘密があった。
『いい蒼ちゃん。この事は、ばぁばとのふたりっ
きりの約束だよ。わかったかい?』
大好きなお兄ちゃんが、車の事故で空にいった時、田舎に住んでる祖母が、泣きながら眠る蒼太に向かって言った。
“寂しくても、僕にはお友達がいる。パパやママがいなくても、みんながいる。”
でも······。
「許さない!許さない!僕を裏切ったら許さない!」
真っ赤な顔をし、蒼太は部屋の一点を見つめて叫んだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-14 14:15:27
2939文字
会話率:50%
服飾専門学校を卒業した孫と85歳の「ばぁば」が繰り広げるハロウィン限定短編小説。
祖父が亡くなり落ち込んでるかと思いきや、ばぁばは、いたって元気!
お茶を飲みながらテレビのノリで話した一年後になんと!
とんでもないことを言い出し、孫は振り
回されっぱなし...
最後にスッキリ、クスッと笑えるコメディーです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-15 14:10:03
2554文字
会話率:22%
ハイハイを卒業したばかりのナナ。両親とじぃじ、ばぁばに囲まれて、獣人、エルフなど幻想種も含む多種多様の人種が存在する世界でスローライフとなるはずが・・・・・彼女には家族にも言えないヒミツがあったのです。
『箱庭』の[Episode 4
]になります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-27 18:50:26
2010文字
会話率:53%
ツイッターのタグ「魔女集会で会いましょう」の完全体の田中さんの漫画を文章化したものです。シリアス風とコメディ風で二通り投稿しています。
最終更新:2018-03-21 18:44:08
5675文字
会話率:27%
孫が産まれた時のお話です。
※ これは「じだらく魔女の森のレシピ」のスピンオフの作品です。
※ 長岡更紗さん主催の「パパママ誕生企画」参加作品です。(笑)ジジババだけど突っ込まないように。
最終更新:2018-02-08 18:09:37
9661文字
会話率:17%
「バイト面接落ちた~」
「暇だー。ダメ人間になるー」
「お手伝いでもしてみるかー?」
「ばぁば、私今日暇だからなんか手伝うよー」
最終更新:2017-09-17 15:31:13
2888文字
会話率:51%
六月になり、梅雨入りが迫る頃。少年は少し遅れた大型連休と言い張る両親に連れられて、母方の祖母が住む里山にやってきた。同伴した幼馴染みが車酔いでダウンしているのを尻目に、到着早々に御使いを言い渡された少年は『カネオのばぁば』の家へ手紙を届け
に出発する。危うげなくばぁばの家にたどり着き、そのまま今度は祖母への贈り物を受け取ったのだが、なんとその帰り道。見たこともない真っ白な一本足の大猿にその小包を奪われてしまう。
「あれは大切なものなので、必ずお祖母ちゃんに渡すように」そう言われていた少年は慌て猿を追いかけるが、猿が逃げ込んだのは同時に決して入ってはならないと言われていた、里で一番に大きな山だった。ただならぬ気配のする山に入り込んだ少年は、そこで多くの〝怪異〟と遭遇する。猿を追い、巻き込み、巻き込まれているうちに明らかになっていくのは、今里山で起きている、ある異変の存在だった。
山の深みへ行くにつれて、少年はあらゆる真理に遭遇する。己の正体。生まれてきた意味。それらを知った時、少年は進むべき〝道〟を定めていく。
自称『魔法使い』な怪異が視える少年と妖怪達が織り成す、一夏の短い冒険譚。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-15 18:37:10
83789文字
会話率:50%