ブライトン子爵家当主シリルは遊ぶ金欲しさに莫大な財産の相続人であるロスリンと愛のない結婚をした。妻に愛情のない彼は、結婚した後も放蕩三昧の日々を送っていたが、ある日突然ロスリンが失踪した。警察は彼が妻の財産目当てに殺してどこかへ埋めたと疑う
が、身に覚えのないシリルは無実を訴える。証拠がないので逮捕は免れたが、”疑惑の子爵”として社交界から追放の憂き目にあう。妻ロスリンが見つからないまま4年が経ったある日、相変わらず警察からは疑われ監視されていたが、シリルは妻と同じ特徴-赤い髪にエメラルドグリーンの瞳-を持った女性ベルと出会うのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-07 01:54:33
32493文字
会話率:46%
アルフレッド王子から婚約破棄を宣言されたオフィーリアは、絶体絶命の危機におちいっていた。冤罪であるにもかかわらず、華やかな舞踏会という場で無情にも処刑されることとなった彼女に、思わぬ助けが入ることに……。
家族愛に溢れるハートフルなお話、
全2話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-28 20:19:42
5217文字
会話率:50%