「クスクス。相変わらず地味~な事やってるねオジサン」
「げっ!? お前かよクソガキ」
悪の組織で働く雑用係。ケン・タチバナ。最近の悩みは仕事の多さと、何故か絡んでくるクソガキの対応。
「土下座して頭を下げるなら、幹部になった暁にはあた
し専用の下僕に取り立ててあげるよ!」
言ってろメスガキムーブのクソガキめ。大人とはこういう事だ。
この作品はハーメルンでも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-03 11:07:13
291353文字
会話率:47%
「クスクス。相変わらず地味~な事やってるねオジサン」
「げっ!? お前かよクソガキ」
悪の組織で働く雑用係。ケン・タチバナ。最近の悩みは仕事の多さと、何故か絡んでくるクソガキの対応。
見てろよメスガキムーブのクソガキめ。大人とはこう
いう事だ。
これは同名作品『悪の組織の雑用係 悪いなクソガキ。忙しくて分からせている暇はねぇ』の一話目にあとがきを加えたお試し版です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-12 00:11:42
3710文字
会話率:42%
「君は元々異世界の住人なの」
そんな事実を告げられた神楽坂望(のあ)は、元々ごく普通の高校だった。
同じ部員の仲間と帰宅中、謎の影に吸い込まれて、異世界に転移してしまう。転移中にお互いバラバラになってしまう。
望は異世界転移中に
、謎の存在に無数の剣で串刺しにされて殺されてしまう。
「理不尽すぎるだろ……」
そんな事を思った時、天使が舞い降りた。
ちょっと残念なその天使は俺に転生先の器を提供してくれた。
「って、転生先お前かよぉーーーー」
転生きて目覚めた先は、その天使の身体だった。
異世界では、天使は伝説上の存在なのでとても強い……はずが、魔法、剣より魔道具が主流の世界で魔道具使えないのぉーーーー。時代遅れな魔術を使って、異世界に転移したであろう部員を探す旅に出る。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-02 17:11:57
351042文字
会話率:43%
王都の中心部の少しはずれ、小さなギルドで泣きそうな顔で生きている少年がいた。
12才で授かったのは『ドブ攫い』の少年アレス。周りから笑われ、煙たがられ、それでも毎日、ギルドで最低ランクの依頼をこなし日銭を稼ぎながら生きてきた。
「アレス
!お前なんかドブくせーぞ!近寄んなよ!」
「あー、アレス。今日はドブ攫いの仕事はないわよ?あっ、でも地下の掃除は入ってるから。それならあんたでもできるでしょ?」
「なんだ。ちょっとお使い頼んだと思ったらお前かよドブ攫い!」
王都の中心部。勇者学校に通いながらも、泣きそうに歯を食いしばる少女がいた。
12才で授かったのは『勇者』の少女リーネ。その恵まれたジョブに胸躍らせ勇者たちが通う勇者学園に通うも、持ち前のおっちょこちょいが爆発してうまくいかない毎日を送る。
「リーネ!あんたまた教科書忘れたの?今月何回目?」
「何で私を攻撃してるのよ!リーネは私に恨みある?殺す気なの?」
「おい!また紋章無くしたのか?まあ金払えばいいんだけどよ?ほんと、脳みそとけてるんじゃねーか?」
そんな二人が出会ってしまったのは、まだ暑い夏の日だった……
エブリスタのコンテスト第15回目、テーマ「最弱/落ちこぼれ」参加作品です。
全6話 2023/09/13 19時から3話、09/14 同じく19時から3話で完結となります。
良かったらこちらもどうぞ↓
【完結】保健委員だった僕、勇者パーティに火口に投げ込まれたのだからさすがに切れてもいいですかね?
https://ncode.syosetu.com/n1676if/
【完結】内気な聖女アンジェリカは目立ちたくない
https://ncode.syosetu.com/n1240ic/
【連載中】忌み子だった侯爵家の『捨てら令嬢』は謎スキル『もふり』で獣に『攫わ令嬢』に
https://ncode.syosetu.com/n9929ig/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-14 21:00:00
15147文字
会話率:50%
娘に好きな人が出来たらしい。父親としてはちょっと思うところがあるなぁ。
最終更新:2022-07-29 17:45:21
594文字
会話率:56%
呪われたやつを見に行こうとしたヤツが少しひどい目にあう。
そして、こき使われる未来が想像される。
最終更新:2021-02-07 17:00:00
2164文字
会話率:21%
平凡な大学生、羽島直樹はごくごく平凡に20年を生きてきた。そこそこの顔でそこそこの運動神経、そこそこの学力の彼だが、非凡なところもあった。それは「世界の秘密」を知っていることだった…彼は死に続け、生き続ける。これはそんな平凡で非凡な彼の人生
の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-10 18:00:23
1104文字
会話率:56%
某県某所にあるアパートの一室。
ある日彼女が帰宅すると、そこには炬燵で寛ぐ異世界の勇者、イルセイドが居た。
世界を救うため魔王を倒す使命を負いつつも、実は小心者な彼は、戦い疲れた心の癒しを求めて、ここへたどり着いたのだという。
話しを聞
いて、少し同情した彼女は、『炬燵』という回復ポイントの提供を申し出る。
ただし、ミカンを食べていいのは1日3個までです!
・炬燵から始まるお茶の間ファンタジー
・物語と同じくゆるゆる更新
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-03 05:49:13
60941文字
会話率:37%
僕は兄が嫌いだ。
兄といっても双子の兄で正確には同い年の兄だ。
僕たちは元々産まれてすぐに孤児院に入れられ2人はバラバラの親に行くはずだった、なのにあいつが「一緒じゃなきゃやだ!」なんて言ったせいでずっと同じ場所にいる。
兄は何でもできる。
ゲームで勝ったこともない。
チェス、将棋、オセロ、花札、ポーカー、テレビゲーム、なにをしても勝てなかった。
あいつは勉強も運動も何でもできた。
テストは学年一位だし走れば学年一位、出来ないものなんてなかった。
同じ小学校、中学校と進むと周りの態度もすぐに分かる。
先生も友達もみんなあいつに行く。
僕も出来ないわけじゃない。
テストなら全教科平均ぐらいだし三十位には入ってる。
運動だって出来ないわけじゃないしどのスポーツでもある程度はできた。
それでも兄と比べられてしまうと
「何でお兄さんにできて君にはできないの?」
「何でお兄さんはあんなに出来るのに君はできないの?」
もううんざりだ。学年が上がると絶対言われる。
先生だってそうだ。
「あー、お前かぁ〜お兄さんが良かったのにな〜」
「お前かよ〜お兄さんなら楽だったのにな〜」
それでみんなが笑う。
もう分かってたことだ。僕が兄さんに勝てないのも、みんなも兄さんといる方が楽しいって事も。
分かってたはずだった。
それでも
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-31 23:38:50
9645文字
会話率:50%