齢70を超えた恒夫は、幼馴染の武が持つおくすり手帳が欲しくなる。それは書かれた用法容量を忘れずに飲むことができる不思議な手帳だった。
最終更新:2023-11-18 14:33:44
2724文字
会話率:56%
流行り風邪の奴、俺たちを一人ずつ消していく気か……!
二、三日で治るっても、きついもんはきついんです。
病は気から、なんて根性論をたたきつけてくるような奴はおくすり手帳で往復ビンタだ。
最終更新:2017-03-16 14:11:37
26762文字
会話率:57%
古い町並みの中に開店した薬局──『あかり薬局』。
店長は美人だけど偏屈な薬剤師、紫城(しじょう)あかり。あかりは秘薬の技法を受け継ぐ魔女でもあり、店内の奥に続く古びたラボで、魔女の秘薬をひそかに販売している。
そんな彼女の店を手伝って
いるのが、同じく薬剤師の神矢智史(かみやさとし)。でかい図体の割に気配り上手の智史は、あかりの唯一の理解者だ。
あかりと智史の二人で切り盛りするあかり薬局に、今日も様々な悩みを持つ客たちが訪れる。彼らに向かって、あかりが言う──
『秘薬の調剤と相談は、奥の部屋で受け付けます』。
あかりがアナタの望み、叶えます。アナタの望みは何ですか?
※物語はまだ続きますが、第一部として一旦、完結済にさせていただきます。第二部はあかりの過去に少し迫る内容になる予定です。連載再開の時は、どうぞよろしくお願いします。※
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-27 11:00:00
123164文字
会話率:37%