古くから魔粒子による魔法が栄えている大陸マルギアナ。
マルギアナ全土を巻き込んだ大戦からはや二十年。
大国同士はかつてのいがみ合いを忘れ、マルギアナに一時の平和が訪れようとしていた――――
しかしそれでも人々は安心して穏やかには暮らせ
ない事情がそこにはあった。
そこにはマルギアナに住む人々の命を脅かす存在である魔物、そして魔獣の存在があったからだ。
しかしそんな魔物や魔獣と戦うために魔法剣士は存在する。
これはそんな世界で活躍したとある少年と少女の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-07-14 09:59:00
243127文字
会話率:29%
僕は卓球部を辞めることにした。理由は簡単、何だかバカバカしくなったからだ。そんな折、卓球部の部長である宮城さんが、部を去る前に二人きりでピンポンをしようと言ってきた。世話になった宮城さんの顔を潰してはならない・・・そう思った僕は、彼の誘いを
受け、最後のピンポンをすることになった。しかし、部を辞める理由や次に入る部活動のことを話すうちに、徐々に宮城さんの様子がおかしくなっていき・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-06-21 20:16:30
13277文字
会話率:34%
僕は「アトピー性皮膚炎」という皮膚病を患っている高校3年生だ。
年齢は17、身長164、体重54キロ 高3にしては少し小柄なのかもしれない。
僕がアトピー性皮膚炎(以下 アトピー)に発症したのは小学5年生の初夏のころだった。
皮膚の赤みが
一向に引かなかったため、生まれて初めて皮膚科の病院に行ったところアトピーだと告げらて初めて自分の皮膚の異変を理解した。
しかし、当時はこのアトピーに関して全く関心がなかった、その理由は、症状が出ていたのが肘や膝の裏など目の届きにくい所だったからだ。
処方された薬を飲んで、塗り薬を塗っていれば「すぐ治る」と思い込んでいた。
その結果、中学に上がる頃にはアトピーなど微塵も見えなくなっていた。
中学になって初めて色んなことを経験した。
友達と夜まで遊んだり、お泊まり会などしたり、テニス部で夢中になってテニスをしたり。
初めて彼女だってできた。
それから学生生活が楽しくてしょうがなかった・・・
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-06-21 02:30:26
976文字
会話率:0%
少年クルトは老魔女エリザベートと共に、町から離れた森の近くで暮らしていた。クルトは8年前に記憶喪失となって倒れているところをエリザベートに保護された。
『魔女に育てられた子供』という理由で、クルトは町の人々から嫌われていたが、エリザベートだ
けはクルトの味方であってくれた。だからクルトは、特に生活に不満はなく暮らしていた。
だが最近、エリザベートが体調を崩してしまった。エリザベートを心配したクルトは、『祈りの森に眠る宝石』を手に入れることを考える。
『祈りの森に眠る宝石を手に入れたものは、どんな願いでも叶えることができる』という伝説があったからだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-05-29 14:40:43
226885文字
会話率:52%
普通の少年、坂倉和麻は高校生になる。
だが、彼は新しい生活に全く期待していなかった。
それは入学先が不良高校だったからだ。
一般男子による不良生活只今スタート!
短くても構わないので感想をお願いします!
・変更
5/5:2話を修正しました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-05-03 02:32:55
19191文字
会話率:33%
この世界は二つだけだった。北か南か。北大陸は小さな魔法しか使えず、集団で生活するため、豊かな自然、国力を持っていた。南大陸は大きな魔法を使うことができ、個々に生活を送っていたが、魔法の使用が禁止されている。一人の魔法使用で莫大な被害が出うる
からだ。両大陸の王は仲が良く、相互不介入の条約を結んだ。仲が良かった以前に、北大陸は南大陸には勝てないと思っていたし、南大陸も豊かな国力を持つ北大陸とやりあってまで土地を得る意味があまりなかったからだ。長らく平和は続いた。しかし、南大陸の王族に圧倒的な魔力を持つ子どもが生まれる。そして、その力を持ってして、北大陸併合を企てた。同じ頃、北大陸の王族にも双子が生まれた。その魔力はとても微々たるものだった。そして12年後。南の攻撃により大陸間戦争が始まる。当初圧倒的と思われた南大陸だが、北大陸はそれに対し、圧倒的人数で肉弾戦を仕掛けた。一進一退の攻防が続くこと4年。物語は始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-04-05 17:49:54
2894文字
会話率:30%
ノイゼス大陸の最も小さく弱い国、ラヴィーナ。そのラヴィーナの第二王女カレナは、大陸一の軍事大国ブルグミュラーに輿入れが決まる。政略結婚であるこの婚姻に、カレナは不安を隠しきれなかった。なぜなら、相手は存在自体を疑われているほど表舞台に姿を現
すことない謎に包まれた王子だったからだ。カレナは無事に婚姻の儀当日を迎えることが出来るのか。婚姻相手であるフランツを愛するようになるのだろうか。――――王族同士の政略結婚を主題にする恋愛ファンタジーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-02-18 00:30:59
201956文字
会話率:35%
小学校の裏山で、恒例となっているかくれんぼ。気の弱い清志は、いつもジャンケンに負けて鬼になることが多かった。しかし臆病なため、暗いところや高いところを探すことができず、いつも友達にバカにされていた。
ある日のかくれんぼでじゃんけんに勝った清
志は、誰も怖がって入ったことがない洞窟の入り口までやって来た。そこで、女の子に声をかけられてびっくりする。その洞窟は幽霊が出るとうわさになっているところだったからだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-12-27 15:28:44
8951文字
会話率:46%
私は他の子供と違っていた。どうしても周囲に溶け込めなくて一人になりがち。それは私が所謂記憶持っての転生してしまったからだ。
その私が区切りをつけるために訪れた場所に現れたのは、私を殺した人だった。
最終更新:2010-12-06 09:38:39
15041文字
会話率:34%
運動音痴で有名な鹿島俊夫は、毎年開催される運動会が嫌いで仕方なかった。だが、鹿島に危機感はない。なぜなら、彼よりも運動音痴である、藤堂博という生徒がいたからだ。
ある日、鹿島と藤堂は出場種目を決定する際にひょんなことから「クラス対抗リレ
ー」のメンバーとして選ばれてしまう。クラス全員から罵倒されるが、それに変更はきかず、二人は窮地に立たされる。
落胆する鹿島だったが、「あいつらを見返してやろうよ」という藤堂の励ましによって息を吹き返す。
そして鹿島俊夫と藤堂博の二人は、運動会に向けて特訓を始める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-11-18 20:00:00
50792文字
会話率:37%
城の地下、網の目のように張り巡らされた迷宮の先に広がる大広間、そこに一振りの杖があった。王子を連れ、混乱から逃れた姫が手にした瞬間、待ちわびたとばかりに呪いが発動する。しかし彼女は慌てない。それこそが明るい未来へ到る唯一の道であることを、す
でに知っていたからだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-10-21 15:33:29
7792文字
会話率:64%
12月4日土曜日。数Ⅰの教科書に挟まれたラブレターを見つけた仲原雅之は狂喜乱舞した。しかし、すぐに消沈する。「3日の金曜日、体育館裏で」と書かれていたからだ。署名がなく、誰が告白しようとしたのか見当つかない。雅之が諦めようとしたとき、許斐幸
一は「誰がラブレターを忍ばせたのか」推理する。ミステリのハッタリ部分をクローズアップした短編小説。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-10-12 02:55:10
6171文字
会話率:73%
僕がミシンを手に入れたのは、なんてことはない、自分だけの服が欲しかったからだ。もちろん、最初から満足できるものができるとは思っていないし、そもそも、すぐに飽きると思っていた。でも、「もしかしたら」と思ってペダルを踏み続けたら、たくさんの服が
できあがっていた。捨てるのは忍びないけど、このままでは部屋が埋まってしまう。そう思ってフリーマーケットに出展することにした。そこで、サイケデリックでパンキッシュな彼女と出会った。僕が服を売って、彼女が服を買う。ちょっとした会話があったけど、あくまでそれだけの関係。でも、偶然というのはあるらしい。また彼女と出会ってしまった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-10-06 02:59:01
10743文字
会話率:41%
神宮寺九尾、16歳の高校生。僕は事故に遭って以来、不思議な能力に目覚める。
僕の日常は平穏とは言えない日々を過ごしている。だって、幽霊に毎日憑りつかれているんだからね……
それでも懸命に生きていたんだけど、なんであんなことになったんだろう?
それは、古い家屋を見つけたからだ。それを見つけてから、僕の運命は大きく変わってしまったんだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-10-10 17:00:00
10861文字
会話率:34%
異世界に召喚された俺は軽く絶望した。理由は簡単、目の前にいたのがイケメンだったからだ。これはごく平凡な俺が、元の世界へ帰る(予定の)物語・・・のはずだ。 ※不定期更新です※
最終更新:2010-09-21 02:33:18
14994文字
会話率:28%
私は或る時辞書に就いて、辞書を引きたくなった。辞書は辞書を如何認知しているか知りたかったからだ。辞書は其れに就いて詳らかに語る。併し、私は辞書が本当に其れを知っているか知りたくて、其れを構成している語に就いて問い出した。辞書は私の発問を聞
くと語り出した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-08-02 05:34:09
2488文字
会話率:13%
葉月彰二――
彼は余りに平凡で余りに無個性だが、周りには信頼できる親友がいる幸福に包まれた青年だった。
都心部の一つである冴川区での出来事だ。彼は親友の中でも特に仲が良い3人と共に九頭公園で待ち合わせをする約束があった。何故なら彼は、
親友達と共に親友の一人である羽嶋孝治の父親と葉月の二人の妹の見舞いに行かなければ行けなかったからだ。
だが、彼らはいつ嘆く準備をすればよかったのだろうか。彼らは防ぎ様も無き者の姿を見てしまい、気を失ってしまったのだ。そして、目を開けると、彼らの目には狂気に満たされた冴川区の姿が見えてしまった。彼らはそれを悪夢と信じながらも次々と現れる狂気の象徴である悪魔を打ち倒していく。そう、悪魔を用い――
しかし、恐怖を打ち倒してもそれは必ず戻ってくるのだ。彼らを強く浸食しながら――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-05-05 21:11:52
96947文字
会話率:51%
男はわくわくしながら山道を進んでいた。とあるブログで無名の料理屋を見つけたからだ。
店に入ると男は料理を完食し、おいしかったよと言って店を出た。
店を出ると男はあわてて目の前の道を下って行った。
どこかの村に行きつくと駐在所に駆け込んだ。
男はもう日の目を見ることはなくなった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-05-03 05:35:16
1731文字
会話率:12%
ユイの通う小学校では呪いの噂が流れ、知らない生徒がいないほど有名な話だった。
――”呪い”を受けたものは虐められる。呪われた者の近くにいるだけで呪いは移る。呪いを移されたくなければ、呪われた者の目を見つめ、腕を十字に組み「十字バリヤー」と
叫ばなければならない――。
進級して間もなく、ユイの親友であるリョーコが呪われる。
次々に十字バリヤーを張るクラスメイトたちを尻目に、ユイは親友だからとバリヤーを張ることはなかった。
バリヤーを率先して張ったものから、虐めを開始したため、その仲間になりたくなかったからだ。
しかし、虐めの矛先がユイに向かったとき、友情と自己保身のあいだで葛藤することになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-04-06 21:35:45
2467文字
会話率:17%
今からさかのぼる事1000年以上前の話……。
時は平安時代。
安倍益材は1人の子宝を授かった。
しかし益材は生まれた赤ん坊を見て、絶望する。
何故ならその赤ん坊は女の子だったからだ。
益材は前世からの因縁なのか、子宝に恵まれなかっ
た。
だが、世継ぎがいなければ安倍家の家系は廃れてしまう。
だからこそ、彼は世継ぎにできる男の子が生まれる事を強く望んでいたのだ。
益材は考えあぐねた末、ある決意をする。
この赤ん坊を男として、自分の世継ぎとして育てる事を。
この赤ん坊こそが、後の陰陽師・安倍晴明である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-03-07 08:18:58
337文字
会話率:0%
大好きな恋人に別れを告げた小林春恵。
別にケンカをしたわけでも、嫌いになったわけでもない。むしろその逆。
このまま恋人・信一郎に惹かれてゆくごとに、自分が益々辛く苦しく、精神的に追い詰められてゆくのがわかるからだ。
春恵が苦渋の決断をした理
由はだたひとつ。
本来ならば、二人は出会っていないはずの関係だったからだ。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-01-25 11:11:52
38131文字
会話率:41%