慶介は母1人・子1人の家庭において母の愛情をたっぷり受けて育った小学校6年生である。母子家庭で決して楽な生活ではないが、慶介のためには投資を惜しまない母であった。
慶介の通う小学校は秋に2泊3日の修学旅行が行われる。楽しい行事ではある
が慶介には心配なことがひとつあった。それが夜の風呂である。初日の夜、制限時間ギリギリになってほとんどのクラスメイトが入り終えた頃、慶介は浴場へと向かった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-10-26 22:01:17
2319文字
会話率:0%
売春禁止法が改正されて各都市に色町が復活した近未来の日本。珠吹詩奈乃(たまぶきしなの)と安曇朔(あずみさく)は幼なじみである。7歳のみぎりに出会い23歳になる今日まで、異性同士ながら艶めいたものなど影も形もない、心の友と書いてマブダチとよぶ
ような関係ではあるものの、おおむねその交友関係は良好であり、ずっとこれからもその関係が続いていくと誰もが疑わなかった。そんなある日、詩奈乃は朔の所にやってくるなりこう言った。「朔、私と結婚しましょう」
――王道からはちょっぴりずれた奇妙な2人のラブコメです。設定上、BL要素が多少混じります。超不定期更新。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-10-17 20:13:41
5359文字
会話率:40%
激しい豪雨が天を覆い尽くす夜。
高校二年生である天津傘光煕(あまつかさこうき)は、謎の男によって、とあるゲームへと誘われてしまう。目が覚めると、そこは真っ暗な一室。途端、奇怪な悲鳴が聞こえ、怯えて外に出てみれば、そこには《音楽室》という
文字が……。
――ここは、学校だ。
そう気付き、すぐさま校舎から出ようとするものの、玄関には、奇怪な声の正体が。その姿を見るや否や、階段を駆け上がり、理科準備室へと逃げ込む。
脱力し、全てがどうでもよくなり、自棄になるも、生き残りたいという本能のまま、武器を探し求め、再び奇怪の正体へ立ち向かう。
見事脱出を果たした光煕ではあるが、そこにはなんと、また奇怪の正体が。
完全な敗北を覚えた主人公は、その場に倒れる。
しかし、気を失う寸前、彼の前に謎の二人組が現れる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-09-10 05:41:22
8042文字
会話率:29%
猪狩康平たちの住む街ではある連続殺人事件が起きていた。首なし死体でもない。密室殺人でもない。孤島でも吹雪の山荘でもない。不審な点はない。しかし、現場には奇妙なある物が残されていた。
最終更新:2010-09-04 12:31:00
37497文字
会話率:44%
『そして僕らは旅にでた』の五年前が舞台。主人公『正午』と『かおり』も健在。2032年。高校3年生、飛騨正午は迷っていた。自分のやるべきことを見つけられないまま過ごしてきた高校生活。しかし、そこで幼なじみの『さくら』と再会する。『正午』『さく
ら』の関係を『かおり』は見守る立場ではあるが……。『だから僕らは旅にでた』の原作リンクの不器用な主人公たちの恋愛を描いたストーリー小説『忘れ咲き』。原稿用紙500ページの長編です。良き所でカットして連載致します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-07-24 15:55:59
49080文字
会話率:46%
幼い頃に殺された両親の仇を討つ為、孤独な旅を続ける蒼い瞳の剣士レグザ。 凄腕の剣士ではあるが、新たに訪れた国で仲間と出会い、強敵と出会い、己の未熟さに気付く。 仲間に支えられ成長しつつも、次第に明かされる過酷な運命に彼は翻弄されてゆく… (
※現在、修正作業は第8話で中断してます)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-07-16 18:14:08
216762文字
会話率:36%
【此処】がどこかもよく分かっていないけれど、僕はそれなりに今の生活を気に入っていた。僕はいったい何をしたいのか、何をすればいいのか、そんな事さえも分からないままに、何となく毎日を過ごしていた。でもそんな幸せな部類に入るであろう僕達の生活は、
ある"物"或いは"人"によって一気に狂い初めてしまった。僕に何が出来るのだろうか、僕には何か出来るのだろうか。それともやはり何も出来ないのだろうか。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
この作品は、タイトルにも書いてあるように、「世界の狂う重さ」というすでに完結している私の小説に文章を足したり、書き直したり、或いは削除したりしながら、改悪したものです。
改悪前のものは消そうかどうか現在も悩んでいるのですが、というか黒歴史として葬り去りたい所ではあるのですが、とりあえずこちらが完成するまでは、保留として残しておこうと思います。
この小説は基本的に茉莉《まつり》君の一人称で進んでいきます。
この小説に限らず私の作品は、「京極夏彦」及び「西尾維新」両先生に色濃く影響を受けています。
では、拙い文章ではありますが、読んで頂ければ嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-07-08 01:38:27
48153文字
会話率:58%
真壁冬音は少し貧乏ではあるが普通の高校生だった。
しかし、ひょんな事から猟奇殺人事件に巻き込まれてしまう。
そして、事件に巻き込まれて行く冬音は、ある一人の少女と出会う。
最終更新:2010-04-09 00:14:01
3097文字
会話率:31%
架空の話ではあるけど
リアルさを求めて
書いてみました。
何気ないblogから始まった
ふたりのストーリー……
ふたりの愛にきっと
共感するはずです!!
最終更新:2010-03-19 01:46:37
5396文字
会話率:0%
自分が生まれる数ヶ月前に終わった戦争に色々とあって興味を持った僕は、その戦争について調べだした。そうしていくうちに自然と、自分の進路もそういうモノになっていった。こうして僕は進学した先の大学で生涯忘れられない出来事に遭遇する。話でしか知らな
い戦争を自分の五感を使って経験することになるのである。
初投稿で稚拙な文ではあると思いますが叱咤激励のお言葉でもいただければなと思っています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-02-08 01:28:37
2372文字
会話率:18%
主人公「長谷川 翼」は現代の学校に住む中学生
いたって普通の顔いたって普通の成績
しかし、彼には夢があった
それは「異次元:パラレルワールド」に行ってみたいという夢だ
しかし現実的に考えてそれは絶対にありえないこと
常識人である翼にとっ
てそれは夢ではあるが
成し遂げることのできない事
そんなある日、彼に大きな事件がおきる折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-02-08 00:49:42
5215文字
会話率:55%
この山には人食い鬼がいるという。
なので、すぐにでも山を下りたいのだが、いかんせん道が分からない。
もう日が暮れそうになった頃、一軒の小屋を見つけた。
明らかに怪しいのではあるが、闇もようよう深まりだし、外にいるよりかは幾分かましかと戸を叩
いた。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2010-01-06 22:57:18
2686文字
会話率:40%
「その本、僕も好きなのですよ」
私が司書さんに本を渡していると、後ろから声をかけられた。
その男は眼鏡を直し、二コリと微笑んだ。
顔馴染みではある。
キーワード:
最終更新:2009-11-11 07:38:26
845文字
会話率:32%
現代日本、とある芸術大学。
蜘蛛の巣と呼ばれる舞台芸術科の学び舎で天野教授に師事する春菜。
自己中心的ではあるが才能溢れる天野のお気に入りとして春菜はいいように扱われている。
近未来日本。とある科学技術大学。
周囲をジャガイモ呼ばわりして
見下している新入生のはる子。
彼女は新歓コンパの場でジャックという男にハッキングされ、彼の主催する科楽部に入部するよう強制される。
負けん気の強いはる子は逃げずに入部するが、彼女を待っていたのは大きな子供・ジャック部長の天才的スキルを駆使したワガママのお手伝いだった。
現代「蜘蛛の巣」と近未来「ヤングポテト・セカンドフライ」という二つのストーリが交互に繰り返されてゆき、そして春菜はある決断をする。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-12-31 17:45:55
33740文字
会話率:53%
ある夏の暑い日に、僕は彼女に会った。石膏の彫刻のような、美しい少女だった。まるで古い映画のワンシーンのように所々不鮮明ではあるけれど、その時の映像は今でも心の中で再生することができる――。
僕の初恋のひとについての、小さな独白。
最終更新:2009-12-26 21:11:12
2695文字
会話率:16%
ヒデロウは東京で活動するミュージシャン。一見『成功』と思われる彼の経歴ではあるが、その裏側には音楽に対する隠し通せない想いがあった。
そして、ある人物との出会いにより、その想いが解き放たれていく。
最終更新:2009-10-05 09:21:05
6871文字
会話率:17%
第一話では、かつては傭兵として戦場に行っていた少年がとある街で一人の少女と出会う。次第に少年は少女に引き込まれていき彼女の執事に…そして突然の別れ…詩ではあるものの散文で長い、そしてその中に儚さと切なさ、主人公の想いを詰めた作品になっていま
す。第二話以降では、彼の旅を描いていきたいと思います折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-06-24 23:28:20
2845文字
会話率:41%
高校一年、初夏。立村上総の物語青大附属高校英語科に進学し、委員会活動にも一切かかわらず、「野に降りた」平穏な日々を送る上総。自分らしい生活ではあるけれども、少しずつ中学時代とは違った別の感情が芽生え始めているのに戸惑ってもいる。まだ、その感
情に名前をつけることはできないけれど。中学の修学旅行で起きた、下級生女子たちのトラブル。濡れ衣を着せられようとする杉本梨南。ひとつの出来事をきっかけに、上総はふたたび、心の妹ともいえる杉本梨南を守るべく行動を開始する。委員会にも、ましてや生徒会にも関わることなく過ごしたいと願う上総もやがて、いやおうなしに次の階段を昇ることになる。「青立狩・高校一年一学期」関崎乙彦視点の同内容を一部扱っています。自サイトに同内容をアップし、「バブー」さんにDLできるよう預けてあります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-04-10 06:34:54
380839文字
会話率:38%
吹奏楽部に所属しているヒロとタツヤ。二人は親友ではあるが、周りには秘密の、「友達以上」の関係を持っていた。「男同士じゃ愛し合ったらいかんのか?」・・・二人の少年の、淡く静かな恋のおはなし。
最終更新:2009-03-25 17:05:20
11864文字
会話率:35%
東京の渋谷。この町ではある狂った事件が多発している。〜バラバラ殺人事件〜主人公修二はバラバラ殺人事件に巻き込まれてしまう。そして、周りの女の子達も事件に関係があるらしい。果たして修二は、事件の恐怖から逃れれられるか・・・・
最終更新:2009-02-12 22:48:31
5287文字
会話率:57%
暗く埃っぽい酒場の片隅に、ボロ布を纏った少女が座っている。髪もぼっさぼっさで山姥のような風体だが、小奇麗すれば光るだろう容姿ではある。
最終更新:2009-01-27 06:49:47
6599文字
会話率:50%