誰しもが、帰る道を持っている。そして、それを見失ってしまったものも――。
学生時代、初めて書いたショートストーリーを、今の自分なりに加筆しました。黄昏に交わるいくつかの世界。少々ファンタジー風味です。
最終更新:2010-05-30 01:36:10
19021文字
会話率:34%
暁の国。白昼、宵闇、黄昏に並ぶ四大帝国の一つ。
記憶喪失の青年、ノアはその帝都アルセルグの孤児院で一年前から働いていた。
ある日、彼がいつものように孤児院の手伝いをしていると、一人の帝国兵が孤児院へとやって来た。
「孤児院の子供が城
へもぐり込み、盗みを働いた。処罰の必要がある」と兵士は言った。そしてノアは、子供たちの代わりに禁固二十年の罪を背負うことになってしまう。
城の地下に投獄されたノアは、ある少女の声に導かれるように牢屋の隠し通路を見つける。隠し通路の奥には上へと続く長い長い階段。そして階段を上ったノアは、一人の物言わぬ少女と出会った。
この出会いを境に、止まっていた運命の歯車が回りだす。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-05-23 22:46:17
1360文字
会話率:37%
唐沢村は八田の田舎。
中止になりかけた旅行に無理やりに誘ったのは加藤。
八田の兄が美形だったことは神谷さんには僥倖だったろう。
そして、僕はカラスが嫌いになった。
最終更新:2010-04-29 22:14:24
33459文字
会話率:30%
黄昏時に中学校の校庭にある遅咲きの桜の下で出会った少女と少年の話。ライトファンタジーです。
最終更新:2010-03-20 14:57:16
3486文字
会話率:29%
黄昏時と、川と
そして赤い華が嫌いだというのです。
彼岸花をモチーフにした時代物ホラー、『彼岸の華』の続編。
最終更新:2010-03-18 23:11:13
2582文字
会話率:13%
滴り、たゆたいて、意味も無く。
慟哭の青。
最終更新:2010-03-05 05:47:58
599文字
会話率:0%
穏やかに揺れる船の上で、二人の男が航海を終えようとしていた。陸に上がる前に聞いておきたかった事、緩やかな波音の聞こえるその場所で、それは静かに始まった。
最終更新:2010-02-21 04:45:48
3684文字
会話率:62%
茜色に染まる小さな公園。そこでツバサとタスクはジャングルジムの上に、互いに背を向けて座っていた。片方は遥か彼方の夕陽を見つめ、片方は目の前の自身とジャングルジムと、もう片方の影を見つめて。互いに今日、失恋してしまった彼らはなにを思う?※※※
※『練習シリーズ』第二作目。内容は前作と一切関係ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-01-04 01:50:29
4827文字
会話率:75%
ある男の狂気に満ちた視点です。完結しました。ありがとうございます。
最終更新:2009-12-17 15:53:11
2624文字
会話率:1%
ふわふわと浮かぶような感覚から穴に落ちるような感覚へ・・・目が覚めたとき私は記憶を失っていた。周りの美形兼変人に振りまわされるアリスと周りの美形兼変人のお話。アリスのハートを射止めるのは一体誰?逆ハーレムもの。
最終更新:2009-12-10 22:58:14
109488文字
会話率:22%
「神」は「人」を「神」の「像(かたち)」に創られた。
然し、「人」は、自らの意思により「神」から離れる。
其れにより、「人」は自らに「罪」を呼び、「死」を招く。
苦しみが覆い、悲しみが満ちていく。
「人」は、再び、「神」を見出せるのであろう
か。
「神」は、見届ける為に、「李(もも)」として降り立つ。
「終わり」が来る前に気付き得るのか……。
「答え」はまだ見えていない……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-11-23 14:23:50
7350文字
会話率:37%
山之辺隆志(やまのべたかし)は暗い瞳を持つ悲しげな男。過去に何か事件に巻き込まれたことがあるようだが、誰も彼の過去を知らない。五十嵐美咲(いがらしみさき)はとても美しい女性。しかし、時々ふと悲しげな表情を見せる。その表情の真意とは――石垣剛
(いしがきたけし)はつい最近退職した元刑事。ある事件を退職後も追っているようであるが…全く共通点がないように見える三人が、徐々に繋がっていく。本当の幸せを求めた悲しい人々の物語が明らかになる。長編ミステリー黄昏の復讐折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-11-02 19:53:06
15343文字
会話率:27%
『オタク系推理少女☆為永春水』の外伝になります。本編と違って推理要素やコメディ要素は一切ありませんのであしからず。とある夏の日の黄昏の、御子柴兄妹の物語。
最終更新:2009-10-25 02:46:04
5652文字
会話率:34%
現在日本には特異な病気が蔓延していた。その病名は多重性妄想具現化病、しかし一般的には憑かれ人と呼ばれ迫害されていた。妖怪に憑かれた人として。
最終更新:2009-07-15 19:22:07
22289文字
会話率:49%
かつて肥沃な大地であったというアルテリア大陸。しかし、何故かここ20年ほどは天候不良が続き、人々の暮らしも年々厳しくなってきている。また、街道や街に魔物が跋扈するようになって久しい。その大陸の南端に位置するグルニア王国。第三王子であるカスト
ゥールは、北西の間の山に巣食う闇の魔王・デュラガの居城を調査するため、食いっぱぐれた傭兵や冒険者たちの面接を行い、パーティーメンバーを選定する。その結果、奇妙な仮面をかぶった魔術士、金のない学者くずれ、世間知らずの少年、同性から嫌われそうな女性など、ユニークな冒険者が王子の元に集う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-07-09 01:20:52
22905文字
会話率:49%
雑誌編集者である私は、編集部に定期的に届き続ける手紙に頭を抱えていた。それと平行してある日、今にも命の灯が消えそうな酷い傷を負った青年と出逢う。まさかその出逢いが私の運命を悉く変えてしまうとは……。失われた彼の記憶を辿っていく内に、国をも揺
るがす大事件が徐々に暴かれてゆく……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-05-06 03:17:13
25849文字
会話率:33%
――逢魔が時、世は妖へ頭《こうべ》を下げ、妖は跋扈《ばっこ》する。其は理を超越した部品《せいのう》一《ひとつ》、耳を劈《つんざ》く彷徨なり――。一、奈落の畏怖へ堕《おと》す眼光なり――。一、木を抉り、岩を削る鉄爪なり――。其は欲と理性の結晶
《しゅうごうたい》理性が欲を招来――。欲望が脳を蹂躙――。頭脳が機械《からだ》を操作――。艶やかに魅了するは、鮮やか煽動するは、華やかに欺瞞《ぎまん》するは、――妖魔《・・》と呼ばれる存在。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-04-27 01:51:36
14512文字
会話率:35%
とある街で怪物が出没するという都市伝説が流行る。その中で4人の人物が核心に迫っていき、真実を眼にする。黄昏で始まり黄昏で終わる25時間物語。
最終更新:2009-04-23 17:38:40
655文字
会話率:31%
山吹の花を潜り異界へと迷い込んだ少年竣介は、そこで行方不明だった初恋の少女と再会する。黄昏の国を旅するふたりを待つものは──
最終更新:2009-04-15 23:37:03
24735文字
会話率:32%
フェルダムト!エピソード00セカンド。北の大地で女神を狙い暗躍する影をベアとセラが迎え撃つ。黄昏に現れた謎の少年の正体は敵なのか、それとも味方か?「真夏の夜の夢」外伝第二弾、ただ今開幕。
最終更新:2009-04-14 07:11:55
69013文字
会話率:29%