村の子供を大量に誘拐することに成功した魔王は、お気に入りの安楽椅子に腰かけて勇者の来訪を待ち構えていた。勇者を出迎えるためにセリフも覚え、演出装置のメンテナンスも完璧だった。ただ、人質の子供たちがはやり病で衰弱していることが気がかりだ。三日
目、子供たちの病状が回復してきた。元気にご飯が食べられるようになった。せっかくの人質が死ななくて胸をなでおろす。一週間目、子供はストレスに弱いと聞くので、放し飼いにした。笑顔で庭を駆け回っている。二週間目、子供たちに絵本を読んでとせがまれる。面倒なので、文字の読み書きを教えることにした。一か月後、リアという少年は天才だった。読み書きをほとんどマスターした。今では考古学と魔法書を読み漁っている。なんか怖い。2か月目、子供たちに教養がついてきた。魔王先生と呼ばれるようになる。三か月目、魔王は叫んだ。「どうなっている! なぜ勇者がこない!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-28 00:14:56
10769文字
会話率:54%
体が弱くて、病弱だった彼女は外の世界を本(ラノベ&漫画)
でしか知らず、外で元気に遊びたかったがそのまま病状が回復することなく病死した。
だが、運よく女神様により異世界に転生する事となった主人公は
即座にOKサインを出すが、出来るだけ自分の
力だけで生きたいと主張し
それを聞いた女神に感動され、たった一つの力「今までしてきた努力を全て力に変える」能力だけを貰い転生した。
そして、風の村と評される村の村長の家に生まれた彼女は
「アンリ・ブロサール」という名で生まれたのだった。
前世と違い健康に育ってゆく彼女は、病弱だった頃に思いを馳せながら強くなってゆき
風の精霊と契約し、村に伝わる伝説の風の狩人となった。
もう二度と、ただ生きているだけの生活を強いられないようにもっと強くなる。
病弱だった頃とは違う、そんな思いを胸に狩人として成長した彼女が
15歳となって成人する時、彼女の英雄譚が始まりを告げる。
風の様に自由に、そして時に荒れる嵐の様に騒動に巻き込まれながらも
強烈な個性を持った仲間を増やしながら世界中を渡り歩く。
これは、病弱だった少女の数奇な運命を辿る転生英雄譚である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-07 12:03:33
226470文字
会話率:46%
精霊バカ、残念教授、これじゃない感満載の天才の異名をもつベールケ教授。いくつもの不名誉な呼ばれ方をするベールケ教授に、学府から召集状が届いた。とある病状についての意見が欲しいというものだ。果たして教授は病気と精霊をどのようにこじつけ解決する
のか。※1)最後の1行が書きたくて作ったお話をです。※2)残酷な描写ではなく、残念な描写があります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-05 18:38:44
6089文字
会話率:61%
隠れ中二病である 羽佐間 一平 はいつも、妄想で中二病の病状を抑えていた。しかし、お風呂で出会った謎の女の子を元にいろいろな事件に巻き込まれる。
最終更新:2016-03-22 18:51:07
7624文字
会話率:42%
どんな病状、怪我、生死に関わろうが、リタイア不可。1年間の限定されたサバイバル生活。報酬は、2500万円。
圧倒的な文明からの隔離、支給品無し、衣類さえも。。
参加者達は、身を寄せ合い協力しながら、日々を乗り越えて行く。全てが順調に進んで
いるかに思えた。
ある事件をきっかけに、少しづつ歯車が狂い出して行った。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-09-20 04:47:15
4992文字
会話率:53%
幼馴染みの少年少女、響と鮎里。
二人が住むのは、山あいの長閑な片田舎の町。
そんな何気ない日常に起きた、真夏の御伽噺です。
小さなちいさな夢の物語を、お楽しみください。
TINAMI(http://www.tinami.com/)にて、2
015/9/1より掲載中。
(http://www.tinami.com/view/799706)
個人HPサイト「かれいどすこーぷ」(http://www.h6.dion.ne.jp/~asami.m/)に今後掲載予定。
■以下、ネタバレあり!:
入院中の鮎里を連れ出して、丘向こうの展望台へと自転車を漕ぐ響。
道中、路上で彷徨う蝉の幼虫を助け、展望台へと辿りつく。
二人は束の間の夏を堪能するが、やがて再び病院への帰路へ。
その日、響は鮎里の抱えた「夢」の存在を知るのだった。
響自身の秘めた思いと、鮎里の思いと病状に、不安と苛立ちが募っていく。
翌朝、目を覚ました響の許に、菜乃香と名乗る和装美人が現れる。
当人曰く、蝉の化身で、夕刻まで響の許にいるという。
二人は町を散策するが、鮎里以外の女性との距離感に、響は戸惑う。
そして別れの時間が迫る頃、菜乃香は鮎里の見舞いを申し出る。
訪れた病室で、あっという間に打ち解けた鮎里と菜乃香。
響の知らない二人だけの密談の後、菜乃香は消えていった。
時は流れて、夏祭りの日、祭りの賑わいに、響と鮎里と姿もあった。
果たして、鮎里の夢は成就したのだろうか…。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-09-08 09:00:00
19575文字
会話率:35%
江戸は向両国の大身旗本、大場(おおば)家では、長子の久長(ひさなが)と次子の宗直(むねなお)のどちらに家督を継がせるかで御家騒動の寸前に至っていた。
しかし、渦中の久長が病に倒れ、家督は宗直が継ぐことになる。
その後、同じ向両国の医師、鈴置
紅卯(すずおき こうう)のところへ奇妙な侍がやってきた。
実は彼こそ大場家嫡男、大場宗右衛門久長(おおば そうえもん ひさなが)だったのだが、あらゆる医者から見放された彼の病状は、酒を呑まずして酔っているような奇妙なもので、紅卯はその治療法を懸命に模索する。
最中、紅卯の許には宗右衛門に辻斬りから救われた干鰯問屋(ほしかどいや)の上総屋彦六(かずさや ひころく)や、宗右衛門の弟子を名乗る色宮英四朗(しきみや えいしろう)等が来訪するが、事態は表面上の様相とは裏腹に、背後で渦巻く黒い影が明確な殺意をもってそれぞれに迫っていた。
拙作、「剣客少女」の遥か過去の物語。
ただし、これはあくまでも「あったかもしれない可能性」。
そのひとつにしかすぎません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-04-09 12:00:00
101289文字
会話率:27%
雪が過去の文明をダンジョンに変え、人々はその遺産を頼りに今日を凌ぐ未来。主人公のカストルは凶暴化する能力を抱えた妹、ラキを救うため、決闘で日銭を稼いでいた。しかし、妹を拘束していた家が街の名士である「ママ」のおせっかいで破壊され、妹の病状
が知られてしまう。そんな中、決闘で対戦したサイボーグの少女クレバスに、ラキを無事拘束することと引き換えに、ダンジョンの探索を持ちかけられる。
ダンジョンで遭遇したのは、イバラと名乗る少女。彼女は、極寒の世界で貴重な植物を作り出し、カストルの病を見抜く目を持っていた。だが、ママの座を奪おうとする政敵にイバラは掠め取られ、カストルも謹慎の憂き目を食らう。政敵がなぜイバラの存在を察知できたのか? その謎を追うクレバスが辿りついたのは、ビトウという男。しかし、彼は黒幕ではなく、イバラは真の黒幕・真保呂朱炎の手に落ち、さらにカストルたちが暮らす街に惨劇をもたらした。ダンジョンに囚われたラキとイバラの奪還を目指すカストルとクレバスのコンビにビトウも加わり、クレバスは無事イバラを救出する。一方、別行動でラキ奪還を目指していたカストルは、朱炎との交戦の果てに病死してしまう。だが、ラキとビトウの奮闘の末にカストルは蘇り、圧倒的な力で朱炎を倒す。
限界を超えたカストルは再び死の床につくが、朱炎は、中央施設のメインシステムに寄生した人格データとして生きていた。街の中央施設そのものが巨大ロボットに変形し、一行に襲い掛かる。その時、イバラはカストルの最期の力を利用し、その体を樹木の巨人に変え、中央施設を打ち倒す。その過程で再度蘇ったカストルは、クレバス、イバラ、ラキとともに街の外に旅立つ決意をするのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-04-05 22:08:54
144285文字
会話率:43%
大野まりは明るく友だち思いの高校2年生。だかガンになってしまい医者に余命3ヶ月という残酷な現実を突きつけられた。
初めは泣いてはがりの毎日だったが次第に泣いてばかりではいけないと思い、残りの人生を楽しむことにした。親友の楓、幼なじみのハルと
の最後の時間を過ごすがやはり病状はひどくなっていきー…。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2015-03-01 11:10:43
744文字
会話率:68%
彼女は学校の帰りに病院に行く。毎日ではないが、週に何度も入院している母のもとを訪れる。そのことは、彼女の生活の一部になっている。
母の病気は命にかかわるものではない。しかし、入院していても治療法が無いため、病状は改善せず、進行を遅らせる
ことしかできない。体調がいい時には一時帰宅の許可がおりるが、ほんの僅かな期間ですぐに病院に戻ってしまう。そんな生活を何年か送っている。
今年、彼女は大学生になった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-01-24 13:02:02
10492文字
会話率:58%
〔病院〕耳鼻科医師、萩原が診察した突発性難聴の少年、内海亮太。
彼を回復に向かわせるため、彼は入院生活を送ることになるが病状は日に日に悪化していく。原因は不明。
萩原はそこで、彼には何か別の要因があるのではないかと訝しむ。
〔純白〕少年が
目を覚ました場所は、全てが純白で塗られた無限の世界だった。ここはどこなのか。どうして自分はここにいるのか。少年は答えを探すため、彼は純白の世界を歩く。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-10-05 00:00:00
57109文字
会話率:31%
現代医学では 治せない病気になった少女
その少女の楽しみが窓から公園で楽しそうに
遊ぶ男の子を見る事だった
だが病状が悪化して 寝たきりになってしまう
そして時は流れ その男の子が公園の前を
通りかかった時 公園で無邪気に遊ぶ
女性を見かけ そして二人は恋に落ちるが折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-09-20 14:31:35
5889文字
会話率:68%
悠里は看護学校からの帰り道、真っ白な猫を拾う。シロと名付けられたその猫は看護師を目指す悠里に、体調不調の場所を色で示す特殊な能力を授ける。
悠里は、シロの飼い主を探す。タグに書かれた住所には、中野雪枝が住んでいた。肺がんを患っていた雪枝
には心残りがあった。それは、昔夫婦で経営していた会社で働いていた香織と、現金の紛失でもめて仲違いしたままであることだった。
悠里は、香織を探し始める。紆余曲折を経て、香織の住むマンションに辿り着くが、香織の反応は冷たく、雪枝と会うことを拒否する。
途方に暮れる悠里にシロがヒントをくれ、香織は雪枝に会うことに同意する。
悠里と香織が、雪枝の入院先に行くと、雪枝はホスピスに転院していた。雪枝と香織は、そこで和解する。そのとき香織は妊娠していた。雪枝は、治療に励むようになる。
悠里は、無事に進級し、最初に行った実習先では、患者の病状を悪化させ、担当看護師に厳重に注意される。悠里が落ち込んでいると香織から連絡があり、香織の母親が悠里に会いたいと言っていると言う。香織はつわりがひどく母親が上京してきていた。香織の母親は悠里を励まし、それをきっかけに悠里は再び元気を取り戻す。
雪枝の病状が悪化する。シロは延命の術で、雪枝の寿命を香織の出産まで引き延ばすことに成功するが、今度は術のダメージでシロが倒れる。悠里は、母かなえの言葉にヒントを得て、捨て身の行動に出る。シロは意識を取り戻す。
二カ月後、香織は無事男の子、健介を出産し、退院後すぐ雪枝に会いに行く。雪枝の容体は極限まで悪化していたが、健介を見てほほ笑む。その三日後、雪枝は亡くなる。雪枝の葬式にて、香織は、会社の現金を盗んだ犯人、佐伯と会う。香織は佐伯を許す。
その後、悠里は看護師の国家試験に受かり、就職先も決まる。悠里は、体調不良が色で分かる特殊能力をシロに返す。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-07-15 12:30:30
82652文字
会話率:47%
幸せな家庭に生まれたならそれはそれでいい。私はそれについては深く言及しない。だけど、こちら側の人間の存在を忘れないで欲しい。生まれたときからどうしようもなく全てが終わっていて、何もかもが欠落した人間がいることを。決して忘れないで、2秒くらい
。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-06-02 23:24:09
2593文字
会話率:14%
主人公の大和建(ヤマト タケル)はこの春、高校に入学したばかりの少年だ。タケルは下校中、稲妻で化け物を倒す少女――天照夷綱(アマテラス イヅナ)と遭遇した。想像を超えた彼女の戦闘シーンを目の当たりにし、精神的な病に冒された彼は学校を長期間休
むことになってしまった。幸いにも美人女医、森香奈(モリ カナ)先生のカウンセリングによって彼の病状は徐々に回復に向かう。親友やクラスの担任、タケルが密かに好意を寄せる橘姫乃(タチバナ ヒメノ)らの励ましもあって、学校に復帰する日も近づいていた。そんな折、タケルは例の稲妻少女イヅナと再会してしまう。なんと彼女は異星人であり、種族存続のため〝童貞〟の男子との〝交配〟を求めて地球にやって来たのだという。イヅナは〝童貞〟であるタケルの肉体を執拗に求める。それに対して彼は頑なに彼女の要求を拒み続けた……。時同じくして、イヅナとは異なる種族〝フリキッゾ〟の刺客たちが地球に飛来していた。やがて、タケルはこの2種族間の争いに巻き込まれてゆく――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-11-12 05:40:20
13167文字
会話率:23%
東日本大震災から数十年が経ったとしようか。こんな事態はあるはずはなかろうが、その現場に踏み込んだことのない倫理の先生が大学に居て研究室こそ暗い部屋、大学を病状悪化で退官した後、仮の筆者がその研究者の末路を見て、それを自分なりに回顧していくと
いう話だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-11-03 20:28:43
4450文字
会話率:3%
出産した途端、育児ノイローゼになった美弥。それは母親が漏らした不用意な一言が原因だった。
原因が母親であることを伏せたまま、美弥の姉の美加は、美弥を精神課に受診させ、美弥の娘の世話を手伝うが、美弥の病状が良くならないまま美加の生活まで破
綻し始める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-05-23 01:41:02
6747文字
会話率:35%
注意<中二病患者が書いた小説です。>
最終更新:2010-11-14 19:24:54
613文字
会話率:0%
病状が悪化していくラインハルトに一人の少年が逢いに来る。その子の正体は・・・?
最終更新:2010-03-22 14:56:56
2688文字
会話率:43%
22歳の女性聖羅(せいら)は幼い頃に父母がDVで離婚したのを機に、精神不安定になり、生きる気力を失い、リストカットをすることで世界とつながっている。そんな聖羅だがネット上で関わっている男性がいる。ハンドルネームはトモ。自称医学生。聖羅は、ホ
ームページにリストカットの画像を掲載したりして、その傷と痛みで生きていることを実感している。そんな聖羅は病状が悪化して精神化に入院する。そのとき、聖羅はトモが、太陽の光は身体を健康にする、月の光は心を健康にする、といったことばを信じ、トモがみているであろう月を探す。それは夜の光の中の月に限らない。昼間のあさぎ色の月でも探す、と誓う。トモへの信頼感が芽生え始めた瞬間だった。仮退院となり、聖羅はトモに会うことを決心する。リアルであったトモは普通の青年だった。
二人は車でドライブする。途中立ち寄った場所でトモは聖羅に薬を渡す。
その後、車は対向車と激突し、聖羅は意識だけの存在になる。凄惨な事故現場のブルーブラックの闇の上にはプラチナの光を宿した月の光が降り注いでいた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-11-29 00:38:40
38194文字
会話率:45%