「論理的に言って、それが愛である」
単独で一軍と等価とされ、練兵の手本とされる教主級・ドクトリナルである魔術師ロイに、山賊の少女パティが一目惚れする。
感情のままに山賊も何もかも投げ出してロイへと付いていく彼女にロイは万物は論理的であると説
く。
「愛もまた然り。情理とは論理にして、人を愛する感情はまた論理的である」
論理的、が口癖のロイに対してパティの情動のままの熱情は届くのか。ロイの言うロジカルな愛とはいったいどういう事なのか、愛する人のためにパティには何が出来るか。
ロジカルで堅物な魔術師ロイと、思い込んだら一本気の本能で生きてるパティの正反対な二人のでこぼこな恋愛模様、それとその周りの人々の人間関係、懊悩、時々世界の危機。
だいたいそんな感じのロジカル熱血クール王道ラブコメ恋愛シリアス血反吐を吐いてでも君を愛し続けるファンタジーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-11-20 07:54:18
5566文字
会話率:18%
魔王を倒すため、遣わされた勇者、僧侶、戦士、魔法使い。彼らは四天王を退け、とうとう魔王の居室にたどりついた。
決戦のときが来たのだ。
だが、魔王のある言葉を聞いた勇者は、苦渋の決断を迫られる――
※勇者の3つ目のお話です。
最終更新:2014-10-05 22:02:50
1972文字
会話率:63%
『完璧』を自負する『生徒会長』黒砂幸(くろすなゆき)は、生徒会長としての仕事のため、新田孝一郎(にったこういちろう)との関わりをはじめる。
自分とは違う考え方、人との接し方で、黒砂幸の心の中に入り込んでいく新田孝一郎。
黒砂幸の新田孝一郎
への興味は、やがて恋心に変わっていく。
そして黒砂幸は『生徒会長』であることと『黒砂幸』自身であることの間で悩みだす。
彼女の悩みと、恋の行方は。
この作品は拙作『発生するネームイーター』の番外編です。
『発生するネームイーター』をご覧いただかなくても問題なくお読みいただけます。
もしよろしければぜひ両方お楽しみください。
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おもな登場人物は3人です。というかほとんどこの3人しかでません。
■黒砂幸(くろすな ゆき)
『完璧』と言われ、抜群の容姿と学年トップの成績を誇る『生徒会長』。
大人びた言動で生徒会を引っ張っている。十六歳。
■新田孝一郎(にった こういちろう)
校内の人間関係ならお手の物の『ニュースステーション新田』。
交友関係がとても広く、人から好かれる性格。十六歳。
■古林典子(こばやし のりこ)
小学生に間違われそうなほどに見た目は幼い『生徒会書記』。
文芸部員でもある。どうやら恋バナは結構好きらしい。
口癖は「えっと」で、本作では語られないが、あだ名は『小動物』
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おもでないし名前以上に登場しない人物
・大輪田亮(おおわだ りょう) と 国分千華(こくぶん ちか)
「発生するネームイーター」に登場する。どちらも十六歳。
彼と彼女の活躍は拙作「発生するネームイーター」にてお楽しみください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-07-21 23:19:45
35414文字
会話率:38%
移ろいゆく世界の狭間で桐山千紘は懊悩する。「あの日」の記憶の断片が陽の光と共にフラッシュバックした。徴兵された先で起こった拉致。「あの人」と共に過ごす悪夢のような五年間。しかし時を重ねる毎に桐山の心は揺れ動く。変化の対象は、人間すらも例外で
はなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-04-29 17:54:09
13053文字
会話率:16%
前作、『くだらない』の続き。時系列はバラバラになるかもしれない。短篇集のようなノリ。
主人公の才能、懊悩、冗談。そんなもので綴られたくだらない青春を、誰か笑ってあげてください。
最終更新:2013-10-28 17:16:42
7987文字
会話率:45%
ある夏の日 向日葵を見る。
それは懊悩の記憶を思い出させる。
重複投稿
最終更新:2013-07-20 11:13:20
1162文字
会話率:0%
結婚式を三週間後に控えた週末。
お菓子作りと甘いものが大好きな美乃梨は、ひとりキッチンで懊悩していた。
最終更新:2013-05-25 23:44:25
1366文字
会話率:43%
聴きたい言葉はただ一つ。なのに一度も与えられない言葉に焦れて暴走する愛情。恋人の気持ちが知りたい男の懊悩。『言いたくて、言えなくて。』の攻め視点。
最終更新:2012-12-01 19:10:35
4506文字
会話率:29%
ある噂があった。それは都市伝説の類。誰も真に受けることもなく一笑に付すような与太話。『ノアの商会といわれる正体不明の電話。その電話を着信した者は救われる』。ある日、神白永遠は突然の死を宣告される。治療法はおろか病名すら定かではない。明らか
なのは、余命幾許もないという事実だけ。現実を享受できず、漫然と残る時間を生きようとする永遠。だが、そんな少女に容赦なく襲い来る懊悩と希望、そして絶望。そんな少女に『ノア』は救いを与えるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-07-09 00:06:18
26606文字
会話率:51%
一人の少年――統元史明(とうがん・ふみあき)は今日も懊悩する。
悩む時間があるということは、恵まれているということです。
最終更新:2012-03-18 10:31:36
415文字
会話率:0%
ラーベンの女騎士と呼ばれる少女カミール。主君である姫を修道院に送り届ける途中、暗黒の森にとらわれる。森の主は美貌の青年ヴァンパイア、セルヴァ伯爵。姫を助ける代わりに自分に仕えろと脅され、カミールは受諾する。身分差、種族の差に懊悩しながら次第
に恋に落ちていく2人の前に、敵が現れて――――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-09-23 15:33:56
105995文字
会話率:38%
反応懊悩。反応懊悩。反応懊悩。夢を見る為に僕は考える――
最終更新:2010-12-07 06:00:00
1799文字
会話率:67%
時は新世界暦2740年。人類は地球を捨て、『緑星』と呼ばれる地球によく似た星に住んでいた。
『緑星』の第3生活地区に住む少女、レイオール・フランチェは、夏休みまで残り僅かである日々をいつものように過ごしていた。そんなある日第1生活地区に
隕石が落ちたことにより、『非日常』の歯車が回転を始めた―――。
『綴り手』『読み手』『この世界』『カシエ』そして、破滅までの『九日間』。
クールに、時に人間臭く悩み懊悩するレイオールと、レイオールに謎を運んだ少年ラミアス。
二人の、若くそして剽悍に『人類滅亡』を阻止する過程の備忘録。
現状を知ることが可能性に繋がるならば、これもまた未来の可能性の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-11-23 12:06:53
46683文字
会話率:21%
由木ヒナは心に闇を抱えながら日々を送る。それは時に他の女子が感じる痛みや鬱陶しさ、苛立ちや懊悩などとは異質なものだ。この作品は、某企画用に書き下ろした物を分割したものです。
最終更新:2010-03-09 21:03:18
8984文字
会話率:16%
賤ヶ岳の合戦に敗れ、北ノ庄城にて最期を迎える覚悟を決めた柴田勝家。
武将として、そして織田家の臣として、この後自身が選ぶべき道に迷いは無かったが、しかしその胸中には、釈然と晴れぬままの疑問がひとつわだかまっていた。
妻となった女・お市
に対する疑問……
死を目前とした今、これを晴らすべきか胸に秘めたままとするべきか。
懊悩する勝家の最後の夜を描いた短編。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-02-27 23:31:33
23475文字
会話率:30%
轟轟と燃え盛る戦火に放り込まれた稚い魂達。自分たちの意思は無視され、命を奪うことを強いられる日々に一体意味はあるのか。一人の青年の懊悩と葛藤。
最終更新:2006-12-06 18:46:12
4546文字
会話率:11%
紅い月が支配する、荒廃した世界。そこに独り生きる少年。最早地獄と化した地上で、蠢くように生き続ける意味を探し懊悩する。何故、世界は荒んだのか。何故、文明は廃れたのか。何故、人類は狂ったのか。全てはあの紅に輝く嫦娥と、己の中にある。
最終更新:2006-01-19 01:01:04
3438文字
会話率:7%