"……こちらでは今、雨が降っています。
私の涙のように冷たい雨です。
氷雨が何もかもを流して、浄化してくれることを祈るばかりの夜です……"
そこまで書いて、私はしたためる手を止めた。
あの人はこんなメールを読んでどう思うだろう
か。
それすらもわからずに、私は益々暗澹たる気分になる……。
冬の氷雨が私のこの熱い想いを、心を冷まして流して欲しいと祈るばかりの私に、また長い長い時を超える深い静寂(しじま)の夜が来る……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-01 00:22:24
1445文字
会話率:0%
「席後ろだね」
虐待やいじめで心が死にかけていた僕に声をかけてくれたのは海未という女の子だった。
彼女は僕に色んなことを教えてくれた。
様々な景色を見せてくれた。僕を必要としてくれた。
もっと...もっと もっと
僕は彼女にと
ある気持ちが芽生えることを知る
「あぁ。僕は.....してるんだ」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-27 13:10:48
1098文字
会話率:10%
あの人は僕の嫌いなあれが好きだから
合わないと思う
あの人は僕の好きなこれが好きだから
きっとこれも好きなんじゃないかな
等々
連想するけど
最終更新:2022-02-12 14:22:20
206文字
会話率:0%
1935年天津。
当時中国は近隣諸国の植民地でした。私鈴明は日本軍に土地を奪われ兄妹を連れてこの地でやっつきました。
仕事が見つからずに困っていた私にあの人は手を差し伸べてくれました。
最終更新:2022-01-27 22:50:54
2967文字
会話率:31%
自分の気持ちに素直になれない少女のモノローグ。
拙作『僕の素敵な会長さん』の外伝的作品でもあります。
最終更新:2021-12-05 14:08:21
945文字
会話率:0%
【とある大陸の話①:月と星の大陸】
*カクヨム、アルファポリスでも掲載しています
*ヒロインがアンハッピーエンドです
*一回消し飛ばしてしまった分の、再掲載になります
痛めつけられた足がもつれて、前には進まない。
爪を剥が
された足に、力など入るはずもなく、その足取りは重い。
執行官は、苛立たしげに私の首に繋がれた縄を引いた。
だから前のめりに倒れても、後ろ手に拘束されているから、手で庇うこともできずに、処刑台の床板に顔を打ち付けるだけだ。
ドッと、群衆が笑い声を上げ、それが地鳴りのように響いていた。
広場を埋め尽くす、人。
ギラギラとした視線をこちらに向けて、惨たらしく殺される私を待ち望んでいる。
この中には、誰も、私の死を嘆く者はいない。
そして、高みの見物を決め込むかのような、貴族達。
わずかに視線を上に向けると、城のテラスから私を見下ろす王太子。
国王夫妻もいるけど、王太子の隣には、王太子妃となったあの人はいない。
今日は、二人の婚姻の日だったはず。
婚姻の禍を祓う為に、私の処刑が今日になったと聞かされた。
王太子と彼女の最も幸せな日が、私が死ぬ日であり、この大陸に破滅が決定づけられる日だ。
『ごめんなさい』
歓声をあげたはずの群衆の声が掻き消え、誰かの声が聞こえた気がした。
無機質で無感情な斧が無慈悲に振り下ろされ、私の首が落とされた時、大きく地面が揺れた。
偽聖女として〜→王女の嘘に巻き込まれた→
※お話し自体は独立しています
【序】プロローグ→【裏】モブざまぁが中心→【続】ヒロイン中心の本編の順に話が進みます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-03 16:52:18
109602文字
会話率:21%
あなたのことが好きな幼馴染の私を覚えてくれていますか?
小学生のころから思いを寄せている男子を高校まで追いかけて行った女子。
その男子とたまたま話すことになった。
あの人は私のことを覚えてくれているのだろうか?
カクヨムの企画も
のとして投稿したのですが、
びっくりするくらいアクセスがなかったので、
なろうにも投稿しました。
↓これに応募したのですが・・・
「赤いきつね」「緑のたぬき」幸せしみるショートストーリーコンテスト
https://kakuyomu.jp/works/16816700429047774103/episodes/16816700429047787419
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-03 15:03:58
1685文字
会話率:27%
普通の女子高生の雨宮渚は気になっている男の子、秋山冴に想いを告げようと試みる。しかし運命の悪戯か、彼の正体はまさかの渚が推しているバーチャルライバー、アキラの中の人だった!
最終更新:2021-11-26 02:20:25
11158文字
会話率:32%
ある日の出会いが僕にとって大事な人生の1ページとなったあの日の事。
最終更新:2021-10-30 10:16:14
1967文字
会話率:0%
私はハリガネムシ、でも憧れのあの人は…カマキリ。
身分違いの私たちが一緒になれることなんて無いと思ってた。
でも、チャンスは唐突にやって来る。
(たぶん)全世界初のハリガネムシシチュエーションボイス台本です。なんて画期的!
---
パ
ートナーであるバーチャル声優 龍燈ファイちゃんのリクエストで書きました。
https://twitter.com/ryuryu_fafa
プロによる朗読はこちらから↓
https://youtu.be/dQfpurvjRdc
商用・非商用問わずご自由にボイス台本としてご利用ください。改変や一部分だけの利用も可能です。
ご利用の際は作品ページを紹介していただければ嬉しい限りです。
(pixivにも投稿中)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-20 09:00:19
715文字
会話率:0%
あの人は絶対にあの人だ
キーワード:
最終更新:2021-09-18 23:00:00
204文字
会話率:50%
あの人は誰だろう
でもきっと大事な人
キーワード:
最終更新:2020-05-31 23:00:00
207文字
会話率:0%
学園の卒業式、僕は魔法機関の代表として卒業パーティに参加している。だが、この会場はどう見てもおかしい。プライドの高い貴族達が男爵令嬢の言葉に従い、平伏している。正常な人がいないか探してみると、1人だけ見つけることが出来た。けれどあの人は…
「あの…」
「話しかけないで」
これは闇魔法に挑む、僕と彼女の話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-13 19:30:19
6060文字
会話率:52%
「花火、見ようね! 絶対!」
昔から孤独でまともな友人もいなかった私の、はじめての友達になってくれた結華。
アメリカへの留学が決まり、出発前に2人で花火を見る。
そして約束した。絶対に来年も一緒に花火を見ると。
なのになんで。あの人
は帰ってこなかった。
「嘘」と「花火」と「いちごラテ」が織りなす、青春人間ドラマです。
ーー
この小説は、カクヨムの方でも掲載しております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-12 01:10:06
7706文字
会話率:26%
この作品は短編集です。現実と幻想の狭間の瀬戸際をぎりぎりまで攻めてみました。よって、短編集の一つの傾向として、一話一話に現実に起こり得そうで起こり得ない、いやでもやっぱり起こりそうなことが描写されています。そこで注意してほしいのは、
手を振ると振り返えしてくれる不思議な鏡の話ではなく、鏡の前で手を振る不思議な人についての話である、
ということです。上記のような鏡は存在しませんが、上記のような人は存在しますからね。皆さんも一度はやったことがあるのではないでしょうか? つまり、私の作品はどうしてあの人は一人で鏡に手を振っているのだろう、というところに焦点を絞った作品が多く存在しております、ということです。
そのことを了承した方のみお読みください。
MK杯第三位入賞致しました!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-31 14:56:55
25906文字
会話率:36%
勇者と呼ばれるあの人は、美しい瞳を持っていた。
共通点は、同じ知人が居ることだけ。
それなのに、どうしてこうも、貴方と同じ時間を過ごしているのだろう。
困惑するシャクアは、古びた神殿の涸れた泉に持っていた黄金の羅針盤を投げ棄て
て、スッキリした顔でのたまった。
「まっ、どうせ何度会っても忘れられてるでしょ。」
彼女だけが、勇者の真意を知らない事実に、一体いつ気付くのやら。
もそもそと葉野菜を咀嚼する岩亀は、プカプカと鼾を掻きながら、皆の気持ちを代弁してそう嘯いた。
(※時系列がたまに飛んでいますので注意※)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-30 00:00:00
27075文字
会話率:27%
あの人は私との婚約を破棄しようとしている。
最終更新:2021-08-26 02:53:33
7933文字
会話率:27%
夏の星空の下をあの人と歩く。
まるで私の言葉がわかるように、あの人は何度も頷いた。
「ありがとう」
最終更新:2021-08-21 21:03:08
3439文字
会話率:9%
僕はあの人が苦手だ。そしてあの人は僕が苦手らしい。
最終更新:2021-08-16 21:32:55
218文字
会話率:0%
──そんな日々を過ごしているのだ、あの人は。
この作品は自サイト・ノベプラにも掲載しています。
最終更新:2021-07-23 18:00:00
678文字
会話率:0%
夢の中で愛情を確かめ合ったあの人は現実の人だった!
まさかの画面の中の人との夢の物語は現実とリンクしながらかけがけのないものになっていく。
最終更新:2021-06-30 15:29:25
39948文字
会話率:17%