空想と妄想を繰り返す少年。藤原唯。そんな唯がある日真夜中にそれは痛い儀式を行った。その儀式は全くのデタラメだったのだが、そのデタラメが本物だったのである。その結果、唯は妖怪の娘と二人暮らしする羽目に。そうやって唯の日常は賑やかに崩壊していく
のであった。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2011-07-17 19:28:47
4838文字
会話率:38%
十六夜ノ巻から二年。
平安京では、陰陽師・法師の変死が頻発していた。
そんなある日、安倍晴明《あべのせいめい》に婚姻の話が舞い込んでくる。
相手は、つい最近左大臣に任命された藤原密《ふじわらのひそか》。彼は晴明との婚約を受け入れねば
賀茂家を潰すと、賀茂保憲《かものやすのり》を脅してきたのだった。
賀茂家を守らねばならぬ陰陽頭としての使命と晴明への恋情の間で、保憲は苦悩する。
愛する者の為。
自分の居場所の為。
保憲が下した決断は……。
SAKURAシリーズ、遂に完結! 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-07-17 00:39:58
193文字
会話率:0%
桶狭間の合戦に至るまでの経緯から始まり、物語は、桶狭間に突入する所へと進行していきます。
第一章で述べた、信長の人望作りと人脈作りがここに出てきます。
それは少年期の信長の腕っ節の強さで、つまりは町の同類の不良どもを片っ端から喧嘩でのして、
そいつらを子分にして、更に勢力拡大を目指して、方々に、自慢の拳を振るい人脈を経て、自らの背中を手本とさせて人望を得た。そうして作り上げた信長勢は少数ではあったが精鋭でもあった。
一方、今川勢は三万とも四万とも言われる多勢であった。当時はまだ松平元康と名乗っていた徳川家康が今川勢にはいた。しかし、その松平元康は始めの打撃以外には、これと言って大きな動きを見せなかった。それ以外に今川勢の強力な攻撃はなく、それは諸刃の剣で弱いものであった。
とはいえ、信長は最終的に戦いに挑むまで、恐怖を抱いていた。その恐怖を抱いている所を、味方である家臣に見抜かれない事も信長の中では戦いの一つであった。
家臣らはみな、「籠城だ」「開城だ」と戦う前から、怯えていた。なかでも佐久間信盛は熱心に戦に反対をしていた。が、信長だけは、余裕ぶって見せていた。
そして、ついに信長は決戦を覚悟し、桶狭間へと向かった。
元々少数の信長勢の、中でも若い者だけが信長について、戦場へと向かった。信長は、途中、「人間五十年…」と敦盛を念じた。
桶狭間に突入する寸前に、それまで晴れ渡っていた空が、急に曇天になり、たちまち大粒の雨が降った。これは、通常であれば休戦、という状況であるが、信長の場合、通常は通常ではない。常識をぶち破ってこそ信長である。大雨の中、信長は桶狭間に突入をした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-05-31 07:19:35
28487文字
会話率:22%
織田信長が出世の第一歩とする桶狭間の戦いが物語の舞台です。
既に桶狭間に到着している場面から物語は始まります。
織田信秀の息子にして、城下町の不良の頭で、傍若無人に振舞って見せていたのは、信長にとって、人脈作りと人望作りのためだったの
です。そうした下積みを経て、織田家を継いでからも尾張の精鋭部隊が忠実に信長の家臣となって働いた(戦った)。
対する敵は「東海一の弓取り」と謳われている今川義元である。戦国の世に名を轟かせ、あの武田信玄でさえも脅威を抱く程の男である今川義元である。信長は、この今川義元の世評を知っているだけに、その存在を恐れるだけではなく、財政面でも戦略・戦術面でも敬う気持ちを持っていた。しかし、いざ対峙してみれば、なんら大したことはない、それどころか陳腐にさえ思える愚かな武将に映った。
はじめ、この桶狭間の戦いは、下馬評で、今川勢の絶対有利となっていた。しかし、いや、むしろ、そうと知れば、若くて勇ましい信長は尚の事、その己を小馬鹿にでもするような、世の常識をぶち破りたくなり戦う。
そして、戦ってみれば意外と今川勢は腰ぬけ集団である。それもそのはず、今川勢の実情は頭数の確保だけの寄せ集めで膨らませた、仮武装集団なのであった。漁師や農民を徴兵として、それでも足りずに思えた今川は北条からも兵を借りた。借りてきて、取って付けた様な兵は、忠誠も忠義も、義理もへったくりもあったものではない。今川勢として、戦おういう意思よりも、窮地に至れば逃げを選択する。その逆に、勢いで登り詰めようとする信長軍は前へ前へと進む。その中には森蘭丸の父親、森可成もいる。この森可成りこそが信長の精神的師匠にあたる男である。森可成りが信長の少年期・青年期の悪教育をしたおかげで、今の信長像があるという物である。
そして、森可成以外にも、小平太や新助などが活躍し、今川勢に大手を掛けて、ついには義元の首を獲るのである。
「武士の情け」
で獲った首を丁重に扱うべきかとも信長は思いもしたが、実際の所、信長はそうはしなかった。獲られた義元の首を、戦を終えた、ずぶぬれの、桶狭間の野原で、唾をかけ、蹴り上げた。そうする事で、それまで、戦に恐怖を抱いていた自分と決別できるものと思ってそうしたのである。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-05-31 06:29:02
8213文字
会話率:30%
中堅規模の結婚相談会社『ハッピーパートナー』に勤める野呂駿平。彼は営業兼コーディネーターの担当業務。既に六ケ月を経過し、この仕事も慣れてきた、とその半面この仕事に飽きかけてもいる。男と女の縺れた間に入り、走り回る日々に腐っている。
そんな
事を薄々知ってか、知らぬかの山根課長。上司である山根は貰い煙草の常習犯。日頃からのダラダラと絡んでくる行動と発言にも駿平にとってやる気が失せる人物。だらしなく当てにならないようだが、胡散臭い。裏で何かと精通している。
何かに付け、駿平に突っ掛かってくるクソ生意気な事務員、奈津美。態度とは裏腹に駿平を気に掛けている。年配の女性カウンセラー遠藤。
それから、もう一人とんでもなく話しにならなくいけ好かない女、藤原。日々、会話や絡む相談すらも噛み合わない。だが、以外にも面倒見がよく、駿平より一枚上手の人物。
男と女の出会いビジネでは日々トラブル発生。五名の職員が繰り広げる結婚相談。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-05-18 00:13:15
106108文字
会話率:22%
とある高校の教室内で1つの携帯ゲームが流行り始めた。
その名前は「リンク」
始めのタイトル画面は一見変哲もないただのミステリーゲームだった。
だが主人公、藤原修綺(ふじわらしゅうき)は知らかった。
そのゲームが
“呪いのゲーム“だとはー…
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-05-06 19:19:46
962文字
会話率:30%
源 義家(みなもと の よしいえ)は、
平安時代後期の武将。
八幡太郎(はちまんたろう)
の通称でも知られる。
源頼朝、足利尊氏などの祖先に当たる。
新興武士勢力の象徴ともみなされた。
当時の学説では「武士」は
その在地領主を
ベースとしたものであり、
平将門や藤原秀郷などは「武士」ではなく、
その前段階の「兵」(つわもの)といわれていた。
(ウエブより)
小生歴史には相当暗く、
人様に歴史等々語れる能は有りませんが、
何故か時代物を認める事に興味を覚え居る内に
古の武士社会で、
騒乱に命を賭ける程の武士も、
必勝を祈願する折り、
「南無八幡云々」と祈る
その八幡たるものを知らず、
偶々、その資料を手にし、
この人物を少し紐解いて
文章にして見たいと思った次第です。
何しろ素人結え、
何の素養も無く恥じ入るべき雑文なれど、
その辺りはどうぞご容赦あれ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-02-05 15:17:07
5520文字
会話率:38%
エクソシストの藤原 翔太。協会の依頼により悪魔の討伐を命令され、目的地に向かうかうと、謎のフードが現れる
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最終更新:2011-02-05 11:50:46
2295文字
会話率:32%
神はこの世を創造せし者。
天使は神と人の仲介者。
悪魔は人を惑わせ喰らう者。
悪魔は人を脅かすものとして討伐するものがいる。その者達はエクソシスト”悪魔払い”と呼ばれる。
大学生の一人の男。藤原 翔太。彼もその一人。妹の真由は悪魔に憑かれや
すい体質で翔太は護るためにエクソシストになった。
これは妹を護りながら暮らしていくお話?。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-12-19 19:00:00
523文字
会話率:34%
今を遡る事1000年の昔、倭国が藤原氏の支配下に置かれていた頃、
京都の平安京に国の重役を務める大臣がいた。
その名は大根麻呂という。
この男、重役を務める割には怠け者。
しかし、彼が織り成す仕事の質はとても高く評価されている。
我々と
変わらない気持ちで、「嫌だ」「眠い」「疲れた」と嘆きながらも、
大根麻呂は国を動かす力を持っているのだろうか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-01-10 17:50:31
5421文字
会話率:27%
さてと、どの時代にも「天然」という最強の、「秀才」にも勝る種族が
存在する。貴族が謳歌したこの平安の世にも。
平安京に暮らす男の名は大根麻呂。天然な男である。
まあ、天然とはいえども、本人は「⑨」だと言うのだが。
最終更新:2009-10-30 22:47:47
202文字
会話率:0%
ごくごく平凡な会社員の鈴木、彼には秘密があった……。
最終更新:2010-12-12 01:18:08
1645文字
会話率:35%
ごくごく平凡な会社員の鈴木。
しかし、彼には秘密があった……。
最終更新:2010-12-01 00:37:53
1645文字
会話率:36%
仕事に疲れた男が乗り込んだエレベーター。
それは不思議なエレベーターだった……。
最終更新:2010-11-28 01:54:50
744文字
会話率:31%
先生?スーパーアイドルと生徒の秘密夫婦の物語私紺野結衣15歳旦那様葵ひろき26歳二人が玄関で出会ってから、始まる秘密の秘密の物語
最終更新:2010-12-04 22:02:53
231693文字
会話率:6%
大学生の高坂真介は、平安時代の陰陽師藤原鳳玄が一族に残した呪いのせいで平安時代までタイムスリップしてしまう。真介は鳳玄のもと、見習い陰陽師として働くことになりそうです。
最終更新:2010-10-26 04:11:39
464文字
会話率:20%
自他共に認めるダメ雑誌記者の礼柩舎章一郎は、文芸誌へ突然の異動を命じられた。文芸誌「白夜」の編集長に言い渡されたのは、鎌倉に住む人嫌いで有名な大物作家・藤原鉄線の担当に就くことだった。わけもわからず仕事をこなそうとする章一郎だったが、身の回
りで次々と不可解な事件が起きていく。 折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2010-10-17 01:35:43
10542文字
会話率:44%
言葉ってのは無限だ
終わりなんてない
キーワード:
最終更新:2010-09-24 01:10:38
297文字
会話率:34%
私の知らぬところで、不変であったものは可変となる。そして皆はそれが可変だと知っている。可変であるが為に、皆は変わっていく。その中で、ただ私だけが、置いていかれた。 ※この小説は藤原妹紅目線で進行します。
最終更新:2010-08-08 23:10:36
22781文字
会話率:24%
足の速いだけが取り柄の平凡(と思っている)高校生、藤原銀次。趣味はバイクで特技は早寝早食い早着替え。そんな彼は男口調の幼馴染、山岸竜華に恋をしていたが……
――世界はただ廻る、悲しみも喜びも、愛も憎しみも、日常も超常も、全部ごちゃ混ぜにし
て。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-08-08 16:36:54
70854文字
会話率:62%
昔、とても昔にあったお話…。
「明日はどんなはなしをしてあげようか」幼い頃に聞いた一人の男の“夢話”であって“作り話”である話。そんな彼の話を聞いた子供たち。そんな“夢話”に心を打たれて探し求める一人の元子供。本当かどうかも分らない、そん
な終わりのない、途方に暮れる旅。
彼の話を辿った旅が今始まろうとしていた…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-06-20 21:00:11
7234文字
会話率:38%
「頼む! ぼくの初恋の人を捜してくれ!」 ある日、友人からそう頼まれた桜井実は、相棒の藤原正則とともに『初恋の人』捜しをすることになる。 一方、実の双子の姉、都のバイト先では、毎朝頭のとれたぬいぐるみとともに、CDやU字ロックなどの奇妙な品
々が残されるという不可解な出来事がおこる。 それぞれの調査を進めるうちに、姉弟の胸に芽生える想いとは!? ※前作、『なんちゃって盗難事件』の続編となり、ネタバレを多分に含みますので、未読の方はご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-06-17 15:10:15
167850文字
会話率:43%
主人公:山田恒男(やまだつねお)18歳・おかま が、同じ学年の友人、藤原聖(ふじわらひじり)に恋をするお話。
最終更新:2010-05-26 16:12:42
1020文字
会話率:3%
無気力な主人公の日常。地味な面白さを追求した物語。
最終更新:2010-04-03 19:49:57
37880文字
会話率:45%
歴史に名高い大化の改新です。
最終更新:2010-03-26 11:38:30
177文字
会話率:40%