伝統ある名門女子校・百合ヶ丘女学院に転校してきた西条雨多は、中学三年生。
家が事業で成功し、突然にお嬢様の仲間入りを果たした彼女だが、急な境遇の変化に戸惑うばかりだった。
慣れない環境にストレスを溜める雨多は、ある日、不気味な黒い薔薇を
目にする。
前触れもなくつぼみを結び花開く、怪異の薔薇から逃げ出した先で、彼女は「百合ヶ丘の魔女」こと君原まり花と出会った。
雨多の相談に乗って、まり花は火を操る謎の少女・プロメテウスを呼び出す。
百合ヶ丘の魔女の異名を取るまり花、正体不明の火炎能力者の力を借りて、雨多は怪異の黒薔薇に挑むが……?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-05 21:00:00
188461文字
会話率:28%
世界に降り注ぐ流星。それは人類を進化させるプロメテウスの火か、それとも災厄を招くパンドラの箱か。
青くて丸い星に、いくつもの流星が落ちてくる。天に浮かぶ金色の星に数多の靨(えくぼ)を作り出した流星は、神々の拳のように容赦なく命を刈り取
っていくだろう。だが、星に生きる者たちはただ淘汰されるのを黙ってみてはいない。
彼らは神に抗う術を持つ。はるか神話の時代、楽園エデンにおいて知恵の実を食し神に近づいたように、与えられた火によって神以外の支配者を作りだしたように、天使エグリゴリから知恵を授かったように。人間は外宇宙に潜む神々(エイリアン)の意思に対し、反乱を起こした。
人間が使う武器は機械巨人。タロス、モックルカールヴィ、魔人などと呼ばれる機動兵器は、人間の内より現れし電力(エネルギー)を糧に動きだす。皮肉にも、神々が与えた力が、革命の力となる。
抗え、人の子よ。
時代は近未来、科学的っぽく見えるスーパーロボット小説を目指して執筆開始。予定上15万文字程度で完結する見込み。数々のロボット作品から影響を受けているので、様々な要素を交えつつ人間の戦いを描いていきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-04 13:32:41
116865文字
会話率:32%
今から50年前に起きた【新月の誕生】という現象により、人類は、【大罪の炎】という特殊な力を手に入れた。そしてこの炎を御し操れる人間を人々は、[持導者](プロメテウス)と呼んだ。これは、とある少年が数々の困難やライバル達に立ち向かい、成長して
いく姿を描く物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-13 11:33:20
13204文字
会話率:65%
約80年前に突如出現した怪物‐精霊‐その能力は単独で街を破壊し自然災害を引き起こすと未知数。霊体化により現代兵器が通用せず人類は敗北の一途を辿ろうとしていた。
しかし出現から10年,人類の中に精霊に対抗する力を持った者が現れた。‐霊番(エス
フィリター)‐欧米で生まれた少女には産まれ付き体内に精霊を宿し精霊に干渉する力を持っていた。
だが街を破壊され,多くの人々を亡き者とした精霊を宿した彼女を受け入れられる者などいなかった。その考えは後の世代も変わらず,彼女達は迫害される存在となってしまった。
時は流れ日本,精霊に関連した出来事は報道管制を布き,世界の熱は徐々に冷めていった。
どの国も霊番(エスフィリター)に対して否定的な中,裏で日本は霊番(エスフィリター)を優秀な戦闘兵に仕立て上げ精霊と戦わせる「プロメテウスの火計画」が進行されていた。
その計画は新国連ことアースガルズの設立と共に廃止された。この計画は成功したものがいないはずだった……
アースガルズ軍に所属している少年,星賀 菊竜は学生ながら戦闘面・戦術面・学力面に優れており一部からは破星者(ディザスター)という二つ名で呼ばれている。そんな天才な彼が同じく戦闘面・戦術面・学力面に優れている
ある日,任務で月代芽璃とバディーを組む事になる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-11 22:28:23
3043文字
会話率:59%
『【断絶のプロメテウス】はヴァーチャル・リアリティー・ゲーム。寝ながら出来るゲームなの(まだまた開発段階よ)』
勝手に夢の中に入り込んできた彼女はそう告げた。
どうやら彼女は、ゲームクリアしない限り、夢に居座り続けるようだ。
気がすすまない
けど、やってみるか。
敵のスキルをラーニングする瑠璃色水晶を武器に、突き進むのだ。
★
「桃原香織さん。計画の進捗は如何ですか?手助けは?」
「もう深瀬さん、心配しすぎ。私に任せて!全部うまく行くから」
「そうですか。かなり難しことを頼んでしまったので、どうしても心配ばかり浮かんでしまって」
「大丈夫、必ずプロメテウスの火は世界を照らすわ」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-29 05:27:16
56936文字
会話率:41%
『吸血鬼』。
それは天空から舞い戻った人類が、失われた『魔術』を取り戻した"後遺症"。魔術の化身たる彼らは、人から魔力を補給するために血を啜る。
これは、ある目的のために、そんな『吸血鬼』を討伐する、白い仮面と
真紅の髪の、一人の人物の物語。
*この作品は『暁~小説投稿サイト~』様でも投稿させていただいています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-11 14:08:33
6374文字
会話率:33%
運命の糸車を回す聖女にして女神のエリス(運命神)そしてアリス(自然神)、ナリス(戦争神)が織り成す世界。
相対する魔導師ソー.ルイ。
さらに魔術師スレン。
加えて女魔術師イージス。
闇を束ねる征服王ドモフ.ウルワッハ。
地の底から
召喚されし暗黒総帥オリハルコンを加え、乱れに乱れた混沌とした世は救世主の出現を願っていた。
聖と闇の両面を行き交う魔剣と指環。
その名は魔剣【ティルヴィング】
そして万物を見透す伝説の指環【サーガ.リング】
奇跡の力を秘めるようになった神の鋼(パラキオン)で造られし魔剣。
この魔剣に関わる様々な人々の思いが交錯し、新たなドラマを生む。
鉄をも切り裂き決して錆びることもないティルヴィング。
この剣を手に戦場へ赴けば、主(あるじ)は必ず勝利を手中に収めるが
一度抜き放たれたら誰かの血の杯を飲み干さない限りは鞘へ収まらないという代物。
持ち主の願いが何であれ三度この剣により叶えられるが……
その後、代償として持ち主の命は、魔剣へと吸いとられることとなる。
光と闇の両面を備えた諸刃剣、ティルヴィング。
この戦いの呪縛から解き放つ手段は、ただ一つ。
万物を見透す眼(プロメテウス)のサーガ.リングを救い主(メシア)へ届けること………
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-13 08:23:25
99223文字
会話率:41%
9年前に東京を蹂躙した「怪獣」が再び東京に上陸。人類はこの日のために開発した重粒子砲搭載の多足歩行型要塞を出撃させる。
最終更新:2015-12-01 15:15:39
711文字
会話率:0%
木星宙域で地球軍との戦闘中に法皇謀殺という知らせをうけ大司教ヒドラは、すぐさま超光速航行によって母星の海王星へと急遽撤退に移った。だが異次元へと跳躍した彼のもとに次々と不穏な情報がもたらされる。ヒドラは法皇の座につけるのか?……。黄道十二星
座シリーズの一巻でもあり、宇宙シリーズの完結編でもある作品。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-11-14 10:30:56
32627文字
会話率:44%
殆ど知る者は居ないが、人類は一度滅びかけた事がある。
西暦で言えば2000年頃、世界各地で「世界を滅ぼす為の仕掛け」が起動し始めたのだ。「天使」とか「聖霊」とか名付けられたその超自然現象群は、人間が想像した通りの神話・伝説に準えて、黙示録や
らラグナロクやらアンゴルモアの大王の体で、世界の終末劇を演出し始めたのだった。
ところが世界中何処を探してもそんな惨劇の痕跡は残っていない。何故なら「星田翔五」と言う一人の青年が世界を救ったからだ。 詳しい経緯は割愛するが、此の物語はそれから約15年後のフランスで幕を開ける。
主人公の名前は葛葉毅、幼少より人並みはずれた頭脳と身体能力を発揮し、周囲からは超人と揶揄されて育った彼は、体操のオリンピック候補を期待されていた大学院時代に、とある組織からスカウトされる。 正式名称を持たず「世界統一政府」とか「委員会」とか呼ばれるその組織こそが「世界を滅ぼす仕掛け」の再来を阻止する為に世界中の国家がエリートを集結し、自国の利益を度外視して結成した超国家人類防衛軍だった。
某年8月末、葛葉は「聖霊」に対抗する為に人工的に作られた「人造聖霊」=ミリアム(コードネーム)を補佐する為にフランスの基地に配属される事となる。
時を同じくして、別の「聖霊」の力を持った一人の男がフランスを訪れる。 此の男の目的は「世界統一政府」が隠蔽している「神の領域をも侵す力」を手に入れて、世界の歪みを正す事だった。
パリの街をグチャグチャにぶっ壊しながら、「聖霊」と「人間」の戦いが再び始まろうとしていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-28 07:00:00
138885文字
会話率:48%
2045年、陸自カフカズ派遣隊にあって、二脚歩行戦車を駆る水橋唯二尉。その使命とルーツ。
自サイト「爆走ストルイピンカ」よりの転載です。
最終更新:2015-06-08 17:54:58
5765文字
会話率:7%
ある日突然異世界に呼ばれた竜ヶ峯 燈鵺(主人公)は見知らぬ女の人にあしらわれた後なんやかんやで山を登っているとフラグをたててしまった主人公に突然モンスターが!?
どうなる主人!!??
キーワード:
最終更新:2015-04-20 22:56:39
1197文字
会話率:76%
記憶を失った男が覚えているのは、自分を殺した女への復讐心だけだった。
ぶっちゃけしょぼい能力でどうやって復讐を果たすのか?それとも果たせないのか?
注) 主人公は弱いです。成長も少ししかしないと思います。
自己満小説
です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-05-03 00:00:07
589文字
会話率:28%
αルート
一年半前。
大幅なバージョンアップを前に大規模VRMMOを襲った、突然のログアウト不可。大勢の意識だけを飲み込んだまま、外部からの干渉を受け付けなくなった世界。それはタイトル通りの、楽園たり得るのだろうか。
ゲームは好きでも
得意というわけでもないレイは、デスゲームと化した世界で、攻略をするでも職人スキルを磨くでもなく、ただ周辺の雑魚を狩って日々をしのぐだけの半ニートになっていた。
現実世界にこれといった未練も無いレイは、そんな暮らしに慣れて、英雄ではない日々を惰性で享受していた。
けれど、その日。
最終シナリオ<プロメテウス/パンドラ>が発動し、移動アイテムが封じられ、最前線の英雄たちが帰ってこられなくなった街に、本来よりレベルの高いモンスターが押し寄せた時。
開始直後のような、多数の死者がでる惨状の中で、思い出す。
ここは、この『現実』は――。
決して優しい永遠などではないことを。
外側はこちら→http://ncode.syosetu.com/n4078ca/
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-04-20 20:00:00
54536文字
会話率:43%
物語の中に父はいる。人々の語るところによれば、ある国のある女王が蜘蛛姫を産んで、その化け物蜘蛛が国を滅ぼしかけたが旅の高僧によって追い払われたのだという。少女ロウの父はその物語の中で蜘蛛を愛する舞踏家として登場する。愛を囁き、兵士から姫を
庇い、父は国を追われることになった。少女はその物語を知っている。だとしたら、この自分は一体なんだろう。少女は父の愛する舞踏を知らず、父の愛する蜘蛛を知らない。もし本当に父が蜘蛛を愛したとして、生まれた自分は蜘蛛なのか、蜘蛛姫は自分の母なのか、それすらもわからずに少女は今を生きている。わからないと思うから、わかりたいと思う。目の前で父を失った少女は、不思議な仮面を拾い、父を知るために舞踏の世界へと足を踏み入れる。仮面をつけて踊るたび、心と体は次第に蜘蛛へと近づき、少女は自らを失っていく。蜘蛛と舞踏の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-03 23:34:10
142245文字
会話率:32%
二人の科学者が同時期に量子コンピュータを実用化した。一方の人物の名前は境外透《きょうがいとおる》。他方の名は司《つかさ》シスレー。境外のコンピュータは「白澤《はくたく》」、そして、シスレーのそれは「プロメテウス」と名付けられた。
しかし
、シスレーは、プロメテウスを使って全ての情報系統を掌握し、自らが世界を支配しようと企んでいた。だが、彼のその野望は、他ならぬプロメテウスによって挫かれる事になる。そしてそれは、当初から人工知能を組み込まれ、境外と対話して来た白澤に感化されたプロメテウスによる、賢明な判断の結果なのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-12-23 15:33:58
3272文字
会話率:29%
世界を巻き込んだ機械との戦争によって、人類は発展した科学技術や、文化や、歴史を失ってしまった。かろうじて生き残った人類は、過去の遺産を探しながら、500年以上の時を掛け地球の復興を成し遂げ、再び月へとたどり着いた。月の都市、ルナメトロに住む
少女水瀬麻里は、変化に乏しい月の環境に退屈を覚えていたが、遺産を発掘することを夢見る友人、クレア・グロースに誘われ月面に繰り出す。そこで彼女らは、極めて貴重な過去の遺産、アリオスと名乗る少年型アンドロイドを発見する。長い時を隔てたこの出会いが、アリオスと麻里、一体と一人を大きく変えていく……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-08-24 20:29:36
12577文字
会話率:40%
SAROシリーズの4作目です。他のものは単発でも読めますが、今回のはちょっと分かりにくいかもしれません。叔父が遺した人の心に潜る機械。それを使うことができる女子高生のお話です。
最終更新:2012-07-07 00:01:29
5377文字
会話率:39%
これは選ばなれなかった、もう一つの贈り火の物語――心燈(パイア)という字義通りの命の灯火を見出した人類は、企業が管理、運営する都市国家にて擬似的な不老不死と、器の研究が齎した自動機械に寄る生活を享受していた。そんな中、十五年前に他者の心燈を
手に掛けた罪で囚われの身となっていたというヴィクター・ナイトは、企都(ポリス)を襲っている正体不明の怪人《禿鷹》討伐を条件に企業より解放された。頼もしくも恐るべき改造を施された肉体と、電気仕掛の侍女メアリを宛てがわれた彼は、今、薄暗闇を駆けて行くのだが――【空想科学祭2011企画参加作品】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-09-03 23:51:02
77860文字
会話率:40%
ある大学生に届けられた謎のオルゴール・・・・・・・・・・
最終更新:2009-09-11 07:00:54
44616文字
会話率:62%