御手洗涼(みたらい すず)が所属する研究室の福本教授が行方不明になった。指導教員代理としてやってきたのは、講師の天利優鷹(あまり ゆたか)。若くイケメンで優秀な彼は女子学生に人気があるが、涼は彼のことが苦手だ。ある日、天利は福本教授を探す
と言って涼を連れ出す。最後に教授が目撃されたという、民話収集のために向かった山村には、神隠しの話が伝わっており……。
昔話には『うら』がある――民俗学講師の天利と女子大生の涼が、昔話の裏側に潜む怪異と謎に迫る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-20 00:03:25
39351文字
会話率:40%
小国のレン国のとある村に住むラグムは剣を握って戦うことにあこがれた14歳の少年。ある日、強国のシン国と戦争が始まる。父も属するレン国兵士隊は善戦するも、シン国との兵力の差は歴然としている。レン国の兵士たちは少しでも民を逃がす時間を稼ぐため、
防衛に入るがすぐに防衛線を突破してラグムの村に火をつけた。ラグムは母と妹を逃がし、逃げ遅れた家にいる祖母を連れ出すため、山に隠していた剣を取り、家に向かう。だが、家にあったのは…
兵士に見つかり、剣をもっていたこともあり捕虜としてシン国に送られてしまう。家族と離ればなれになり喪失感を感じていたら、シン国で信じられている神に勇者だという天啓をうけ、勇者アレグに改名させられ、シン国に一騎当千の兵器としてに戦争で利用されてしまう。戦争の最前線で剣をふり、スキルを利用し心を壊しながらも生きていく。長い時間を経て再開した家族はラグムにどう反応するのか。急激に勢力を伸ばしシン国の脅威となった魔王との決着は!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-07 00:30:09
26179文字
会話率:66%
「生徒会長に花火のときに告白したいんだ」
毎年地元で行われる夏祭りの最後の花火で、それを見ながら告白すると成功するというジンクスを知った竹下 翼から相談された角田 陸は、文武両道・才色兼備の才媛、増田 葵を夏祭り会場から連れ出す。
最終更新:2021-11-20 17:00:00
4758文字
会話率:35%
名探偵が殺された現場に遭遇した花筐綾芽と日下部貴一郎。
名探偵に成り代わることを思いついた綾芽は、名探偵が殺される直前まで扱っていた事件を解決して名探偵を殺した人物を探す。しかし本格的に捜査を始めた矢先に命を落としてしまう。
一人残された貴
一郎は、綾芽の死にショックを受けて塞ぎ込む。姉で刑事の理緒が大怪盗逮捕のために外に連れ出すと、大怪盗の死体を目の当たりにする。大怪盗の死に貴一郎は綾芽を見習って大怪盗に成り代わることを決意する。
大怪盗に成り代わろうと調査を始めた貴一郎は、理緒が見ている前で車に撥ねられてしまう。
名探偵と大怪盗の死。そこに連なるように二人の高校生の死。
浮かび上がる一人の犯人像。
犯人の正体と目的はいかに。
※pixivにも同じものを掲載します。
※ミステリーや探偵小説のキーワードを使用していますが、本格推理などではありませんのであしからず。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-26 23:06:17
40494文字
会話率:34%
如月慎は、女顔であるということをコンプレックスに思っているお調子者の新入社員である。
入社そうそう総務課の水瀬に一目惚れをしてしまい、総務課でのし上がり、ヒーローになって綺麗どころのお姉さんたちにキャーキャー言われることを密かに夢に見る慎で
あったが、慎が配属されたのは総務課ではなく秘書課だった。
自分の業務に不安を覚える慎のもとに、超絶美形の社長が急遽出張から帰ってきた。
しかしこの男こそ、慎の大学時代の親友であり、慎が密かに複雑なコンプレックスを抱き続けているトラウマの元凶、高山総次郎であった。
二人は大学のバスケ部で知り合い、最初は反発しあいながらも徐々にその距離を詰めていくのだが、慎はバスケの試合中にケガを負い、その選手生命が絶たれてしまう。そんな自分に「寄り添う」と高山もバスケをやめようとしたとき、慎は留学を決めて高山から去った。
そのとき慎は高山に対して「多分好きかも」という恋の予感を感じ、そので思いに蓋をするために高山のもとを去ったのだった。
7年後再び高山に出会い、再びその予感が首をもたげる。
そんなある日、総務の水無瀬が後輩である慎を気遣いランチに誘うも、高山はそれが気に入らない。
業務に差し障るから、自分に無断で慎を連れ出すのはやめろと水無瀬に釘を刺す。
性格温厚な高山がここまで怒るのは、きっと高山は水無瀬のことが好きなのだと、ひとり涙を流す慎。
自身の傷心をいやすために、コンパに参加する慎であったが、なぜだかその会場に高山が表れて、慎といい感じになった女の子を全部高山に惚れさせてしまう。いい加減苛っとした慎は、王様ゲームで高山に罰ゲームの感覚で「俺にキスしろ!」と凄む。しかし高山はそれにひるまず、公衆の面前で堂々と慎にキスしようとしたので、慎は理性を取り戻し、その関係性について思い悩む。
思い悩んだ末に、高山のマンションを出ていくと告げた慎に高山が自身の想いを告げ、晴れて両想いになった二人だが……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-13 17:39:59
33788文字
会話率:25%
僕は負け犬だ。
仕事はできない。部長からは毎日のように怒られ、後輩からもバカにされる、惨めなアラサー男だ。なんとか生きてはいるけれど、心はもう死にかけている。
そんな僕の前に、ある日、しばらく会っていなかった幼馴染みの鳴美が姿を現
す。彼女はあることを僕に頼むためにやって来たのだ。それは大学時代の僕の親友、浩一の結婚式のお祝いのスピーチをすること。
そうはいっても浩一とも会わなくなって久しい。何を書いたらいいのかわからない。
戸惑う僕の手を引いて、鳴美は僕を学生時代の思い出へと連れ出す。
公園に、街に大学に……。挨拶文を作るため、彼女と一緒に学生時代の追体験や取材をするうちに、いつしか僕の死にかけの心も変化していく。だけどそのときはまだ知らなかったんだ。鳴美がやって来た本当の目的も、そのたまに見せる寂しそうな笑みの理由も。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-29 10:00:00
47680文字
会話率:39%
「母さん、森を出て一緒に旅をしよう!」
15歳で家を出て気ままに放浪していた息子テフが30歳になった
ある日突然帰宅した。
養母オリーヴは人間と精霊のハーフで成長が遅く見た目は人間の
10歳児程度だった。両親と暮らした小さな森から出る
ことはなく
100年を超える引籠り生活を続けていた。
旅の友人たちがしばしば老いていく両親を気にかけ自分の身の振りを
決めていく中、テフはずっと年を取る様子もなく変わらない養母に
安心していた。
しかしオリーヴの唯一の人間の友人で長年生活をサポートしていた
メロも高齢となり森を訪ねることが出来なくなっていたことを知り気が付く。
漠然とわかってはいたが深く考えていなかった現実。老いて先に逝くのは
自分でオリーヴはあの森でこの先何百年続くかわからない時間を一人で過ごす
のか。いつか自分であの森を出ることが出来るのかと不安が襲う。
テフは15年ぶりに森へ帰り、半ば強引にオリーヴを旅へ連れ出す。
母であり世間知らずの子供のオリーヴと、息子であり父親のようなテフの
二人の旅のお話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-20 07:43:43
4416文字
会話率:19%
幼少の頃から霊感を持って育った横谷霊那は、その体質ゆえ辛い学生生活を送ってきた。高校卒業後は軽い人間不信に陥り引きこもっていたが、そこに突然現れたのは15年前に1度会ったきりだった親戚の加賀カエデコであった。カエデコはかつて霊那によって霊障
から救ってもらった過去があり、その霊那が実家に引きこもったと聞きつけやってきたのだった。カエデコは嫌がる霊那を無理やり連れ出すと、自分の営む何でも屋【万事屋加賀】の従業員として雇い入れた。そんな彼女たちの何でも屋に来る依頼は、悩み相談から幽霊退治など様々なものだった。
霊那とカエデコの2人は、今日もどこかで不思議ななにかと戦うのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-27 18:16:29
23768文字
会話率:52%
その世界は滅びへと向かっていた。『断絶』と呼ばれる現象が大地を蝕み、世界を滅びへと運んでいた。
その滅びゆく世界で生きる少年セウはある日村の中心にある塔で一人の少女と出会う。
いつからあるのか、何のためにあるのか、誰も知らない不可思議
な塔にいたセウの知らない少女。
無表情で関わりを遮断しようとする銀髪の少女が妙に気になり、セウは塔の外へと少女を連れ出す。そして塔の外に出た少女が出会うのは終末世界で生きる人々。
この世界が終わりに向かっているとわかっていながらも変わらずに生きる人々、そしてセウとのその友人たちとの関りが少女に何をもたらすのか。
これは例え世界が滅ぶとわかっていても今を生きようとする者たちの物語。
そして、世界最後の日常物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-08 19:20:26
82788文字
会話率:46%
狭間に閉じ込められた女の子を、外の世界へと連れ出すお話。
※1話完結です。
最終更新:2021-01-03 22:25:29
1376文字
会話率:3%
世界が滅びることになった。きたるべき終わりのために安楽死の薬が配られ、ある者は滅びの前に死を選び、ある者は全財産をはたいて限りある時間を遊び呆けている。犯罪に走る者もいたが、概ね秩序は保たれていた。そんな中、紙村(かみむら)は登校する。居場
所がないくせに、律儀に登校してくる小筆(こふで)に会うために。そして紙村はある日小筆を学校から連れ出すことにした。
※他投稿サイトと重複掲載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-18 00:00:00
6401文字
会話率:48%
便利屋を営む青年ハルは、とある仕事によって、人のいない"集落"に暮らす少女ヒスイと出会う。ヒスイに"集落"から脱出させるよう依頼されたハルは、"集落"に潜入し、ヒスイを連れ出す計画
を立てた。"集落"で暮らすうち知っていくヒスイの過去。命懸けの日々の中でヒスイとハルが出した答えとはーー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-04 23:27:33
12040文字
会話率:31%
引きこもりの魔王を連れ出すためになぜか勇者が立ち上がる。
最終更新:2020-11-04 12:36:32
3463文字
会話率:100%
ミツとトビは幼馴染だった。
ある日ミツは閉じこもるが、トビがミツを迎えに来て外に連れ出す。
そして、二人は景色を切り取れるカッターナイフで四季を切り取っていく。
そんな二人にもお別れがやって来るのだった。
最終更新:2020-10-25 18:46:12
7153文字
会話率:40%
最愛の人、明日香はがんに侵されてしまった。
願掛けのように投げ続けたその日、彼は完全試合を達成したが、それでも願いは届かなかった。
明日香はいつまでも自分の中に生き続けている…… 自らに言い聞かせる信也だったが、彼の前に現れた女優、唯華……
彼女の屈託のない明るさが彼を暗闇から連れ出すが、彼女は突然アメリカに…… その真相は?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-08 03:24:47
195192文字
会話率:65%
高校生の柾屋雄真は、家族というものを諦めて生きていた。
仕事一筋で厳格な父親と気弱な母親、気の合わない兄妹達。そんな雄真の元に、ある日、親戚である柾屋嗣鶴が義妹としてやってくる。
嗣鶴を空気のように扱う家族に嫌気がさし、雄真は嗣鶴を連れ出す
事を決意する。
そんな矢先に紹介されたカフェで雄真は、店主の源人に出会い、一緒に住むことになるのだが──。
不良な男子高校生、何かを感じ取れてしまう小学生、視えるカフェ店主、女装趣味のカフェ店員。
兄妹で家族で赤の他人。
そんな彼らの少し変わった日常生活のお話し。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-24 16:34:01
6599文字
会話率:55%
自由商人ベルダネウスと、その護衛兼使用人の精霊使いルーラの物語第6弾。
盗賊塩土団の戦利品を買い取るべく、岩塩の取れる町サルードを訪れたベルダネウス。そこは脱獄犯たちが逃げ込んだとかで、衛士隊がいつもより厳しい監視をしていた。
塩土団
の頭ファブリックから、脱獄犯の1人で自分の息子ソルスを町の外に連れ出すよう依頼を受けたベルダネウス。だが、ソルスは他の脱獄犯から「お前は父親に見捨てられたんだ。お前をこの町から追い出そうとしている。父を倒してお前が新たな頭になれ」と吹き込まれていた。衛士隊の包囲網が迫る中、ベルダネウスはソルスを無事脱出させられるのか。そして彼を焚きつけた脱獄犯達の正体は?
※今作は時系列的には春の初め。「遺産遊戯」の後の話になります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-09 13:00:00
53168文字
会話率:47%
電脳世界にある自宅で見ていたニュースで、唐突に自身の現実世界での死を知った主人公柳生一郎(やぎゅういちろう)。
それでも彼は何も変わらず電脳世界の中に今まで通りの彼として存在していた。そんな一郎の前に昔拾って一時期だけ飼っていた猫型ボット
のミーケが現れる。
実はミーケはチーターを取り締まる為の猫型ボットで、一郎に一緒にチーターを取り締まる仕事しろと迫って来る。
そんな面倒事は嫌だと言う一郎を無理矢理チーターが出没しているゲーム世界の中に連れ出すミーケ。
そして。
一郎の冒険が始まった!!
と。
これが今まで書いてある事の大体のあらすじです。
この後は、一郎が管理者からもらうゲーム内でありとあらゆる事ができてしまう能力を使いチーター達と戦います。
けれども。
一郎はそもそも戦いにそんなに乗り気ではないのです。なんとなくで戦ってしまうのでした。
ここまでがあらすじのつもりです。
あらすじじゃないから削除をしろとかなりませぬように。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-02 05:00:00
44366文字
会話率:63%
レベル無限の強さを持った主人公は、仲間たちと共に世直しの旅をしていたのですが…………。
主人公のミスで、世界が崩壊してしまう。
世界を元通りにするため、創造神様から仕事を頼まれた主人公の苦労話です。
頼まれた仕事は、スカンクに
転生して、地下1億階にひきこもっている神獣白虎を地上に連れ出す事。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-31 00:58:18
45382文字
会話率:29%
“本”に成るために生まれてくる白本。
白本を守るために生まれてくる装者。
彼らが暮らす世界“ビブリア”。
装者として生まれたロズは、白本の少女であるスクレと出会う。
本に成ることを拒む彼女は、通常ではありえない黒髪だった。
半ば無理やりと
いう形でロズは彼女を外の世界へと連れ出す。
スクレが抱える秘密とは?
ロズに隠された過去とは?
数々の旅の中で、二人は過去の自分と未来の世界に向き合い始める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-11 11:37:15
248473文字
会話率:46%