「母さん、森を出て一緒に旅をしよう!」
15歳で家を出て気ままに放浪していた息子テフが30歳になった
ある日突然帰宅した。
養母オリーヴは人間と精霊のハーフで成長が遅く見た目は人間の
10歳児程度だった。両親と暮らした小さな森から出る
ことはなく
100年を超える引籠り生活を続けていた。
旅の友人たちがしばしば老いていく両親を気にかけ自分の身の振りを
決めていく中、テフはずっと年を取る様子もなく変わらない養母に
安心していた。
しかしオリーヴの唯一の人間の友人で長年生活をサポートしていた
メロも高齢となり森を訪ねることが出来なくなっていたことを知り気が付く。
漠然とわかってはいたが深く考えていなかった現実。老いて先に逝くのは
自分でオリーヴはあの森でこの先何百年続くかわからない時間を一人で過ごす
のか。いつか自分であの森を出ることが出来るのかと不安が襲う。
テフは15年ぶりに森へ帰り、半ば強引にオリーヴを旅へ連れ出す。
母であり世間知らずの子供のオリーヴと、息子であり父親のようなテフの
二人の旅のお話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-20 07:43:43
4416文字
会話率:19%
質実剛健。風紀を重んじ、自他共に厳しく甘えは許さない。
高校二年の「神宮寺厳太郎」は、ある日目を覚ますと赤ん坊の姿になっていた。しかも、目の前には幼女。そして、おっぱい。
「初めまして。私がままぁよ」
我が子を見つめる母親のような視線
を厳太郎に向けるままぁ。
「はい。厳ちゃん。おっぱい飲みましょうね」
「うびゃあああぁぁぁ(絶対にいやだあぁぁぁ!)」
「うむん……おっぱい飲まないと成長できないよ?」
そんな感じの授乳現代ラブコメファンタジーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-14 21:00:00
115812文字
会話率:45%