「ちょっと、これどうするのよ!」
その声に、はっとして気が付くと、頭に矢を貫通させた美少女(ビオレ)が立っていた。
加村靖幸(ヤス)17歳は特異点にいた。
祖父に託された『良い女を射止める弓矢』を言われた手順に従って使ったのである。
&qu
ot;池に映った満月を射貫くこと"
何かに当たったと思ったら、ヤスは時空間の特異点にいた。
ヤスの頭にも矢が貫通していた。
目の前にいる美少女(ビオレ)が、同じような弓矢を使って、ヤスを射止めたらしい。
どうやら、この弓矢は、命中したものを手元に引き寄せる効果があるらしい。
ビオレは、愛の女神になるための試練の旅のお供が欲しくて、弓矢を使ったらしい。
現実世界のヤスと、異世界のビオレが、同時に長距離射撃を決めた結果、お互いが引っ張り合って特異点で出会ったのだ。
特異点から異世界には戻れるが、ヤスが現実世界に戻るには『愛のエーテル』という強力なネルギーが必要なのだという。
そして『愛のエーテル』は、ビオレが愛の女神になるために集めなければならないものでもあった。
目的が一致した二人は、異世界に戻り、共に『愛のエーテル』を探す旅に出ることを決めたのだった。
「さあヤス! 愛のエーテルを求めて、心躍らせる冒険に旅立つのよ!」
「とりあえず頭の矢を抜こうぜ……」
■第一章(1-74)完結しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-08 17:28:09
159635文字
会話率:55%
俺は普通の世界で暮らしていた。普通に学校に行き、恋愛し、卒業し、就職して、新人社員として準大手企業で働いた。そんな生活に慣れ始めた雷雨の夜。1人暮らしの俺は2階建てのアパートの2階の自室で趣味の読書をしていた。轟く稲妻。天井を貫通して自分
の部屋に雷が落ちてきた。その雷は自分を貫き、自分の、未来ある人生を突如として終わらせた。
そんな俺が目を覚ますと、そこは明るい世界だった。天国かな? そう思った。
まさにそこは天国だった。
天界で繰り広げられる東西戦争。最上位神の介入。天地戦争。天界を描いた天使系アクション物語が今、始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-01 21:40:37
31751文字
会話率:27%
枯渇した石油資源の代替資源を巡り世界規模な戦争が起こった近未来。
本土防衛戦で出撃した自衛隊の機甲科の戦車の操縦士である主人公、川端士道(かわばたしどう)の乗った戦車は敵戦車の砲撃が直撃し、貫通した砲弾が体に突き刺さり戦死してしまう。
そして目が覚めるとこの世界の死者の魂を管理する女神、アリアスと出会う。そこで彼女は彼に二つの選択肢を与える。
それは今の姿のまま異世界に転生するか、今の時代から20年経った世界へ生まれ変わり第二の人生を歩むか、というものである。
士道は自分が生まれ変わる事の出来る地球の状況を見せてほしいと言い、士道はアリアスに問い、アリアスは20年後の世界を見せる。
しかし、そこは全世界が戦禍に飲まれ荒廃した後であり、かつての都市があった場所は砂漠と化し、戦争の影響で生まれ突然変異した凶暴な生物が蔓延り、略奪が当たり前の様に行われる力が全ての世界で、残された人類は戦争前に作られた旧文明の遺産を食い潰しながら生きていくという絶望的な世界だった。
そこで士道はもう一つの世界、俗に言う異世界へ転生する事を選択する。
そこでアリアスは士道が生前、自衛隊の戦車搭乗員であることを見込み、自分が生まれた時代までに作られた地球上の物を召喚し、自在に操る能力を与え転生させた。
しかし!その能力は戦闘に使えるような銃火器の召喚する際に必要な要求レベルがべらぼうに高かったのだ。
実質初期装備で選んだ戦車とPDW(個人防衛火器)での縛りプレイを強要されてしまったのだ。
そしてギルドや旅先で出会い(半ば強引に)メンバーとなった一癖も二癖も強い仲間と共に異世界の町を訪れ、敵を魔法や戦車で蹴散らしながらハチャメチャな旅をして行く物語。
魔法側の火力も戦車ほどでないにしろ強力な火力を誇ります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-15 17:22:42
161974文字
会話率:59%
どことなく向こうからこちらへ
キーワード:
最終更新:2019-07-01 15:46:26
202文字
会話率:0%
事故に巻き込まれたバスの乗客であった神無月弥代。目を覚ませば、体には車のロールバーが貫通。
病院に搬送される前に出血多量で気を失う。
次に目を開けた先。そこでは神様に水をぶっかけられ!?
転生したら体は獣人で?
貴族風な父と、
家庭的な母に挟まれすくすくと育ち?
次はお姫様になるために学校へ?学園生活を超えた先には!?
時々現れる神さまに翻弄されつつも、日常を送る!
「この人生は長く生きてやる!」
ジャンルが決まらず迷走した作者がやっとの思いで決めた先にあるストーリー。
作成中、埴輪顔であった作者!埴輪顔の先に広がるストーリーは!?
コメントやレビュー、ブクマ!お待ちしております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-09 12:00:00
35840文字
会話率:36%
童貞よ、大志を抱け
世の中の恵まれない仲間たちに送る
女体の神秘を目指す王道ファンタジー
最終更新:2018-12-15 20:07:50
3261文字
会話率:9%
世の中全て自分中心に出来ていると考えている者は多い。そんな勘違いから抜け出そうと、もがく少年はある時一人の少女からラブレターをもらう。その少女は本物の世界の中心であり、偽物の存在だった。ラブレターをもらった少年と、送った少女。たった一文の
ラブレターから生まれる、少年少女の恋愛青春物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-04 20:06:01
3485文字
会話率:5%
主人公•遊也とネット小説で切磋琢磨していた『くーまん』が商業作家なり、初の印税で一緒に遊ぼうぜ! と言ったのが分水嶺だった。
そう、この物語は遊也の黒歴史。
【貫通から始まる責任生活】
最終更新:2018-04-10 23:08:05
9145文字
会話率:47%
機械の修理などを手広く手がける機関調律師を志す『私』は、実務を積んで腕を磨くため大学の友人知人のつてで簡単な修理や調律の仕事を回してもらっている。
これはそんな『私』の日々の記録である。
※連作となっています。タイトルは表題作という扱いにし
ていますが、貫通するタイトルが思いついた場合には変更する可能性があります。
◆一話目は絶版の同人作品を改稿したものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-06 16:50:19
94139文字
会話率:37%
それは魔術が戦場の華とされた時代。各国は魔術師を重用し、兵士はただの盾として、後方支援要員として使い潰されるような世界。
その世界で唯一、魔術でなく武術の力量によって各国を渡り歩いていた傭兵がいた。手刀で重装兵を切り裂き、斧で山を切り裂き
、槍で相手の要塞を貫通し、刀で大魔術を切り倒す……まさに歩く戦略兵器。名を頑なに語らないその男は、いつしか「武神」と呼ばれるようになる。
……やがて月日は流れ、ある大戦争を境に傭兵の姿は戦場から消えた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-01 00:00:00
5750文字
会話率:63%
男の子が言った。「ブラジルにまで繋がっている」その一言で私の世界が開けた。ここはマンホール、その穴は地球の裏側まで繋がっている。
最終更新:2017-12-20 07:48:10
396文字
会話率:31%
俺、四宮裕はふとコンビニでコーヒーを買おうと立ち寄った店で、車がコンビニに突っ込む事故に遭った。俺は全身を打ち付け、背中から腹に尖ったものが心臓付近を貫通して瀕死の傷を負った。
意識がもうろうとする中、一人のバイトらしき、女性の店員がタオル
で俺の血を少しでも止めようと圧迫してきた。俺はもう助からないと本能的に理解しもういいと言おうと店員の顔を見た。するとそれは俺の父の再婚相手の連れ子であった義妹、四宮雪奈だった。
俺は妹が懸命に出来る限りの処置をしてくれている中、最後の力を振り絞り、妹に伝えることを伝えて意識を失った。それが地球での俺の最後だった。
意識が消えかけていく中どこからか優しい声を俺は聞こえた。
『あな‥まだ死ぬには早す‥す。ですので…らあなたを…に転生‥‥ましょう』
それを最後に俺は意識を完全に手放した。
そして再び眼を開けるとそこには明らかに病院ではない場所で、そして俺はその時理解した。これは小説なんかである「転生」だと。だが俺はすぐに認めなかった。だが姿を見せた母親がごく普通に魔法を扱っている所を見て確信した。ああこれは「異世界転生」だなと。
そして五歳になったある日俺は母から金属で出来たプレートを貰った。それに魔力を注ぐと文字が浮かび上がり俺の得意(特異)な力が記されていた。俺が扱える魔法、それはこの世界では希少とされているただし戦闘には全く向いていない完全後衛のタイプの「回復魔法」だった。
そこで俺はある小説で見たある方法で回復魔法を戦闘に転用できるのでは!?と思った。
そしてその興奮を抑え、その他のステータスを確認していく。
チートなんかはなく普通、平凡のステータスだったが最後の総魔力量に記されていた総魔力量は十万!?だった。
これは異世界に転生した俺、四宮裕が魔法のあるファンタジー異世界で第二の人生、シルバとして生き、龍の始祖、であり龍神とも呼ばれている少女と出会い、共に学院へ入学しそこで出会う様々な人と成長し、最強&ハーレムを作っていく物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-15 00:00:00
13550文字
会話率:25%
戦闘系のデータを漁っていると、時折とんでもない数字や主張を拝見することがあります。
いわく――
「火縄銃や弓ではプレートメイルを貫通できない」
「数ミリの鉄板だから平気」
「薄くても2ミリはある」
などなど。
いや、あり得ませんか
ら!
もう「この人の頭の中では、厚さ1センチの鎧とか実在してるんだろうな」と思える時すらあります。
なので、そういった民間信仰を打ち砕くべく、現実的な日本人に理解しやすい計算でもって説明します!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-07 12:12:17
5036文字
会話率:4%
借金取りに追われ繁華街に逃げると、流れ弾が運悪く体を貫通し、死んでしまった一宮巫女。気の毒に思った異世界の神様が平和が欲しいという最後の願いを叶えさせるため、自分の世界へとチートを授けて転移させた。彼女は、自分の平和を守るために奴隷を買って
生きていこうとする。彼女に平和は訪れるのだろうか・・・?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-22 08:00:00
10542文字
会話率:23%
西暦2020年。宇宙の知的生命体を殺戮して回る戦闘種族が、地球軌道にひとつの彗星を送り込んだ。その時は誰ひとりとして知ることはなかったが、彗星からは特殊な粒子がばらまかれており、地球に降り注いだ粒子は全地球生物の遺伝子に吸着して遺伝子情報
を書き換えていた。その書き換えは絶対的優位情報となり、全人類、全生物は子々孫々に至るまで、その書き換えられた情報を遺伝子に持ちながら生きていくこととなった。
そして、約500年後の西暦2505年。戦闘種族は侵略者として地球に飛来、攻撃を開始する。各国軍隊も応戦したが、地球の兵器は侵略者に一切通用しなかった。侵略者の体には特殊なバリアが張られ、全ての地球兵器の貫通を阻止してしまうのだ。
が、そのバリアを打ち破る武器はあった。それは侵略者自身が使っている兵器。地球人は敵兵器を奪って反撃を試みる。だが、唯一の方法と思われていたその道も、すぐに閉ざされてしまった。
敵兵器は使用時に強制的に使用者の遺伝子情報を読み取っており、地球人の遺伝子情報では、その兵器群を使用することが出来なかったのだ。原因は500年前に飛来した彗星にあった。地球人は、2020年の彗星の飛来も侵略者の仕業であったことを知った。地球人は、始めから抵抗する術を持たないままの戦争を余儀なくされていたのだった。
侵略者は〈ブルート〉と名付けられた。
十年以上に渡る「侵略者が一方的に殴り続けるだけ」の戦争とも呼べない戦争は、地球連合軍の壊滅により集結した。戦争が終わると、侵略者ブルートの本隊は「もう遊び飽きた」とでもいうように地球を去っていった。
生き残った人々は荒廃した町で肩を寄せ合い暮らし始める。だが、ブルートの残党は未だ数多く地球に居座り、地球人を蹂躙していた。
西暦2520年。秘密組織〈ヴィーナスドライヴ〉の司令官レイナは、超技術〈タイムサルベージ〉を使って過去からひとりの少年を連れてくる。
彼は、侵略者による彗星が飛来する以前の西暦2016年から連れてこられた少年。遺伝子情報を書き換えられていない人間。侵略者ブルートと戦うことが出来る唯一の存在。
その少年、結城啓斗(ゆうきけいと)は、ベッドの上で目を覚ました……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-15 23:00:00
374420文字
会話率:57%
ブログ「おっさんブログ」より 2006-2007
【あらすじ】
串犬(くしいぬ、顔に串が貫通した犬)と大学生の私は葡萄の名産地に住んでいる。ある日、私のお気に入りの羽枕を串犬がボロボロにしてしまう。しかし、中から種がでてきた。種を庭に植
え、芽が出る。
私は串犬の串を抜く研究(卒研)をしているかたわら、実家の葡萄の手入れをしながら生活している。
芽は育ち、やがて羽犬と花犬がうまれた。
三匹の犬は戯れ、私は研究と進路に追われながら、生活する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-18 23:43:19
21904文字
会話率:42%
俺は、特に運命的出会いなど無しに、惰性で毎日を乗り切っているごくありふれた学生であるが、3年前にアニメ文化に触れ、それからというものの、「空から美少女降ってこないかな~」が俺の口癖となった。そんな高校二年生の初夏のある日、突如、美少女が空か
ら、地上にいる俺に向かって降ってきたではないか!!ただ、現実の物理法則は2次元のそれとは違い、かなり酷なものであった。その少女の足が俺の肩を貫通し、俺は全治4か月(リハビリ込)の入院生活をする羽目になってしまった!!理不尽な現実を受け止めた上で俺の口癖はすぐに治った。傷はすぐには治らなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-10 12:38:52
27500文字
会話率:21%
なんでもできるけど、これといった才がない青年 平天莉(たいらてんり)。
そんな青年が迷い込んだのは、無限に続く反射の世界。そこで手に入れたのは天賦の才!?
果たしてどんな冒険が待ち受けているのか...
無限反射の世界から抜け出すことはできる
のか...折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-21 10:24:24
3068文字
会話率:63%
女は自らの純潔を捨てる、いとしの彼のために。誰とも知らない男へ捧げる。それが彼のため、彼の願い、彼の想い。女は愛に満ちている。
初投稿作品です。歪んだ恋愛もの普通の恋愛もの、とにかく恋愛ものが書くのが多いと思いますので、ぜひコメント等々お
願いします折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-11-30 18:59:27
1240文字
会話率:44%
38歳の奥山勇太は関東にある上浦市の市長だ。民間企業に勤め、東京で働いていたが、地元・上浦市の現状に憤りを感じ、1カ月前の市長選で初当選した。
日曜日の夜、選挙戦を共に闘った仲間と焼き肉を食べた帰り道、見知らぬ少女に突然、声をかけられる。寒
い12月で、周囲には誰もいない。少女に川辺まで連れて行かれると、一本の木の枝が伸びて奥山の胸を貫通。奥山の中身と木の中身が入れ替わってしまう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-09-06 13:16:29
64990文字
会話率:39%