『灰かぶり姫』を意識して書いています。
忘れものはイヤリング?
最終更新:2017-11-30 14:26:27
9503文字
会話率:28%
妻の代理で小学生の娘の授業参観に出向いた柴山進一郎は、偶然、一人の少女が学校のトイレで殺害されている現場に出くわす。柴山が抱き上げた少女の耳には玩具のイヤリングのようなものがこぼれ落ちる。やがてそのイヤリングから過去の痛ましい事件が浮かび上
がる。そしてそこに若かりし妻が関与していたことが朧気に見えてくる。少女を殺したのは妻なのか? 妻はその目的のために柴山を意図的に学校へ行かせたのか?――これはサスペンスドラマの一幕である。いっぽう、ドラマ内部の殺人事件と並行して、現実世界にあっても柴山を演じる男が絡んだ殺人事件が進行している。彼には、役者としての強いこだわりがある。しかし彼の頑なな性格は、その活動の支障にもなっている。ドラマ内の殺人事件と現実世界の殺人事件が交錯する中、やがて双方の境界が往還しはじめる。何がフィクションで何がリアルなのか。そして、この物語を語っているのはいったい「誰」なのか。|ふたつの事件《・・・・・・》は入り乱れながら、決着へと作動する。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-30 07:44:00
28814文字
会話率:85%
ミルカ・ロッソは、ロッソ家の長女である。聖女と勇者である両親の間に生まれた聖勇者であるミルカは、過去のトラウマから、生来の名前であるミルルをミルカに改名して暮らしている。
とある事情から、結婚相手を焦って探しているミルカは、美貌の女店主フラ
ンシーヌ・ラグニスの護衛をしている。全くモテない自分の目の前で、フランシーヌはモテまくっている。そんな状況にイライラと日々を過ごしていた所、フランシーヌの屋敷で泥棒が出る為、同居をして欲しいと提案される事になった。
断る予定だったものの、ミルカはフランシーヌにいきなり耳に付けられたイヤリングが外せなくなってしまい屋敷を訪れると、見た事も無い男が屋敷に中に居た。それは泥棒ではなくて、フランシーヌの本来の姿、フランだった。何と、フランシーヌは男だったのだ。
フランシーヌ改めフランは、聖勇者の前に、世界を守っていた旧聖者の末裔で、体内に微量だが天使の魂を内包しており、先祖の記憶を持っている。その為、先祖を救わなかった神を憎んでおり、ミルカに秘密を開示して護衛を頼むように天啓が下った事に腹を立てていた。その為、旧聖者の持つ法術と呼ばれる不思議な力で作った法術装身具(イヤリング)で短い命令をする事が出来る様にしたのだった。
ミルカを神の道具だと言い切り、綺麗にして、権力のある男を宛がうと言うフランと、傷つきつつも、孤独なフランを理解しようとする聖勇者ミルカの話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-02 07:00:00
107188文字
会話率:44%
これは中学生4人組それぞれに焦点を当てた短編です。
◯登場人物
・鷺沼アリサ(さぎぬまアリサ)
イギリス人の母を持つハーフ。四人組のムードメーカー。
・町田自由(まちだみゆ)
冷静沈着に物事を見る為、推理力等に優れている。けれどアリサの
押しには弱い。
・江田桜子(えださくらこ)
街の名家の一人娘。剣術の腕前は一流。背は低いがプライドは高い。
・多磨和泉(たまいずみ)
多磨神社の娘で、巫女見習い。多磨家は江田家と先祖代々深い関係がある。エロい。
第一回は鷺沼アリサの物語。
江田家に集まった四人は、蔵の中で一冊のノートを見つける。
それは亡き桜子の母――梅子がアリサの母――クリスに残したメッセージだった。
多磨神社の桐の木の根本に埋められた箱から出てきたのは、イヤリングと8ミリビデオテープだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-23 03:46:30
12371文字
会話率:54%
ワイヤリングレス。
そのアウトプットは、正確ですか。
自信はありますか?
最終更新:2015-05-08 23:31:26
509文字
会話率:0%
私の義理の弟は柴犬の獣人だ。ある時から甘噛みして、甘えてくるようになった。
番外編投稿のため、まとめて連載の形にしています。一話は短編と同じです。
自サイトにも投稿しています。
最終更新:2014-09-14 16:20:39
13561文字
会話率:58%
「これ、落としたでしょう?」
柔らかな色気を含んだ声。
彼の手の中には、私の右耳につけていたはずのダイヤのイヤリング。
私は驚いた表情を繕って、
「ありがとう」
と、微笑んだ。
Berry's Cafeにも同一の作
品を公開しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-06-29 21:38:55
887文字
会話率:17%
ツイッターのリクエスト。あっぷるピエロ様からいただきましたお題、『イヤリング』です。HPでも掲載しています。
ガラスのイヤリングは砕けた。
キーワード:
最終更新:2013-05-23 00:28:51
857文字
会話率:31%
ある日部屋に落ちていた、見覚えのない片方のイヤリング。それからも時々おかしな物が落ちているようになった・・・
ちょっとクールを気取った青年が、『手紙』のみで会ったこともない女性を意識するようになってゆく。
もしかしたら自分にも訪れるかもしれ
ない、訪れたらいいなというカンジの、ちょっとした運命のイタズラをお楽しみください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-02-19 14:30:57
24986文字
会話率:37%
母の残したイヤリングのせいで災難にあう、女の子の話。ずいぶん内容変わりました。
最終更新:2009-07-16 13:07:05
1119文字
会話率:23%
ある夏、少年は浜辺で一人の女性に出会った。少年は彼女に恋心を抱くが……。
最終更新:2008-07-01 21:42:32
4733文字
会話率:34%
不思議なイヤリングから現れた石の精霊と女の子のファンタジーな物語☆
最終更新:2007-11-01 18:36:13
5790文字
会話率:51%