私は定食屋に入った。メニューには“そば”“うどん”の二つが壁に張り付いていた。表の看板は“めし”と書かれていたのに――少なくとも“めし”という表記である以上はご飯ものを提示するのが正しい、これならば“めん”と書くべき――である。こういう場合
は店を出るべきである。
……そんなめし屋からの帰り道に私の運命は変わる。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2010-12-30 00:51:30
2955文字
会話率:32%
21世紀の3つの時代の物語の1つ。『2058年宇宙の旅』月が地球から独立宣言。土星のステーションは、月と地球の間で板挟みになっていた。そんなとき、木星のステーションは月独立派に占領されてしまう。その手は土星ステーションにまで及ぼうとしていた
。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-12-26 15:35:16
1279文字
会話率:0%
クリスマスの夜。残された仲間たちが、教室でイヴのことを思い出しながら追悼する……
最終更新:2010-12-24 19:45:27
1276文字
会話率:32%
幼い頃に親に虐待され、その虐待に耐えれなくなって自らの両親を殺してしまった少年「神澤 蒼空」
ある日、昔は春になれば花を咲かせていた大きな桃桜の木…その枯れた桃桜の木の下で不思議な力を秘めた剣を持つ少女「ブレイ」と出会い、蒼空の暮らしは変わ
ってしまう。
ブレイは何者か…そして蒼空はこれからどうなるのか……運命は光と闇、どちらに傾くのか。
桃桜の見せる夢…枯れた木が再び開花し始める頃、決戦の火蓋が木って落とされる……。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2010-12-23 17:59:37
485文字
会話率:29%
(冒頭より抜粋)
とうとう、学級で残っている生徒は菊池綾音と僕だけになってしまった。
きれいすぎる緑―――チョークの粉の波模様がない黒板を眺めていると、何だかミュージックビデオの中にいるみたいな気分になってくる。二人きりになっても、僕は教
室左側の窓から2列目の1番前の席、菊池綾音は廊下側の端の列の後ろから2番目の席という、4月のクラス替え以来の席順で座っている。だから今でも彼女は振り返って見ないと何をしているのかわからないし、何を思っているのかは余計想像がつかない。2-1クラスの皆がどんどん減っていき、先生もいなくなっていっても、教室に来ている以上最後の一人になるまで、前と同じように勉強をしているふりだけでもしていなければならないような気がしていた。残ったのが秀才とされていた菊池ならなおさらだ。僕は不意に担任でこの時間の古典を教えていた山下の興奮するとなおさら広がる大きな鼻の穴と、ドングリまなこ、汗でテカる額を振りながら定規と大声で重要な部分を指して僕たちに復唱させる姿を黒板の前に思い出し、懐かしいようで喉仏がキュッとなった。漢文の練習帳を繰ってみると、これが始まる前、授業中に眠気でうつらうつらしながら山下の目を盗んで端に描いた落書きが目に入る。山下がいなくなったのはいつぐらいだったか。まだ学級に半分は残っていたはずだ。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2010-12-03 17:57:11
5736文字
会話率:9%
子どもの声、通訳します。
そんな看板を掲げたホームレスがやってきました。
最終更新:2010-11-24 21:07:43
6769文字
会話率:58%
佐野優(さのゆう)は現実では完璧な人間だった。容姿端麗、文武両道、優しい性格の持ち主。皆に好かれていた。 でも、ネットの優はまったく逆の人間を演じた。不細工で馬鹿で運動音痴で陰キャラ。そのハンドルネームはまっちゃ。毎日のようにチャットをし、
掲示板に書き込み、誹謗中傷をネットに書き込んだ。 そんなある日、この世界からネットというものは消えた。掲示板やチャット、SNSなどのサイト存在はしていたが、それを使えるのは優だけだった。すべての人間がネットという存在を忘れ、すべてのサイトの更新がストップされた。 優はそんなネットなんてやめようとしたが、やめられなかった。気づいたら、パソコンの前に座り、独り言をネットに打ち込み続けた。もしかしたら、誰かネットにいるかもしれない。そんな儚い希望を信じた。 そして、あるサイトが自分以外の人間により更新されていることに気づいた優は驚いて、急いでそのサイトに登録した。 サイト名は『Lonely』孤独という意味だった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-11-24 20:07:58
1959文字
会話率:54%
黒谷の上人のもとには
様々なひとびとが
相集うたそうな、
何故
人々は道を求め行くか
最終更新:2010-11-20 09:23:27
1800文字
会話率:32%
或日
つい うとうとと
うたた寝の間に
心に浮びし
様々な
あやしきことを
書き連ねしまま
最終更新:2010-09-11 15:46:55
1798文字
会話率:34%
主人公は二重人格に悩み、心を癒せるのは現実社会でもない、病室でもない、ネット掲示板だった。
最終更新:2010-11-13 01:11:16
1662文字
会話率:30%
昔のあらすじではダメだと怒られたので書き直しました。
魔法が溢れる世界。その世界のとある高校に進学する僕。その高校に進学して所為で普通の日々は遠き物に……。
最終更新:2010-11-11 01:09:51
6347文字
会話率:46%
この話の主人公である、ある学生は普通の日常に退屈をしていた。ところがある時、見知らぬ男にペンを渡されるのだが、そのペンは唯のペンではなかった…一つのペンによって、彼の運命は大きく変わり翻弄されていく、始まりの話。
最終更新:2010-10-16 21:00:00
27709文字
会話率:38%
倉田美月は芸能プロダクション社長の一人娘だが、極度の人間恐怖症で、引きこもり歴15年のベテランニートだーー。
いつまでも前に進もうとしない娘に父は呆れ果てついに美月を勘当するー。
居場所のなくなった美月は、父の事務所の看板女優兼
モデルの「大沢可憐」の付き人として、可憐のマンションに住み込みで働くことになったが、可憐は実は女じゃなく男で・・・?
終いには崖っぷちの美月にとんでもない要求を突きつけてきたーー!?
腐りかけニート女「美月」と、破天荒女装モデル「可憐」の愛(?)と友情
(?)の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-10-03 00:00:00
107585文字
会話率:21%
主を失くし打ち捨てられた船と、その甲板に横たわる古びたクラシックギター。真っ暗な海を漂う孤独な二人が、この物語の主人公です。北風が舞い降りる満月の夜に、「星の航路」へ飛び立てるという伝説……その伝説を信じて疑わない船と、そんな伝説に希望を持
つ意味すら分からないギター。自分の存在意義を問い続ける二人の、ある夜のお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-09-26 23:49:07
6759文字
会話率:40%
「ねえ、私達と見えない景色見に行かない?」
駅のホームでハルはそう言って声を掛けてきた。これから社会人になろうとしている僕、|木村智明《きむら ちあき》が歩もうとしていた人生をその一言が変えた。ハルの言う『見えない景色』を見るために必要な
こと、それは僕とハル、そしてひなと板垣がたった4人で行う緻密で大胆な犯罪行為、テロだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-09-22 11:40:20
4283文字
会話率:74%
神様に愛されてる友達に、まきこまれ続ける人生をおくる「私」が主人公。
友達が看板娘から貴族の養女、そして王太子の許嫁へとステップアップしていくたびに、私も下町娘から貴族の侍女、王宮の下女へとゆるくステップアップ。
でも、たまにするお茶会が唯
一の贅沢という地味で平和な人生だった。
それが、ひとつのケーキをきっかけとしてすこしずつ変化していく。
お姫様との友情や、愉快な仲間との交流、まさかの恋愛を交えたほのぼのラブコメです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-09-03 15:13:24
144399文字
会話率:47%
2ちゃんねるオカルト板「ひとりかくれんぼ」を元にして創作したお話です。
ここに書かれたことは全てフィクションですので、予めご了承ください。
また、これを読み、ご自身に何らかの影響が出ましても、私は責任を取れません。
注意してお読みください
。
「ひとりかくれんぼ」に関しましては、ぐーぐるで検索してください。
また、こちらを製作するにあたって、まとめサイト様を参考にさせて頂いています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-09-01 00:28:39
61112文字
会話率:40%
ある看板がざけんなっていう話
キーワード:
最終更新:2010-08-18 05:15:50
585文字
会話率:8%
某大手掲示板に「名無しのペケってうざ」というスレッドが立てられた。
これはそのスレッド住人達による物語。
※この物語はスレッドへの書き込み形式で書いていますが、こんなスレッドはたっていません。あくまでフィクションとしてお楽しみ下さい。
最終更新:2010-08-01 16:54:49
5966文字
会話率:0%
掲示板にハマる高校生が殺人事件の謎に立ち向かう。
最終更新:2010-07-31 20:28:31
811文字
会話率:24%
その日、彼のいる部屋の雰囲気は違った
何故なら何時もはゴミ箱の近くに置いてある冷凍スプレーとさらに、キャンプやバーベキューのときにしか使わなさそうなガスバーナーが
食卓の上に置いてあり、その近くの床にはプラスチック製の水鉄砲にライターが付け
られている物が置いてあり、少々ガソリン臭い
さらに、窓はガムテープでふさがれており更にその上に板を張り付ける荒業をした結果も見られる
出入り口の近くには電流を流した金属の板が床、壁、天井に敷き詰められている、なぜこのようになっているか?
時系列を追ってみてみると同時に彼の日記も見てみよう折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-07-29 16:48:55
6760文字
会話率:2%