幼いころ両親に捨てられ、妖怪に拾われ育てられた少年、凪。彼は人を嫌い、妖怪を好む人間になってしまっていた。友と呼べる人間は少なく日本の東京の某所にあるといわれている不思議な日本家屋に、数人の妖怪とともに暮らしていた。育ての親である妖怪、丙(
ひのえ)の形見である妖石“蕾炎(らいえん)”により、命を狙われつつ、妖怪と暮らす人間の少年のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-07-10 20:00:00
15398文字
会話率:65%
育ての親である義理の兄を失った、私千隼(ちはや)とその姪・瑠璃(るり)と甥・由鷹(よしたか)。葬式の後でいきなり掻っ攫われるようにどこぞの城に召喚されたと思ったら、呼ばれたのは瑠璃と由鷹のふたりで私は想定外、だと?ふざけろ。王道(甥姪)には
関わることを許されず、今日も巻き込み流される。
奇妙なマッチョ魔導師ユルヤナと千隼を軸にした、ゆるゆる半分シリアス半分の異世界裏道物語。別名千隼の子離れ日記。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-11-04 00:52:55
35380文字
会話率:33%
少年、九重祐一《ここのえ ゆういち》は血で血を洗うような戦場に身を置いていた過去と、戦地で死んでしまった二人の友人の魂を体の中に宿すという、何かと普通じゃない高校生であった。朝は祐一が学校へ行き、夕方は二ノ宮尉月《にのみや いつき》が祐一の
体を借りて育ての親が営む喫茶店の手伝いをし、夜になれば一駿河健吾《いするが けんご》がプロの作家として執筆活動に勤しんでいた。
祐一はある日、かつて世界を滅ぼそうとした伝説の魔女、雨宮いずみ《あまみや いずみ》と出会う。祐一はいずみの持つ不思議な感じに惹かれ、この世界では幸せになどなれず、進む先には絶望しか待っていないという考えを話す。そのことを聞いたいずみは、自分たちが住むこの世界は祐一が思っている以上に幸せなはずだと主張し、一緒に幸せを手に入れようと祐一を誘う。
それから数ヶ月、いずみは溢れる好奇心を満たすため、祐一と共に科学では証明出来ない奇怪な出来事――怪異を求めて日々を過ごしていた。学校の図書室に拠点を構え、生徒がそういった類の情報を手に入れればいずみに届くようなシステムを作り、月に数件、怪異の絡んだ話が転がり込んでくるようになっていた。そんなある日、いずみのもとに一件の依頼が来る。その内容は、いずみが何でも叶える何でも屋であるとの勘違いの噂を聞いた女子生徒からの殺人依頼だった。当然いずみは断るのだが、その数日後に依頼をした女子生徒が失踪してしまう。いずみはその失踪には怪異が絡んでいると踏み、祐一と共に調査を開始する。
祐一といずみは押し寄せる絶望を切り抜け、幸せを掴むことが出来るのか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-07-26 23:07:31
2622文字
会話率:31%
――舞台は魔法が存在する世界。クロス帝国とアイルス王国の長きに渡る戦争が続いていた。そこで育ての親のパウロ・アルマークを失ったヨシュア。だが、パウロを殺した犯人とヨシュアの間には、宿命とも言える関係があった。
ヨシュアは何を選択し、どう生き
ていくのか――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-06-02 19:30:13
754文字
会話率:45%
幼い頃に捨てられ、親の顔も知らずに育った彷徨(かなた)。同じ境遇の弥矢子(みやこ)の面倒をみたり、屁理屈でお喋りな育ての親である"おじさん"の不器用な愛情を受けながら、ささやかながらも幸せな日々を送る。そんな中、彷徨の前
に一人の男性が現れて…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-05-24 21:08:22
4245文字
会話率:57%
飲めばあらゆる病と傷が治ると言われる聖魔族の血を巡り起こった争いから百年が経った。聖魔族の青年エリオスは育ての親であり仲間のセンジュと共に風神山で静かに暮らしていたが、人々の住む街で不可解な事件が起き始め、魔の手は彼等にも忍び寄るのだった。
最終更新:2009-09-17 19:27:06
34979文字
会話率:48%
『黒竜を倒し、国を救え――』
少女は意思を貫く為に王都を飛び出し、少年は憧れだけを何もない手に掴んで、雪深い北の辺境を旅立った。互いに目的も違うまま、二つの軌跡が重なる――。旅の先に彼等が見い出すものは。(原案/O)
※「王の剣士」前日
譚です
【story】
雪深い北限の地、黒森ヴィジャ。14歳になる少年レオアリスは、育ての親達のもとで法術を学びながら、まだ自分の本当の姿を知らなかった。
遥かな王都、そこに座す王への、理由も知らない、漠然とした憧れを抱いていたレオアリスは、ある日村を訪ねて来た男から、王の御前試合が開かれる事を聞く。御前試合の出場条件は、西のカトゥシュ森林の竜が守る宝玉だという。
憧れを抑え切れず、レオアリスは育った村を出て王都を目指す。
一方、王都に暮らすアスタロト公爵家の公女アナスタシアは、先代公爵の急逝により、14歳という若さで公爵家の継承を控えていた。アスタロト公爵家は炎の力を有し、それ故「炎帝公」とも呼ばれていた。
春の夜会の日、アスタロト公爵家長老会は、一方的にアナスタシアの婚姻を決める。結婚などしたくないアナスタシアは従者を伴い、王都を飛び出した。
だが宝玉を求めて多くの挑戦者達が竜達の寝床へ踏み入った事は、伝説とも言われ、ヴィジャの奥深くに人知れず眠る黒竜を目覚めさせた――
黒竜はカトゥシュ森林に降り立ち、王都は黒竜を封じる為、正規軍を派兵する。
そして二人は、深い森の中で巡り会った。
――北の辺境、黒森ヴィジャから旅立った少年、レオアリス
「王都に行って、王の御前試合に出たいんだ」
「馬鹿だね。みんな御前試合が最大の目的みたいに言うけど、本当に厳しいのは竜から宝玉を取る事だ。御前試合にゃ、あんな化け物は出ないよ」
――『炎帝公』 アスタロト公爵家次期当主、アナスタシア
「それに、丁度いいじゃん。黒竜を土産に王都に凱旋して、長老会に私が当主だって事を認めさせてやる」
――正規軍第六大隊大将、ウィンスター
「お前の身の内の剣は、使えるのか」
黒竜を倒し、国を救え――
(個人サイトで掲載している作品ですhttp://www.joy.hi-ho.ne.jp/musa/fakestar/novels/novels-index.html)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2008-08-07 00:47:31
368155文字
会話率:36%
十六年もの間、師匠である臥龍斎(ふくりゅうさい)と共に山中で暮らし、剣の修行をする少年、咬陀。最後の試練は何と、育ての親との死闘!哀しみの果て、彼は山を降りて行く。
最終更新:2008-05-06 19:24:03
2450文字
会話率:20%
幼い頃の記憶がない主人公リー。物心ついた頃には少林寺にいて、日々少林寺で武道の修行に励んでいた。そんなある日、世界規模で行われてはいるがマスコミなどには非公開で行われている格闘技トーナメントの招待状が使者を通して届いた。リーの育ての親であり
師でもあるロウエン老師がそのトーナメントにでれば謎が解けるかもしれないとリーを説得して、リーは闘いに身を投じる事になるのだが…とんでもない陰謀が待ち受けているのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2007-01-29 08:02:37
7077文字
会話率:33%
非業の死を遂げた家康の嫡男"信康"には隠された遺児がいた。その秘密を守るため信康の妻"五徳姫"は、その子を流れ者の山伏大天狗に託す。時は流れて戦国末期。関が原の合戦の数日後、育ての親である大天狗と小天
狗とともに鞍馬山で平和に暮らしていた竹残のもとに、商人が現れる。だが、商人とは偽りの姿であり、彼は服部半三配下の忍びだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2005-12-28 00:22:37
15124文字
会話率:36%