俺の名前は御庭上蒼真(おにがみ そうま)で中学3年生で、古式武術・御庭上流の次期正統後継者で、自慢になるが中学生になる頃には、流派の「表」も「裏」も全ての「技」を修得した。
それで、今は修学旅行中だ。
何時もの固定メンバーと修学旅行先の京都
の知恩院を目指す途中の、ある人達にとって聖地である青蓮院の前に差し掛かった時に足下に魔法陣が現れ発光した。
そして、裕哉に起こされ寝ぼけたまま裕哉に言われた扉を開け中に入ろうとすると、何故か、後ろから舞の叫びが聞こえたと思ったら裕哉に背中を押され強制的に扉の中に入った。
……のを、10歳の「生誕の儀式」というこの世界の通過儀礼である教会の祈りを捧げた時に女神に因って思い出させられた。
舞達が、この世界に現れるのは約4年後だ。
それまでに、色々と準備をしておこう。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-10 20:50:00
230037文字
会話率:60%
とある普通に幸せだった主人公ヴィル・カールフィンデン。異母兄妹の妹、婚約者でもある幼馴染、王国の王女様。美少女達に囲まれてこのまま幸せになるだろうと思った矢先、ソイツは現れる。ソイツは次々とヴィルの妹を、幼馴染を、王女を、全員奪い去ってしま
う。そしてなんとか取り戻そうと思ったら、妹が、幼馴染が、王女が、ヴィルを捨てた。ヴィルはどこか薄暗い部屋で血の涙を流していると、魔神がやって来た。このまま死ぬのもアリだなと思っていたら、魔神がとある契約を持ち出してきた。これは、悲劇の少年が冷酷無比な悪魔となりこの世界の全てを支配するまでの物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-13 00:43:48
42642文字
会話率:27%
幼いころ両親に捨てられ、妖怪に拾われ育てられた少年、凪。彼は人を嫌い、妖怪を好む人間になってしまっていた。友と呼べる人間は少なく日本の東京の某所にあるといわれている不思議な日本家屋に、数人の妖怪とともに暮らしていた。育ての親である妖怪、丙(
ひのえ)の形見である妖石“蕾炎(らいえん)”により、命を狙われつつ、妖怪と暮らす人間の少年のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-07-10 20:00:00
15398文字
会話率:65%