私は、後山君のことが大好きだった。
だから、告白をした。
でも、フラれてしまった。
だってしょうがないよね。彼は細胞にしか興味がない、細胞オタクなんだから。
そんな私の目の前に現れた謎の少年。
彼は歌を歌う。
幻想的で美しい、でもどこか
切なくなる歌を。
彼は青いカバンの中から魔法の薬を取り出して、私にくれた。
惚れ薬、を。
後山君に飲ませてみよう。
pixivにて掲載してあるものと、同一です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-11-22 23:12:25
17503文字
会話率:34%
男らしくなるため応援団の門を叩いた僕、一之江蒼。だけど、容貌や声が女みたいだと不興を買い、初日から破門寸前になってしまう。意気消沈する僕のもとに現れたのはチアリーダー部部長の森下涼子さん。
「男らしくなれるかどうかはともかくさ、私につきあ
ってくれれば、自分を変えたいって志は応援してあげられると思うよ?」
涼子さんの甘言に乗った僕が連れていかれたのは、旧校舎の地下に作られた秘密の部室。そこには応援団長の西大島先輩がいた。
「あらためて自己紹介しよう。俺は、九路松高校応援団――諜報部部長の、西大島だ」
「で、私は作戦参謀の涼子さん」
ち、諜報部? 訊けばそれは、対外試合をおこなう校内のクラブのために各種の情報を収集する部活なのだという。平たくいえばスパイだそう。
「一之江君、きみにはぜひ、この諜報部に加わってもらいたいのだよ」
僕がですか? ……まあ、僕なんかで力になれるなら頑張りますけど――ってこれ、セーラー服!?
「きみにはこの姿でハニートラップをやってもらうから。相手は明大烏山野球部のエースよ。来月の四校交流戦までに、相手の新球種を突きとめたいの。よろしくね、アオイちゃん?」
こうして僕は、女装スパイ「アオイ」としてライパル校のエース・三鷹君に近づくことになったんだけど……男の僕が女装してハニートラップとか、無茶すぎませんか? 涼子さんは無理難題ばかりふっかけてくるし、なぜか幼なじみの野球馬鹿・小川幸太郎も絡んでくるし……。僕、男らしい応援団員になりたいのに、頭に青いリボン巻いて一体なにやってんだろう……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-11-21 22:55:59
166695文字
会話率:46%
咲市(さいち)王国、王政時代。宮廷に住まう貴族の男の、外の生活の話し。外の家庭にいる娘との関わり。自分と似ていないからこそ愛おしいと思っていた娘から受ける裏切りと、己の父性にとまどう。『青い愛染』上・下。
最終更新:2015-11-20 01:38:53
5446文字
会話率:19%
甘味のような 苦味のような
旨味のような 不味のような
これはそんな物語
白くて黒くて赤くて青い
そんな少年のお話だ
最終更新:2015-11-16 16:24:33
2233文字
会話率:0%
暇だったのでグダグダ書いてみました
最終更新:2015-11-15 00:28:03
2908文字
会話率:0%
独り暮しを始めた頃は何をするにも新鮮で楽しかった。
しかし長引いてくるとそうもいかなくなってくる。
その上、御祝儀を渡した回数が片手で数えられなくなった頃から独りで過ごす時間が一気に増えた。
あぁ退屈だ。
活動的な人間なら独りで飲み歩いた
りするのだろうが・・・・・
あぁ退屈だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-11-11 07:28:31
1167文字
会話率:6%
父は、珍しいものが好きだった――。少年が心奪われたのは、青い瞳と淡紅色の鱗を持つ美しい人魚の娘。彼は少女を「珊瑚」と名付け、様々な物語を読み聞かせた。やがて少年は、言葉を覚えた珊瑚と心を通わせていくけれど……。
少年が願った、ふたりの物語の
結末とは。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-11-10 23:23:20
3510文字
会話率:28%
「一緒に死ぬ?」
藍色と紺色、死にたがりの話。
最終更新:2015-11-10 20:00:04
6097文字
会話率:29%
VRMMOソフト、スキル・ライフ・オンラインの終了日、最後までログインしていたプレイヤー【ユイ】は、気付くと、青い見覚えのある空間にいた。そこに居たのはAIの少女アイス。アイスに請われ、サイバーテロのウイルスが残る空間から、ウイルスを取り除
く為にその空間にダイブする。*1人デスゲームの始まり部分だけです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-11-09 23:12:06
6692文字
会話率:42%
牧田紗矢乃さんの【第二回・文章×絵企画】に参加しました。絵師である陽一さんの作品を元に、散文詩を書きました。
また、この作品は習作集「展示」にも掲載しており、文学フリマへの提出の可能性もあるため突如削除することがあります。
最終更新:2015-11-08 12:00:15
1221文字
会話率:0%
※この話は、実話をもとにした物語です。
人物名は現実とは一切関係ありません。
オンラインネットゲーム・Lotで知り合った実衣(みい)と李十(りと)。
二人は恋に落ち、8月29日に初めて会うことになる。
だが、会ってしまったことで実衣と李
十の人生を180度変えてしまう!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-11-07 18:20:39
2475文字
会話率:7%
――彼女は見つめる。青い皿を。
彼女と青い皿と「私」のささやかな関係。
最終更新:2015-11-03 00:00:00
1514文字
会話率:6%
記憶を取り戻した夜、私は恋をこの青い花に閉じ込めた。数年後にあなたと再び目見えたとき、それでもこの胸は高鳴った。ーーそれは、私が死ぬ時でもあったけれど。
初投稿です。色々至らない点があると思いますが、温かい目で見てやってください。
※3/1
0加筆修正致しました折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-11-01 22:22:19
5276文字
会話率:26%
このくらいの季節が好きですなあ
キーワード:
最終更新:2015-10-31 14:00:00
227文字
会話率:0%
……人類はどこからきたのか……人類はどこに向かおうとしているのか……。
むごい戦乱、殺人、絶望が世界中で絶え間なく巻き起こり、苦しみと悲しみにうちひしがれる人が止まることなく出続ける地獄の星、地球。この地球にいつになったら平
和が訪れるのか?安らぎか訪れるのか?多くの賢者たちが何千年にもわたって考え続けてきたが、答えはいまだに遥か彼方の霧の中に存在する……。
そんな地球人類を救うべく、西暦1978年の日本の地に、ひとりの男の子が生をうけた。その男の子は救世主としての自覚がないまま10数年を過ごし、やがて徐々に救世主としての使命に目覚めていくことになる……。
実はそれが私なのだが、現代の救世主である私が人生の中で発見した【世界を変える究極の方法】の数々を、自伝的小説という形で紹介していこうと思う。
ちなみに第1部から第3部までは『現代の救世主の私はこうした少年時代を過ごしました』といった自己紹介的な意味合いも含まれている。
私がこの文を書いている今もなお絶望に支配されている青い星・地球━━そこに住むすべての人々に光をもたらすべく、パソコンのキーを精魂込めて打っていきたいと思う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-29 19:55:14
92628文字
会話率:12%
人間が普段、生活している世界… 青い空、緑豊かな森林、渓流を水が流れる清く美しい川の水…そして、あらゆる生命。 それは、私達人間が普段感じている世界… もし、その世界が、もう一つあるとしたら? 私達が知らない 入ってはいけない世界があるとし
たら…
く折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2015-10-29 18:55:13
2954文字
会話率:0%
私とは正反対だった、彼女との記憶
ゴスロリ要素ありです
最終更新:2015-10-26 21:31:18
1775文字
会話率:27%
放浪癖のある母に連れられ転校を繰り返す雪織は、中学二年の春に猫窟島という島に訪れた。友達ができないことを気にしていた彼女だったが、新しい中学校で出会った五番目のおかげでクラスメイトと打ち解けていく。五月のある日、雪織宛てに届けられた銀色の
封筒にはケット・シーという場所に行くための乗車券が入っていた。青い三日月の夜、乗車券を使ってケット・シーに訪れた雪織は右目を眼帯で隠した少年カミルと出会う。やがて雪織は五番目、カミルの二人と今までにない充実した時間を過ごすが、それと同時に今まで忘れかけていた「いつかこの場所も去ることになる」という不安感を思い出していった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-25 10:58:48
115244文字
会話率:64%
手首を見せぬよう、顔を合わせぬよう。
そして、さようなら。
最終更新:2015-10-25 08:31:02
493文字
会話率:5%
「うわぁぁぁぁぁぁ」
少年は二つのものが転がる前で泣き叫んだ。場所は普通の道路。
しかし、違うのは赤く染まっていることと深い傷が残されてることである。
「堕者か…」
青い服を着たその傍観者は目を俯かせて小さく呟いた。
エブリスタ
kirito重複投稿折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-25 04:47:40
7064文字
会話率:26%