君のいる世界へ、時間軸を遡り転生する。そう約束したディーンを信じてスティールは探し続けていた。そうして、ある日見た夢で――。
一方、狭間の界で幸せに暮らしているスティールたちをよそに、銀の界ではシャールが孤軍奮闘していた。王と王妃のしたこと
の償いをその血筋に求められ懸命に尽くす日々。そうして起こるべくしてその事件は起こった。
(サイトからの転載です)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-06-23 10:00:00
111250文字
会話率:41%
桶狭間の合戦に至るまでの経緯から始まり、物語は、桶狭間に突入する所へと進行していきます。
第一章で述べた、信長の人望作りと人脈作りがここに出てきます。
それは少年期の信長の腕っ節の強さで、つまりは町の同類の不良どもを片っ端から喧嘩でのして、
そいつらを子分にして、更に勢力拡大を目指して、方々に、自慢の拳を振るい人脈を経て、自らの背中を手本とさせて人望を得た。そうして作り上げた信長勢は少数ではあったが精鋭でもあった。
一方、今川勢は三万とも四万とも言われる多勢であった。当時はまだ松平元康と名乗っていた徳川家康が今川勢にはいた。しかし、その松平元康は始めの打撃以外には、これと言って大きな動きを見せなかった。それ以外に今川勢の強力な攻撃はなく、それは諸刃の剣で弱いものであった。
とはいえ、信長は最終的に戦いに挑むまで、恐怖を抱いていた。その恐怖を抱いている所を、味方である家臣に見抜かれない事も信長の中では戦いの一つであった。
家臣らはみな、「籠城だ」「開城だ」と戦う前から、怯えていた。なかでも佐久間信盛は熱心に戦に反対をしていた。が、信長だけは、余裕ぶって見せていた。
そして、ついに信長は決戦を覚悟し、桶狭間へと向かった。
元々少数の信長勢の、中でも若い者だけが信長について、戦場へと向かった。信長は、途中、「人間五十年…」と敦盛を念じた。
桶狭間に突入する寸前に、それまで晴れ渡っていた空が、急に曇天になり、たちまち大粒の雨が降った。これは、通常であれば休戦、という状況であるが、信長の場合、通常は通常ではない。常識をぶち破ってこそ信長である。大雨の中、信長は桶狭間に突入をした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-05-31 07:19:35
28487文字
会話率:22%
織田信長が出世の第一歩とする桶狭間の戦いが物語の舞台です。
既に桶狭間に到着している場面から物語は始まります。
織田信秀の息子にして、城下町の不良の頭で、傍若無人に振舞って見せていたのは、信長にとって、人脈作りと人望作りのためだったの
です。そうした下積みを経て、織田家を継いでからも尾張の精鋭部隊が忠実に信長の家臣となって働いた(戦った)。
対する敵は「東海一の弓取り」と謳われている今川義元である。戦国の世に名を轟かせ、あの武田信玄でさえも脅威を抱く程の男である今川義元である。信長は、この今川義元の世評を知っているだけに、その存在を恐れるだけではなく、財政面でも戦略・戦術面でも敬う気持ちを持っていた。しかし、いざ対峙してみれば、なんら大したことはない、それどころか陳腐にさえ思える愚かな武将に映った。
はじめ、この桶狭間の戦いは、下馬評で、今川勢の絶対有利となっていた。しかし、いや、むしろ、そうと知れば、若くて勇ましい信長は尚の事、その己を小馬鹿にでもするような、世の常識をぶち破りたくなり戦う。
そして、戦ってみれば意外と今川勢は腰ぬけ集団である。それもそのはず、今川勢の実情は頭数の確保だけの寄せ集めで膨らませた、仮武装集団なのであった。漁師や農民を徴兵として、それでも足りずに思えた今川は北条からも兵を借りた。借りてきて、取って付けた様な兵は、忠誠も忠義も、義理もへったくりもあったものではない。今川勢として、戦おういう意思よりも、窮地に至れば逃げを選択する。その逆に、勢いで登り詰めようとする信長軍は前へ前へと進む。その中には森蘭丸の父親、森可成もいる。この森可成りこそが信長の精神的師匠にあたる男である。森可成りが信長の少年期・青年期の悪教育をしたおかげで、今の信長像があるという物である。
そして、森可成以外にも、小平太や新助などが活躍し、今川勢に大手を掛けて、ついには義元の首を獲るのである。
「武士の情け」
で獲った首を丁重に扱うべきかとも信長は思いもしたが、実際の所、信長はそうはしなかった。獲られた義元の首を、戦を終えた、ずぶぬれの、桶狭間の野原で、唾をかけ、蹴り上げた。そうする事で、それまで、戦に恐怖を抱いていた自分と決別できるものと思ってそうしたのである。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-05-31 06:29:02
8213文字
会話率:30%
大切な人がいなくなった。正気と狂気の狭間をさまよう私に悪魔は囁いた。
「奇跡を望む?たった一つを犠牲にすれば君に奇跡をあげる」
最終更新:2011-05-24 15:55:07
1802文字
会話率:26%
小児白血病は骨髄移植によって治療成績が向上しているが、少子化の著しい日本では骨髄提供者は常に不足している。内科医、斉藤進は、一人の小児白血病患者の治療に苦悩していた。
米国では患者の両親で体外受精によって受精卵を作り、遺伝子が適合する弟妹だ
けを選び出して妊娠・出産させて骨髄提供者「救世主兄弟」を製造する試みが始まっている。今までは諦めるしかなかった病気の子供の命を救えるかも知れないが、人工的に骨髄提供者を作るという『神の領域』に人は何処まで入っていいのだろうか?
斉藤進は、患者を救う夢と厳しい現実の狭間を葛藤しながら治療を進める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-05-23 21:39:51
32403文字
会話率:30%
神奈城悠が六本木に行きたくないと思っていた頃、抱えていた大量のワカメが爆散した。
それを機に彼女は未来に生まれる大きなエネルギーの動きが矢印状に見えるようになる。
一方その頃、黒澤明輝は付き纏う幽霊から必死に逃げながらこの世の下らなさを踊り
で表現しようとするが、
ダンス部に入ろうと思ったのに担任の澤田先生の手違いで文芸部に入ってしまう。
文芸部のたった一人の部員、もとい部長が幽霊部員だったので黒澤明輝は途方に暮れていたが、
ふとしたはずみで本棚の後ろにカプセルが隠されているのを発見する。
カプセルを開けると、その中から部長の川原成美が現れた。
彼女は意識が四次元の狭間を通り抜けるのを感じる事により、人間離れした反射速度を身につけていた。
神奈城悠は過去の友人を探し、偶然文芸部に足を踏み入れるが、そこに居たのは全く文芸活動をせずに囲碁を打っていた
黒澤明輝と川原成美の二人だった。呆れた神奈城悠は根本から文芸部を変えようとする。
辺野古高専の文芸部では、今日も刺身が冷蔵庫で冷やされている。
現代社会を舞台とした、ちょっとアクションで哲学的な日常ストーリー。
(この小説は「小説&まんが投稿屋」でも連載されています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-05-19 22:54:21
9088文字
会話率:47%
二年前、紅月 希(あかつき のぞみ)は
"次元変動"にて別次元へと飛ばされた。
別次元と言ってもこちらからは何気ない普通の風景が見える。
しかし、向こうからこちらが見えない。
そんな場所―――――。
そんな厨二な世界で希
はある少女と出会う。
彼らはこの空間で何をするのか―――――・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-05-15 20:48:53
6921文字
会話率:19%
とある狭間と旅の神様とその眷属の話。彼らは夕闇の迫る、どこにもない亜空間にいた。そこには一本の桜の大樹があった。
最終更新:2011-04-30 01:16:37
3792文字
会話率:39%
単身赴任でやってきた町で「僕」は一本の桜の古木と出会う。桜にまつわる夢に翻弄されながら、次第に壊れていく「僕」。夢と現の狭間を漂いながら、やがて「僕」は思い出す……。桜の下で誓った約束を。
最終更新:2011-04-21 22:29:00
11071文字
会話率:32%
大学生と小学生が仲良くなって、つるんで遊び始める。
オトナとコドモの狭間にいる者だけが知っている遊び。
コドモ達しか知らない遊び。
一緒に宿題をしたり、駄菓子屋でカキ氷を食べたり、街へ出掛けたり、オトナにいたずらをしかけたり、学校にしのびこ
んだり・・・。
とにかく楽しい毎日。
ある日、おばあちゃんちに遊びに来たという子が現れる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-04-15 09:48:40
29918文字
会話率:56%
迷いを持つ死した魂は、すぐに転生出来ない。世界に必ず 1つは、存在する 〈狭間の世界〉。そこでは 迷いを持った魂を、導いていく〈守人〉が存在する。彼らは、世界から遣わされた監視者。
最終更新:2011-04-13 03:19:36
7134文字
会話率:13%
本作は大変読者にやさしくない設計となっているような気がします。
殺した理由やオチなど、小説として必要なものが書かれていません。
これはぼくが「大人と子供の狭間である中学生」という一部分だけを書いてみたかったからです。
ぼくの暗中模索の一つで
す。いろいろ実験しています。
色々な意見をお聞きしたいです。よろしくお願い致します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-04-12 00:21:27
1626文字
会話率:49%
少年が目を覚ますとそこは、生と死の狭間の世界であった。
そこにいた少年少女たちは、チームを作り、戦い、1位を目指した。
なぜなら・・・、
生き返るため・・・。
最終更新:2011-04-11 18:54:24
759文字
会話率:37%
人の理性と竜の本能の狭間に戸惑う青年のお話。そして彼が向かう先は・・・
最終更新:2011-04-10 15:10:04
155699文字
会話率:43%
人間と羅刹が混在する場所、賽ノ地(さいのち)。この地ではかつて羅刹狩りが盛んに行われていたのだが、半年前、政府の意向で羅刹族との和平が成立した。以来この地では職を失った羅刹狩りが盗賊を狩り、羅刹族は我が物顔で人里に降りてくる――これは、和平
によって大きな変動が押し寄せる狭間の土地に生きる、盗賊の少年たちの物語。【コラボ侍】みてみんのお遊びから始まった世界をなんとなく文章化してみようという試みです。気になる方はこちら→http://19.mitemin.net/userpageblog/view/blogkey/1899/(2011.2.22 タイトル変更しました)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-04-03 20:41:50
113626文字
会話率:26%
物語の主人公である沖矢 犬斗は18才。しかし、学年は高校1年生である。
過去の友であった人々は卒業し、彼の周りには知らない人間ばかり。
友達もいない。妹とは同学年で同じクラス。さすがに頭を抱えたくなる犬斗。
そして、あの忌まわしき死の事件は
4月の中盤に差し掛かった時に起こる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-04-03 14:12:45
10205文字
会話率:41%
朗読など、放送にてご利用の際には、作者名、掲載URLの表記をお願い致します。
その他のご利用はどうぞお問い合わせくださいませ。
逢魔ヶ時…。宵闇と夕焼けの狭間。
小さな工房の二階で、男は今日も人形を作っている…
最終更新:2011-03-26 00:17:10
1881文字
会話率:23%
奇跡が起きた……
人間のDNAの中に炎や水などの情報を組み入れることにより、物の媒体が無くとも出すことが出来るようになる技術が編み出された
その名もレイジシステム
その世界のレイジシステムを扱うもの達を集め、英才教育を施す『ファンタズム学
園』に通うリアン・ハーベルとその仲間達の
真実を導き出す物語
現在凍結中だお折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-03-25 23:51:37
44084文字
会話率:49%
神族によって支配された世界。そこでは人間はエルミラと呼ばれ、奴隷として位置づけられていた。神族と人間とのハーフ。半神半人の少年クロノスは、その中途半端な存在故に悩み苦しむ。
魔道と機械が絡み合い、成長した天上世界。神々の黄昏が間近に迫る激動
の時代、弱くて強い少年は英雄としての役割を求められる。
神でもなく人でもない中途半端な存在だからこそ、できることがある。
ちょいダーク系、ハーレムファンタジー。
お暇でしたらどうぞ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-03-21 12:23:51
67252文字
会話率:26%
数多の世界。
世界とはただ一つではなく、数多に光輝く星々の如く存在している。そんな世界のことを、『数多の世界』と呼んだ。
そんな数多の世界の中で、もっとも古い時代に世界と世界の狭間を越え、数多くの世界を旅した銀族の伝説。
最終更新:2011-03-10 21:12:43
1056文字
会話率:0%
おじいちゃんとおばあちゃんは二人暮らし。
何の変哲もないどこにでもいる夫婦だった。
そのおばあちゃんがある日突然おじいちゃんを旅に出ようと誘い出す。
行き先を知らせぬまま・・・
おばあちゃんにはまだ打ち明けていなかったが、おじいちゃ
んの体はすでに病魔に犯されていた。
「これが最後の恩返しだ」
そう思って、おじいちゃんはおばあちゃんの申し出を受け入れた。
これから自分たちに起こる奇跡の物語をまだ知るはずもなく。
命の道。
人が目を閉じるということは、新しい世界への第一歩。
この物語の終わりに、目を閉じた老夫婦がみたものとは。
残酷なまでに美しい人としての「生き方」を旅の道中で起こる困難と異次元に存在する自分の心の葛藤の狭間を抜けた先に見つける。
そんな物語です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-02-19 12:24:58
15757文字
会話率:10%