蟲毒 小説家になろう　作者検索

中学生の葵はひょんなことからある日突然不思議な子どもと出会う。

「地球のノミ」だとか、「この世の害虫」とか言われているけれど、果たして我々人間の魂は五分ほどもあるのだろうか。 虫は食物連鎖のピラミッドの下層に居る。 人類はその頂点に居ると思っている。 でも、どうせ互いに潰しあうのに、そんな事実は何かの慰めになるのだろうか？ 敵を殺し、見方を殺し、自分を殺すこの狂った蟲毒の中で、最強の毒蟲となるのは、誰？折りたたむ>>続きをよむ

　優秀な妹結奈と比較される劣等生結人。 　この日も普通の日常が始まるはずだったのだが突如として異世界に飛ばされてしまう。 　待っていたのは蟲毒による実験。そこで結人は絶望と悲しみで『狂血』を覚醒させてしまう。そのまま自分を助けるために全員を殺して脱出する。 　全員を殺した結人に対して結奈は全員で脱出していた。その事実に怒り、羨ましがり、妬み、悲しんだ。そして、気付いた。自分の目の上にたん瘤だった結奈をずっと殺したかったと。だから、戦った。十年続いて、最期は結奈の手で結人は死んだ。 　これは、世界を恐怖に陥れた罪人の孫の物語折りたたむ>>続きをよむ

これは、儀式だ。蟲毒の儀式のように……。人はただ、一人の強者を残すべく、いまもなおパンデミックに抗っている。世界は一度、終焉を迎えた。水がコップに注がれた。今にも溢れだしそうなほどに。その水はついに、表面張力を破って無情にも溢れたのだ。 世界各国に広まった、『ゾンビ』の病。一年。その間に、人々は疑心暗鬼と憔悴、さらには殺害を繰り返し、各国が協力の元開発した抗ウイルス剤によって、ゾンビの病は浄化された。しかし――まだ事件は終わってはいない。主人公、克の耳元で囁くのは、死神の声か。それともスナイパーライフルの銃声か。折りたたむ>>続きをよむ

小さな少女が八岐大蛇の眷属になるまでの物語。 母親と行ったテーマパーク。 そこで起こるパンデミック。 そして幼い少女が魔人となるまでのちょっとしたお話し。

戦国時代好きの大学生須藤直也は目覚めると少年の姿となっており、しかも戦国時代へと来てしまった。 その十数年後、尾張を統一した織田信長は隣国より侵攻してくる今川にどうやって対処するかを悩ませていた時、一人の青年と出会う。 師と出会い、武勇と知略を学び、浪人として各地を旅していた須藤直也と。 そして、いるはずの無い”イレギュラー”は、やがて歴史すらも変えていく。 史実とは明らかに違う戦国の英傑達、なのに史実通りに起こる事件の数々と、史実では起こり得なかった事件の数々。 須藤直也は戦国乱世に生きる数多の英雄達と出会い、史実とは違う、別の”歴史”を紡いでいく。 ”イレギュラー”の行きつく先は何が待っているのか。 ※IF戦記モノです。 人物設定、時代等々、作者は戦国ゲームをやっている程度の知識しか御座いませんので、”IF戦記”として、矛盾があろうが、寛大な心で読んで下さると嬉しいです。 ※2 同じ世界、同じ時期を上杉軍側から描いたナカヤマジョウ様の作品『分枝世界の戦国記譚～蒼の章～（旧題：謙信と挑む現代オタクの戦国乱世）』も投稿されております。 其方共々、読んで下さると嬉しいです。 ※3 指摘を受けまして、キーワードに”チート”を追加致しました。チートが苦手と言う方はすいません。 ※4 タイトルを若干変えました。折りたたむ>>続きをよむ

百数十年前に突如異界より現れ、人類を脅かす謎の存在【アポトシス】。それに対抗する為に生み出された存在”オルフェ”。 アポトシスによって家族を失った大学生一峰蓮夜の日常は、オルフェとなったその日、大きく変化した。 これは、運命の理不尽に巻き込まれながらも、人類の為に蘇らされ、戦う者達の物語。 ※仮題です。あらすじ等も変化すると思いますので、ご了承下さい。 折りたたむ>>続きをよむ

佐藤悠木は不幸である。 両親を亡くしたことに始まり、小さい事では靴紐が解けやすい、事件に巻き込まれやすい等々……。 だが、彼はそれ以上の幸運と頑丈な身体を持っていた。 靴紐が解け、結ぼうとした目の前を制御を失ったトラックが通り過ぎ、不良に絡まれても無傷で撃退出来たり……。 そして、今回彼は同じ学校に通う友人に教科書を貸しに行ったが故に、クラス丸ごと（生徒会メンバーもいた）の異世界転移に巻き込まれてしまう。 王女からは「世界を救ってくれ」と言われ、種族間での争いに参加することになってしまう。 ……そんなの断る！ 俺は穏やかに生きたいんだ！ だが、彼の体質が、そんな事を許しはしなかった。 巻き込まれる数々の事件と関わる事になって行く人々……。 仕方が無いので、勇者の役目はイケメンリア充が率いる別クラスの連中に任せ、旅をしながら適当に頑張る事にした。 そして、少し不幸で、でも超幸運な彼の異世界での生活が始まる。 折りたたむ>>続きをよむ

八木 真白はある日全てを奪われた。 奪われたものを取り返す為に彼女は闘う、壺の中の蟲、星宮少女として、決して終わることのない闘いを・・・ よくあるバトロワモノです。

姫犬神は共にある為に転生を繰り返す主様を求めて彷徨う。 ※蟲毒の記述があるのでR15と残酷な描写ありにしてあります。

不浄の毒を操る蟲使いの少年と出会った教授の一幕。

　異世界転移者がオーバーテクノロジーを持ち込んだり、すったもんだがあった末、結果としてファンタジー世界になってしまった舞台で、世界で唯一の魔法使いさんだとか、二刀使いの侍だとか、怒らせると怖い事務員のおねえさんだとか、性別不明の犬型獣人だとか、街のチンピラやカルティストやレジスタンスや普通の少年が、異能力バトルしたり政府転覆したりプリズンブレイクするお話。 　シリアス多目だけど、ほのぼのもあるよ。 　折りたたむ>>続きをよむ

「腐りきった現代っ子少年の想本累（ソウモトルイ）は、『ホライゾンヘヴンオフライン』へ招待される。そこは覚えのあるオンラインゲームに酷似した世界。しかし、その世界の実体は問答無用で殺し合いを『強制』される蟲毒の塔だった。この世界で得た力は、現実世界にも反映されると知り、ルイは欲望に飲み込まれていく。ルイは全てを奪う『白の存在』として、罪もない人たちの『魂の金貨』と『魂の器』を取り込んでいく。少年は少女と生きるため――、少女は人として生き返るため――、欲のままに塔を登る。その果て、かつて失ったものを取り戻せると信じて……」 折りたたむ>>続きをよむ