修学旅行中のバス事故によって俺と同じクラスの女子の何かが入れ替わってしまった。どんなに離れていても二人の心をつなぐ不思議な絆によって結ばれた俺と彼女。ある時、彼女が女友達と一緒に拉致されてしまう。しばらくして彼女は無事に帰ってきたが、俺に言
えない重大な秘密を抱えていた。
2007年に自分のWEBに書いて、2012年にpixivに転載した小説です。他人との繋がりを超越した二人の物語が書きたくて書きました。
ほんの少しだけグロテスクなシーンがあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-06-08 23:00:00
18498文字
会話率:21%
Telepathist-精神感応能力者。
人の考えていることが読めるミカの力は政府認定最上クラスに属する。
その力によって、人との関係もうまく築けず、研究所に行くことを幼いころから余儀なくされ、モルモットのような生活をしていた。
研究所
では思い人アベルに会えるので、ミカにとっては、苦しいだけの学校や家族といるよりよっぽど幸せな生活だった。
しかし、アベルにも恋人ができ、唯一の砦をうばわれたミカは自暴自棄になった。
いつも憎まれ口をたたいてくるアベルの友人であり、ミカが生まれる前は最上レベルのテレパシストであったカインの優しさに触れて、ミカの気持ちは徐々に変わっていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-03-17 22:00:00
13116文字
会話率:36%
2005年 仙台、医大生の邦彦は姉の墓参りに付き合っていた。
ある日不思議な幻覚と友人の栞の異常な態度を見た邦彦は、それについて過去を追っていく。
姉のトラウマ、友人の葉山、識、飛鳥、早川、鈴鳴が織り成す青春シリアスコメディ。
最終更新:2013-04-03 19:27:42
29338文字
会話率:42%
西暦二〇二〇年ある一人の偏屈科学者が南極から出土した三十センチ程度の奇妙な人形を持ちかえった。その人形はその時の人類では考えられないまでの高性能な科学技術によって造られており、作られてから少なくとも千年は経っているのにどこも故障しておらず当
時のままだった。
科学者はその人形を研究し、十年後の二〇三〇年にそれを模した人形オルディックロボを開発した。オルディックロボは当時実用化されつつあった精神感応装置を利用することで人の意のままに操る事が出来た。
そしてその五年後、二〇三五年にはそのオルディックロボを使用した競技『オルディックファイト』が日本で誕生した。当時は一台数百万を超える高価な代物であったがロボット対ロボットという今までにない格闘技に人々は熱狂しブームを加速させ、そのまた五年後には大量生産が実現化しオルディックロボは一般的にも普及するようになった。
そして日本は大きく変わり、人々はその小さなロボットを手に普段の生活を送る事になった。オルディックロボには高度の人工知能が搭載されている事もあってある人には親友、ある人には恋人、そしてある人には子供あるいは親の様な存在になった。
二〇六〇年、オルディックロボが作られて三十年目のこの年世界の構造が大きく揺らぐ事になる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-04-09 21:00:15
20034文字
会話率:54%
生まれついての超能力者、瀬良太(せらた)、竜清(りゅうせい)、央利(おうり)は、超能力研究所に住む少年だった。 ひょんな事から精神感応能力によって、悪人の研究所襲撃計画を知り、三人の逃避行が始まった。
超能力者の奇行と奇跡の物語。
最終更新:2011-11-23 11:51:19
71087文字
会話率:32%
惑星調査員としての日々は懐かしいと思えるほどになった。当面の問題としては違約金を回避する方法。そしてその為に思いついたのはオプションワーク。ちょっと危ない仕事だった。
最終更新:2008-12-30 02:58:02
9170文字
会話率:21%
ボク、メイ。長耳うさき。群の長の母さんの末娘だよ。ボクの住んでいる島に空から変な生き物が来たんだ。
最終更新:2008-12-22 21:17:35
5294文字
会話率:2%
惑星調査員としての仕事の終わりが見えた時、長耳ウサギ達に何かを残そうと……
最終更新:2008-12-20 20:06:52
11618文字
会話率:22%
彼女の名前は、クリスターナ。全身を、薄緑色の半透明な結晶板に覆われた、美しい船だった。彼女を覆う結晶板は、特殊な性質を持つ、変位相クリスタルと呼ばれていた。彼女は、あらゆる意味で貴重な船だったのだ。ところが、どういうものか彼女には心があった
のだ。しかし、目覚めたクリスターナは孤独だった。ところが、意外なことに意識が確立して間もなく、彼女は自分の存在を知る人間に出会った。それは、これも半ば偶然、彼女に乗り込むことになった精神感応会話、即ちテレパスの能力を持つ娘キアラだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2007-07-10 10:55:26
34944文字
会話率:38%