滅亡した惑星。
脱出した男は、人類唯一の生存者。
惑星軌道上で待機した恒星間航行船『フューチャー号』に男を迎え入れたのは、船の全システムを管理運航するAI『ネオ』だった。
人類の未来は、千個のカプセルに詰められた『生命の種』にある。
果た
して、男と『ネオ』は希望の惑星に辿り着けるのか。
そして、『ネオ』の見た未来とは。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-04 20:16:05
2345文字
会話率:6%
時は西暦2980年人類が宇宙に進出して約1000年が経った世界。
人類の計画なき搾取の為、地球の資源が底を尽き争いが絶えなかった人類は、図らずも種の絶滅を前に全人類が協力し一時の平和な世界が生まれたのだった。
しかし資源がなくなった地球
で生きて行くには、近くの惑星資源を頼らざる得ない為、宇宙進出に躍起になる。
惑星テラフォーミング技術の確立と核分裂エンジン搭載の輸送艦が開発され火星のテラフォーミングに成功させた。
火星の豊富な資源は人々に安らぎと争いを産むことになる。
火星の資源独占し火星で生活する火星防衛軍と火星の資源なく生活出来ない地球連合軍の争いは必然的に発生した。
当初は優先だった地球連合軍も戦争の長期化により徐々に劣勢に立たされていく。そこで火星の資源をあてにしない新たな惑星(木星)のテラフォーミングを計画する。
しかし問題となるのは木星までの距離であった。そこで地球連合は新たな移動技術の開発を行うこととなる。
恒星間航行(ワープ技術)は資源の移動に最適であり火星より遠い星のテラフォーミングを行うには必要な技術だった。
そして、時は2980年1月1日地球連合軍航行技術試験艦のニッポンは499回目の試験実験を実施し、技術試験艦ニッポンの消失とともに失敗する。
乗船していた10名の士官と共に…
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-02 18:06:41
3048文字
会話率:21%
地球は人類のゆりかごである。しかし人類は永遠にゆりかごに入っているわけにはいかない。
――コンスタンティン・ツィオルコフスキー“宇宙ロケットの父”
22世紀初頭、深宇宙を覗いていた周回軌道上の望遠鏡は4.4光年先にあるアルファケンタウリ
で、人類が居住可能な天体“アルカディア”を発見。温暖化に苦しむ世界は、第2の地球の発見に大いに沸いた。そして、それから約100年後の2210年。恒星間航行を実現させた人類は、アルカディアに入植するべく、遂にアルファケンタウリにやってきた。準備を整え、軌道降下を果たす開拓団。だが地上に降下した開拓団の目の前に広がっていたのは、想像を超えた未知の世界であった……!
宇宙という名の“最後の新天地【ファイナルフロンティア】”へ進出した人類。これは、その歴史の最初の1ページである――――
※多忙につき、更新速度遅めです。また改稿が結構多いので気を付けてください。
~改稿履歴
11/28 「フロンティア計画――1」から「惑星降下――2」まで全面改稿。
6/7 アルカディアをより“エキセントリック”な天体にしたため、関連する文章を全般に渡り改稿。話の流れにはほとんど変更無し。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-09 16:21:07
51636文字
会話率:43%
これは、地球が存在する銀河系から遥かに離れた、恒星間航行技術をもってしてもおよそ到達できないような彼方の星雲内で起こった出来事である。
新星雲暦724年。人類は、最近になって発見された惑星ファバロフへの入植を始めることとなった。そこに存在
する四つの大陸のうちの一つ、アメリア大陸の三分の一を占める広大な密林にも開拓団が降下し、集落の建設に着手した。
開拓が順調に進んでいるように見えたある日、事前の調査では確認されなかった洞窟が発見されたところから事件は始まる。
その僅か三六時間後に、開拓団のメンバー二千人がすべて忽然と姿を消すという不可解な事態が発生し、隣接する地域を担当していた別の開拓団から捜索隊が向かうものの、その途中で、今度は捜索隊が所属していた開拓団が謎の敵の襲撃を受けたとの連絡が入る。
急遽引き返した捜索隊が見たのは、得体の知れない生物に襲われる開拓団のキャンプであった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-19 06:00:00
195895文字
会話率:32%
『地球からの独立の気運が高まりつつある他恒星系の植民惑星』というスペースオペラ的な舞台設定ですが、登場人物は皆、スペースオペラな物語の表舞台には出てこないような、地味で普通で、それでも懸命に生きてる人たちです。
スペースオペラの裏側に生きる
人達を、酒場の主人である『僕』の手記形式で、舞台となる植民惑星で作られるお酒と共に語っていきます。
舞台……恒星間航行が可能となった時代、とある植民惑星の街の片隅にある小さな酒場
登場人物……酒場の店主である「僕」と、店に集う人達。そしてお酒。
*「カクヨム」様にも同内容で投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-21 20:44:22
18580文字
会話率:20%
この世界の創造の物語です。現在と創造時を繋ぐ展開と理論めいたものが焦点となると思われます。ハードSFとして形状性質論、創発現象、集合、組み合わせをテーマとし、チロと桃九を中心とした物語の中で展開させたいと思っています。
第1部は「脈流」の
リライト1回目版です。「脈流」の文章に不整合や矛盾などが、多々存在したためリライトしました。尚、「脈流」の1章を1部分にまとめました。
1月1日第2部開始しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-14 09:23:23
226351文字
会話率:59%
この世界の創造の物語です。現在と創造時を繋ぐ展開と理論めいたものが焦点となると思われます。ハードSFとして細胞とたんぱく質、数学の組み合わせをテーマとし、集合的創発と分割的創発の模索をチロと桃九を中心とした物語の中で行いたいと思っています。
文章に不整合や矛盾などが、多々存在したためリライトし、「脈流」のリライト1回目版を「脈流(RW1)」として投稿しました。尚、「脈流」の1章を1部分にまとめて、現在7/7章完了しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-31 14:47:25
154756文字
会話率:39%
とある朝、私が起きると室内はいきなり物凄い寒さだった。
何かのトラブルかと思ったが、コンピュータが言うには何も問題は無いらしい。
いったい何が起こってるんだ?
最終更新:2015-02-27 19:11:29
3797文字
会話率:47%
人類が恒星間航行を可能として3世紀。スペースコロニーで生まれ育ったレンは、コロニーで一番のジャンク街、ドブ板通りの喫茶店で調理師見習いをしている。ある日、にこやかにチキン・サンドを注文した金髪美女の目的は、如何やらレン自身だった! 無理やり
宇宙軍とマフィアの争奪戦に巻き込まれたレンは、祖父の残した装甲歩兵レギオンを駆り、マフィアから一人の少女を奪還する。100年の眠りから覚めた、彩夏という名の少女を。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-02-24 16:00:00
83355文字
会話率:21%
西暦20xx年8月15日
光子無反射吸収性珪素半永久結晶組成水素彗星”フォッグムーン”との激突によって
月の容積の92%が砕け散り成層圏の藻屑と化した・・・
後に”サイコパシーシリコン”と名付けられる未知の珪素で構成された不可視の
超大型
彗星”フォッグムーン”による月の破壊。
西暦21xx年6月7日
宇宙に浮かぶ砕け散った月の残骸・・・
そして月の崩壊とフォッグムーンの残骸によって数十年続いた未知の超大規模重力
災害”フォッグレイン”に苦しめられつつも人類文明は徐々に再建されつつあった。
そして・・・何とか情報操作し隠蔽してはいるが将来、確実に訪れるであろうフォッ
グレイン慢性化による地球完全崩壊を知った人々の混乱。
人類が新たな生存圏獲得の為、国の垣根を超え団結しその総力を結集し秘密裏に
超恒星間航行宇宙船の建造に着手した噂は瞬く間に広がった。
たった14万人の人間しか乗る事が許されない、人類最後の希望と怨嗟をその一身に背
負った”白い匣船号(ホワイトイリス)”には有史以来の人類の英知の全てが詰まっ
ていた筈だった…人類は持てる全ての力を匣船建造に注ぎ込み数万年の宇宙の旅に種
の命運を賭ける…。
人類が、生命が生き残る為の永い戦いが今、始まろうとしていた…だが…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-11-02 19:25:06
2278文字
会話率:30%
恒星間航行が可能になった未来世界。その代償として、人類は異星文明との惑星間戦争に晒されていた。
そんな最中、士官学生「沖田優希」はふとしたきっかけから、連邦軍のアイドル部隊「ミルキー・エンジェル」の乗務艦「シルフィード」に乗り込む羽目に陥っ
てしまった。彼の……いや、人類の未来は如何に?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-10-14 22:18:55
105297文字
会話率:50%
恒星間航行を可能にしたミチヤらは「命の泉」
を目指して旅立った。
彼らを待つのは、未知なる生命体、未知なる星だった。
ミチヤは、「命の泉」をみつけた。
繋ぐ時が来た。
ミチヤは人類の覚醒者に繋いだ。
5つの試練が待っていた。
第4世代のダイ
バリオンを開発した。
アインは、この宇宙の物質の真理を手に入れたようだ。
だが、「命の泉」の主は、いう。
「この世界で、命の真実はみつからない」
この宇宙を平穏化し、異世界への旅立ちが待っていた。
『命の真実』を求める旅は続く。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-12-03 01:35:21
43418文字
会話率:7%
108の命の欠片の集結が行われた。
異なる命の欠片を地球から駆除した。
太陽系の探索が終了した。
新生ムー大陸が出来上がった。
新物質ダイバリオンの開発が行われた。
恒星間航行を可能にしたミチヤらは「命の泉」
を目指して旅立った。
人類にも
変革が起きていた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-11-19 00:51:30
43018文字
会話率:5%
遠い遠い未来。人類は地球から別の恒星系へと旅立ち,数世代かけて居住可能惑星にたどり着いた。しかし,そこにたどり着いたのは,宇宙で子を産み育てた「宇宙世代」ではなく,冷凍冬眠技術によって眠りにつき,目覚めた者たちだけだった。やがて近恒星間航
行が可能となり,惑星連盟という緩やかな共同体が成立しても,宇宙空間で子孫が生き残れなかったという惑星移住世代の心の傷は深く,宇宙で子をなすことはタブーだった。商船団が恒星系間を行き交い,内乱や戦争が宇宙空間で行われるようになったころようやく時代は変わり始めた。宇宙での出産が相次いだ。地上の人は宇宙で一生を終えることはできない。たとえ,宇宙空間で子をなしても,心身の限界により,親は地上に帰らなければならない。宇宙空間で生まれた子が地上で生きられる技術もなかった。このような不運な子らは「宇宙孤児」と称された。これは,「宇宙孤児」の誕生からさらに数百年未来のお話。第2章スタートしました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-02-21 23:27:23
149525文字
会話率:59%