「国を守り、臣民を守り、陛下を守る。命尽きるその後も我らは英霊として国家を守護せん」
「そういうゲームじゃねえからこれ!!」
乙女ゲー『オラニエ王国物語』に転生した少女、カルラは日本生まれの社会人であった。ひょんなことから転生を遂げた彼女
の前に右翼の青年であるアルテュールが立ち上がる。
「地方権益を持つ貴族、独自特権を持つ教会の権力基盤を打ち壊し、中央官僚と常備軍を伴う中央集権化によって絶対王政を成し遂げる。人々は国家に奉仕し、富国強兵を推し進め、この王国を一等国として改革するのだ……!」
停滞した剣と魔法の中世ファンタジーに思想爆弾を放り込み、より多くの人々の生活環境を押し上げ、中途半端なカリスマ性とその凝り固まった危険思想の持ち主の傍で、悪役令嬢役であるカルラは何を想い、行動するのか。
ヒャッハー思考の騎士団、思想に充てられた開明派の革新官僚と共に送る新しい乙女ゲー悪役令嬢モノ!
王子の頭がパッパラパーだと共和制に移行して領地貴族がギロチン送りにされちゃうかも!?
「ヒロインの中身が電波系転生者で王子がたぶらかされると(国体が)死ぬんですけど!!?」
頑張れカルラ、負けるなカルラ! アルテュールは剣道六段、柔道八段で元警官だから暗殺者は返り討ちに会うぞ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-25 23:27:33
14548文字
会話率:37%
異界の魔術師によって無理やり異界転移させられた大学生の金谷徹(トール)は30人目の転移者。
先に転移してきた人たちはそれぞれ専門知識を持っていたり特技があったりするのだが、それを生かすための材料や前段の知識が不足していて全く役に立っていない
。
トールは彼らを使って富国強兵を行うことにした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-28 22:34:26
10733文字
会話率:41%
ひょんなことから異世界転移させられ、ゴブリン族の族長になった橘準(たちばなしゅん)。そのゴブリン族は崩壊の危機に貧していて、いつ滅亡してもおかしくない。その状況を打破すべく、従順なゴブリンを使って富国強兵を目指し、異世界征服を目指す。
最終更新:2017-03-09 21:19:33
24449文字
会話率:58%
目を覚ますとそこにあったのは暗い世界。廃墟と化した古城で目を覚ました主人公は自分に関する事や今までの過去、あらゆる事を覚えていなかった。傍に仕える自称家臣のサキュバスに自分がこの国の王であることを伝えられ、気が動転しつつも王の職務を果たそ
うと力戦奮闘する異世界ダークファンタジー。
国に伝えられし「聖典の伝承」に自身の記憶が隠されていることを知り、世に封じられる四ツの聖典を探す富国強兵の物語が今始まろうとしている...折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-29 08:11:51
1949文字
会話率:20%
明治・大正生まれの世代は。戦後の昭和・平成育ちの私達には想像もつかない激動の時代を生き抜いてきました。
底抜けに明るく、元気で穏やかな気性の母方の祖母もそんな時代の女性です。
終戦記念日の今日、今は亡き祖母の生涯を少しだけ書いてみました。
最終更新:2016-08-15 20:18:31
1443文字
会話率:0%
現代とは違う流れを辿った明治の世。
将軍に代わり帝皇が世を治めるようになり世界は新たな形を作った。
軍隊と警察が融合した組織『軍警』によって治安の維持が行われるようになり、
軍警は家柄に関係なく実力のある者を高い地位に取り立てることにより
富国強兵を目指していた。
故に軍警に所属する軍警官たちはより高い地位を求め、皆一様に手柄を欲していた。
やがて通常の業務だけでは手柄など立てられないと考えた軍警官たちは、より効率よく手柄を立てるために町の警邏をする見回り組を結成し、町の治安維持と共に事件を探す。
若き軍警官、境内日陰もまた乱世と呼ぶに相応しい軍警内部でのし上がるために、機が熟すのを待っていた。
一ノ一町、帝都において最も端に位置し、治安も良いため手柄を立て辛い町。
物語はここから始まる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-11 21:04:07
109959文字
会話率:40%
他のサイトにも転載します。
日本帝国記は織田信長が本能寺の変を生き延びた場合、日本国が如何なる歴史を辿るかを記した物語です。本能寺の変から第一次世界大戦の暫く後までです。
織田信長は本能寺の変を生き延びた後、割と穏健な統治を始めます。そ
して、織田幕府を創設します。織田幕府は国内を統一し、各大名に藩としての地位を与えるなどして地位を保障します。一方で強力な陸海軍の常備軍を整備して次第に諸藩を依存させます。併行して、朝廷の直接掌握にも着手します。織田幕府はイギリスやオランダなどと同盟して徐々に領土を広げていきます。織田幕府は一定の領土を確保すると、同盟国を援護する政策に切り替えます。見返りとして、同盟国の植民地を共通の市場として共有して通商で富を増やしていきます。国内の開発も怠りませんでした。日本本土は平和でした。織田幕府の基本政策は富国強兵です。
織田幕府の基盤は盤石でしたが、ナポレオン戦争の影響で国民国家への移行を余儀なくされます。織田幕府は徐々に改革を進め、数藩と同盟して国民国家への移行を達成します。当然、織田幕府は解体され、天皇陛下を長とする政府が発足します。
日本帝国政府は織田幕府の基本政策の多くを受け継ぎました。日本帝国はイギリスと協調しながら無駄な戦争と内政干渉を避けます。朝鮮も清国との共同統治になります。その後、ロシアも敗北させて日本帝国は安泰かと思われました。しかし、程なくして第一次世界大戦が始まり、日本帝国にとって最大の試練が訪れます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-06-07 13:55:47
734475文字
会話率:0%
元号が平成から貴政へ変わる前の年、世界中190カ国で、ある条約が締結された
東京条約
第一条 国家間、民族間、宗教間及び個人間における現実世界での武力行使の一切を禁ず
第二条 国家、団体、個人を問わず、一切の兵器の保持を禁ず
第三
条 諸問題に対する武力解決を望む場合、SAMMACフィールドにおける擬似戦闘によりこれを決する
第四条 上記に違反した国家、団体及び個人に対しては全加盟国を挙げて制裁を加える
この条約の締結により、世界から流血は消え、平和な世界が形成されたかのように見えた。しかし、それは表面上だけの平和で、戦争自体がなくなることはなく、むしろSAMMACフィールドという仮想世界において、戦いは激化の一途をたどるのであった。
時は流れて現在、貴政二十一年。日本は自国の領域拡大を目指し、富国強兵を推し進めてる。その一環として、高校教育課程におけるSAMMACが実施され、年に一回、全国大会も開かれるようになって久しい。
主人公である朝霧梨桃(アサギリリト)は前年度JHS・SAMMAC全国大会優勝クランのロード。
自分にうぬぼれつつも何か満足できない高校1年生。
物語は入学式の朝から始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-02-12 13:15:08
19069文字
会話率:49%