シアターを出た日比谷肇は、とある光景を目にした。学年のアイドルと言われる朝陰花凛が助けを求めている光景だった。
「助けた見返り求める気ないの?」
「ない」
何度か断っても、優しいアイドルはお礼する気だった。最終的に、肇はぶっきらぼうに別
れを告げて家に戻った。
子犬のように天真爛漫でアクティブな花凛と、面倒くさがりだけどSOSには反応してしまう肇。
これは、映画好きな二人が寄り添って歩くまでの物語。
『ハーメルン』様にも同タイトルで掲載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-28 20:00:00
231672文字
会話率:53%
(不定期更新、テーマ毎の一話完結なので次回更新までは完結表示にしております)
ブルーノ・メイスは、スィナル大陸では知らぬ者がいない料理人だ。
あまたの専属のオファーを全て蹴り、流浪する彼の目的はただひとつ。
未知の味への探求。そのため
の自己研鑽。
「魔王ってどんな味がするのだろう」その好奇心から魔王を討伐した彼が、「神ってどんな味がするだろう」と言いださないうちに、女神フロルは彼を地球へと送ることにした。
日本の下町の片隅に送られたブルーノはさっそく深夜徘徊し、唯一営業していたコンビニで時間を潰していた訳ありJKに絡まれる。
「おじさん、あたしを買わない?」
多世界料理屋『七宝』
悟りきったJKと、そんな彼女にプライドをベコベコにされる異世界の天才料理人のコンビで、今日もほのぼの営業しております。
ランチはお値打ちとなっておりますので、ぜひお立ち寄りください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-29 18:07:09
10207文字
会話率:49%
レストランを継いだシェフの話
短編です
最終更新:2019-04-21 08:50:24
7146文字
会話率:30%
基礎工業技術の向上と職人の育成を目的に設立された東京都神之寝島自治区率七宝鏡学園に入学した女子高生、八板拓美(やいたたくみ)。念願叶ってフランス人|銃職工(ガンスミス)に弟子入りするが、工房で少女の姿をした銃器人形、アヴリルを偶然目覚めさせ
てしまった。求婚されるわ圧し潰されるわ、おまけにアヴリルを狙う悪漢まで現れてもう大騒ぎ! ロリコンでショタコンでジジコンでミリオタ銃器バカの爆乳大女・拓美の、美少女人形と美老人と美少年に囲まれた、幸せながらも忙しい日常を描く学園ファンタジー、ここに開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-16 03:34:29
124889文字
会話率:39%
魔法を一切使えない魔法少女・七宝蓮華は、宿敵との戦いの果てに異世界へと転移させられてしまう。
だが異世界には、「誰でも魔法が使えるようになる」という伝説が……。
蓮華は憧れの魔法使いになるため、剣を抜くことすらできない非力な女剣士とと
もに旅立つ。
無能で無敵な少女二人旅、ここに開幕!
※完結しました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-04 16:22:52
455524文字
会話率:38%
こちらは小説形式ではなくシナリオ形式の作品です。あるシナリオ公募で落選した作品を形を整えて掲載したモノで、映像化を前提とした記載ルールで執筆されています。45分ほどのドラマを想定した、400字詰め原稿用紙40枚分のシナリオです。
ト書
き部分は3字下げで記載され、改行が挿入される事でカメラのカットが切り替わる事を表しています。アニメ・漫画・映画の絵コンテやイメージボードを、頭の中で描く様に読んで頂ければ幸いです。
※以下に結末までの梗概を記載します。ネタバレを気にされる方は、中盤以降を読み飛ばし下さい。
○梗概
勤めているオフィスで不倫・妊娠騒動を起こした那須 愛美(28)は、仕事と住む場所を失い、友人である木之元 詩織(27)のマンションに押しかける。
愛美は元・不倫相手の藤川 拓海(39)の心を取り戻す為、国際七宝ジュエリーコンテストの最優秀賞受賞を狙っていた。
詩織は自室で蝶や蛾の幼虫(芋虫)を飼育し、愛でていたが、恋人の井上 陽太(25)や同居人の高坂 杏奈(28)をはじめとする人々から理解を得られない事を、苦々しく思っていた。
その中で詩織は愛美に誘われ、芋虫モチーフの七宝焼きの制作を始める。
<ここよりネタバレ注意>----------------------------------------
だが、フリーマーケット出店等の活動を経る内に、詩織の技量は愛美以上に上達し2人の間には亀裂が生じていく。
そして、とあるフリーマーケットにて愛美の元に現れた母・那須 冴子(55)の狂態は、愛美の心をますます荒ませていく。
その夜、愛美と詩織、そして詩織と親交を持った藤川 優衣(14)は、拓海と広沢 千鶴(24)がラブホテルに入る場面に遭遇する。自暴自棄になった愛美は、公言していた妊娠が虚偽である事を告白し、詩織との信頼関係を完全に失ってしまう。
数ヵ月後、愛美と別れた詩織の芋虫七宝は人々に高く評価されていた。優衣との親交も続き、2人は良き理解者同士になっていた。
一方、実家に戻った愛美も、閑古鳥の鳴く中で七宝焼きの制作・販売を続けていた。
その中で唯一、拓海との関係を解消した千鶴だけが、愛美の七宝焼きの価値を認めてくれるのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-10-22 17:27:25
15992文字
会話率:55%
私がいまでも大切にしているパワーストーンとの出会い。それも一つの縁だと思い、筆を取りました。
七宝しゃこ先生のエッセイ、「パワーストーンの選び方」に感銘を受けて執筆させて頂きましたことを御報告させて頂きます。
最終更新:2014-09-30 00:47:34
991文字
会話率:0%
七宝によって飾られた七重の垣に囲まれ、金銀青瑠璃の楼閣から成る「月宮殿〝璃白宮(りはくきゅう)」。この宮殿を中心に、六芳星を描くように六つの宮殿が建てられている異界の牢獄「奈落」から、対をなす鬼が逃げ出した。その鬼を異界へと連れ戻す為、異
界の皇子が人界へと降りる――。
※かなり昔に小説ウイングスに投稿し、応最終選考まで残った作品です。現在、パソコンのハードティスクが壊れてしまった為、サイトに残してあった部分のみ、先にアップさせて貰いました。現在連載している作品があるので、こちらは不定期連載になりますが、色々と話を修正しながら、少しずつ書き上げたいと思っております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-11-01 03:30:56
7191文字
会話率:32%
俺は、あいつにそう言って欲しかったんだ!――どうしてこんな目に。
なにもかも嫌になり、盗んでいないバイクで走り出した彼を待ち受けていた結末は……
10分程度で読める短編です。感想頂けると嬉しいです。
最終更新:2013-09-08 20:32:17
6317文字
会話率:13%
近未来、どこか隔離された世界。
闇による狂気によって縮小した社会。
人々は信仰を欲し、共鳴者(レゾネイター)を産み出した。
それは巫女を模した人工生物。ヒトより優れた「ヒト」。
その一人、未熟な共鳴者、サラの成長物語。
最終更新:2013-03-11 02:28:54
10416文字
会話率:18%
少女は追われていた。
なぜ終われているのかわからない。
母の命と引き換えに逃げ延びた少女は自分の村に戻るが、そこはすでに焼け落ちており、村人は殺され、子供たちが連れ去られていた。少女の姉も。
残された家族を救うため、少女は旅に出る決心をする
。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-12-03 01:34:49
5422文字
会話率:25%
からっぽの少年はたったひとつ胸に残ったものを抱いて、言った――「貴様を殺す」心優しき少女は少年を見て、願う――「貴方を助けたい」いるはずのない女は微笑みを浮かべ、刀を振るう――「ね、また私を殺せる?」空虚な少女は全てに対して、宣言した――「
お兄ちゃんは誰にも渡さない」そして、全てを見て男は哂う――さあ、祭りをはじめようか――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-05-06 05:56:27
256194文字
会話率:39%
最強と呼ばれる少女。騎士王と呼ばれる少女。最強という名の称号を得て、全てを失った少女。
それは彼女が彼女であるための、最初の物語。騎士王と呼ばれる少女と、何でもない少年の、記録と記憶。
最終更新:2010-01-12 06:39:33
15529文字
会話率:41%