手入れの行き届いた長い髪は黒く、すらっとしたアイラの体型によく似合っている。切れ目はどこかきつい印象を与えるが、よく笑うアイラはかわいらしい。喋らなければ人形のように綺麗であるのに、一度口を開けばコロコロと表情を変える。そのギャップがかわい
らしいと思う。今年で17歳となるアイラはミツナより1歳上なのだが、ミツナはどこか妹のように思っていた。
だからだろう。巻き込まれるとわかっていながらも、甘くなってしまうのは。
「…それで、何を思いつかれたのですか?」
「え?聞いてくれるの!?」
「聞くだけなら」
ミツナの言葉にアイラは目をキラキラさせる。
「あのね、押してだめなら、引いてみろ、を実行してみようと思うの!」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-01 21:02:11
4301文字
会話率:65%
「僕にそんなはっきり言ってくれたのは、君が初めてだよ」
効果音をつけるなら『キラキラ』だろうか。シオンを見る視線のその先には、ルイーズが悔しそうにこちらを見ている。面倒事はごめんだった。
「いえ、あの、王子に言ったわけではなくて、ですね。
感想を述べただけ、とでも言いますか…」
「でも、僕のしたことにそういう風な判断をしてくれる人って本当に珍しいんだよ」
なんだ、これ。王子様って、暴言に飢えてるの?、なんて、言葉にしたかったが、したら問題だし、これ以上懐かれても困るので、アリアは開きそうになる口を懸命に堪えた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-05 18:29:09
4628文字
会話率:75%
ある日突然、弟の颯太が忽然と消えた。
必死で捜索に当たる依那だったが、一週間後、颯太が消えた同じ場所で謎の光に包まれ、気が付いたら聖女として異世界に召喚されていた。
行方不明なっていた颯太は一足先に勇者として召喚されていたのだ。
魔王を倒さ
ぬ限り元の世界には戻れないって、どういう冗談!?
おまけになんなのこのキラキラ世界!庶民の身には荷が重い!!
元の世界に帰るため、シスコン気味の勇者と武闘派聖女は今日も頑張る!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-01 15:52:49
2039422文字
会話率:51%
このストーリーの主人公は上浦仁、年齢は2024年に丁度30歳になったばかりだ。それと同時に結婚もした。勿論、俺からプロポーズをしたよ。あの時は忘れられない。それから毎日は、とても充実はしているが、会社でいわゆる中堅社員のポジションのため、
それ故に、最近は業務も増え、なにかしら上司から頼み事や、後輩の面倒だったり、期待と希望という眼差しみたいなもので、日々重荷を背負ってこなしている。
今日も今日とて、気苦労しながらの帰り道、電車に揺られて思いに耽っていた。なぜか、爆発にまきこまれて、煙の方から人影が現れた。俺の目の前で、足音が止まった。顔を上げるとそれは、どこかでみたことがある、馴染み深い顔だった。そして、男は荒々しくこう言い放った。
「「「お前は、この世界の主人公ではない!」」」
『バンッ!』
俺は、男の言葉に疑問を抱いた瞬間に、どうやら、何かに打ち抜かれたようだった。血と煙、ガラスの破片がキラキラ光り、その一片一片に様々な人が見え、物語が現れた。これは、走馬灯だろうか。だけど、なぜか知らない顔、知らない風景、これはなんだ?暗闇が襲いかかり俺は、現実から去った。
そして、俺は見たこともない異世界で目覚めた。一体どうなるってんだよ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-01 02:21:00
28711文字
会話率:41%
朝、目が覚めると、僕は何もない真っ白な空間をひたすら落ちていた。うるさい風音、全く聞き取れない、恐らく神の声……
気がつくと、知らない植物しか無い森、知らない動物、魔法に知らない力、間違いなく異世界、こんな事あり得ないとしか思えない。
それでも、夜に見える星は、地球と同じ星の並びだった。
理由も分からず異世界に来た、陰キャで本の虫な高校生の獅子戸アラキ。この世界を旅し、とある人々に会えと神に言われ、出会った仲間と共に、時に共に旅し、時に別れ、困難に苛まれながら、ここに来た理由を探す、そんな物語。
土曜午前0時(金曜と土曜の境目)不定期更新予定折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-01 00:32:28
44623文字
会話率:57%
侯爵令嬢ラキスと伯爵令息グーフィルは婚約者の間柄だ。政略結婚で婚約している二人だが、グーフィルはラキスを待つ時に必ず首を長くして待っている。これはそんな二人の日常の一部だ。
※見切り発車で連載開始しています。更新は超絶不定期更新です。1話
もすこぶる短い(200~500字前後予定)です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-28 23:09:28
80959文字
会話率:88%
「きらら系×能力バトル」
天真爛漫、自由奔放なお姉ちゃん。
素直になれない幼馴染。
不幸体質な薄幸美人。
メガネが似合ったこけしちゃん。
クールでかっこいい読書家さん。
「きらら系」という存在がありふれた世の中。
自分自身が次なる流
行作品に出演するんだと燃える者や、世界一可愛い学生を目指すんだと奮起する少年少女たちが集まる国立耿耿院学園。
そこに転校してきた主人公の江戸前さしみ。
スターになりたいなんて欲はかかずに、ただただまったり、たまにキラキラな日常が送れたらとなんて思っていたのも束の間。
転校初日の朝っぱらから目にしたものは、瀧笑薬と名乗る少女の巻き起こす、きらら系とは相反するバトル展開でした。
襲いくる風紀委員会からの刺客を掻い潜り、とんでも能力を披露する学生をなぎ倒し、学園を支配する生徒会長と、瀧笑薬率いるきらら系の革命を掲げた「新きらら部」に巻き込まれた江戸鮭は果たしてゆるふわな安寧の日々を過ごせるのか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-28 20:28:49
161497文字
会話率:56%
王都の端の小さな領地で、ひっそりと暮らす第三王子には恐ろしい呪いがかけられているという。気まぐれな魔女に呪いをかけられてしまったのだ。元はキラキラ王子なのに、呪いのせいですべてのパーツが少しずつ残念な感じに。
呪いを解くカギはもちろん真実の
愛!
一方、王子が呪いを受ける現場に遭遇してしまった娘もまた呪いにかかってしまったらしい。しかし、引きこもりかつ鈍感故それに気づかず過ごしている?!
呪いを解くべく(王子が一人で)奮闘しているうちに、『あれ?僕、あの子のこと好きかも!』
王室きってのモテ男、本気モードオン!
キラキラ王子の本気にオタクが勝てるわけ無いっ。
生まれながらのイケてる王子(ただし今は顔は微妙)と引きこもりオタク女子の、シチュエーション(ラブ)コメディです!【全13話の中編です】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-28 19:31:49
8172文字
会話率:28%
俺はごく普通の高校3年生の鋼塚たいが。今日は休日なので、親族が多く集まる鋼の里に遊びに来た。幸せなひと時を過ごしていたが、親族の1人が人の物とは思えない禍々しいオーラを纏ってこちらへ近づいた我々だけでは太刀打ちできない。「助けたい!」そう思
ったたいがの前にキラキラ輝く石のような物が降ってきた。たいがはこの石をとって何をするのか。果たして親族を救い出すことはできるのか...!折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-02-26 14:18:16
320文字
会話率:38%
「私、立派なバディになりますっ!」
神籬悠真、17歳。ひょんなことから私立王鳳学園に入学した彼を待っていたのは、世話焼き上手な後輩と美人で近寄りがたい幼馴染だった。果たして悠真の望む日常とは?少年少女は自らの過去と向き合う。
最終更新:2025-02-24 18:35:59
15763文字
会話率:42%
魔法学校の新任教師・ユーリ。初めてのクラス担任に緊張しつつも、順調なスタートを切った……はずだった。
だが、生徒の1人・ミーナが突然放った衝撃の一言。
「先生、結婚しましょう!!」
いやいや、待て待て!? なんでそうなる!?
どう
やら戦争孤児だった彼女を、過去にユーリが助けたらしいのだが……本人にまったく記憶がない。
それでもミーナはキラキラした瞳で言い放つ。
「先生を好きにさせてみせます!」
――えぇ……俺の教師生活、大丈夫か?
しかし、そんな彼女には誰にも話せない重大な秘密があった。
それを知った時、ユーリの運命は大きく動き出す――!?
押せ押せ系美少女 × 困惑教師 の全力ラブコメディ、ここに開幕!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-24 18:10:27
15789文字
会話率:38%
「家庭の幸福。社会の成功。未来の安定。すべてを持っていた少女は、怪物と対峙した夜、“真の幸福”を知る──。」
【ダーク・ファンタジー×サイコホラー】
「恩」は返すものだ。
母のため、キラキラ輝くドレスを着た。
父のため、誇りを継
ごうと勉強をした。
「母のため、父のため。祖母のため、祖父のため。友のため、同僚のため。──そして、誰かのために。」
あぁ私は、幸福だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-23 22:52:58
4992文字
会話率:26%
入学式から約一ヶ月程が経過し、クラスでの友達グループも固まりが完成しつつある中で、その色に馴染まずにただ傍観者の様にクラスメイトを眺めていた。そんな中で唯一自分に話しかけてくれたのが桐内だった。気だるく、静かに、観察を決め込む静寂な学校生活
を望んでいた僕にはまさに計画通りだった。常に周りでは感情の変化がキラキラと輝いており、その様を興味索然と高校一年生の僕は長い前髪越しから虚ろな瞳で捉えていた。そんな自分を見かねてか桐内が釣り部への入部を促し、お互い入部する形となるが部員は最低でも五人は必要な為、クラスメイトを誘う作戦に出る。
入部を果たし、他人にはあまり干渉をしない様に心がけていたが、知らず知らずの内に大事件(トラブル)に振り回され、次第に彼自身の環境がシッチャカメッチャカに包まれる。
それと同時に様々な感情の起伏を垣間見る機会が増える様になり、失ってしまっていた感情に少しずつ変化が訪れる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-23 13:47:51
202203文字
会話率:57%
作者の性格の悪さが滲み出るエッセイへようこそ。
こちらは物語に対する愛が大前提のエッセイでございます。
じゃあ読むな、で論破されること請け合いなエッセイでございます。
♦新たなあるあるたまるまで休眠♦
小説読みたい期になろう系小説
、いやすべて(誇張)のキラキラ系小説を読みあさった結果、
伝えたい物申しが、あるんだ(小田)
文章読むのが、好きだから(かず)
物申し系youtuberみたいなことはじめてしまった。
タイトル見て不快な思いしそうなら引き返して。まじで。
議論したいわけじゃないので感想欄で喧嘩うってくる方はさらりと削除よ。
あと、実際の他の方の小説名を出して感想欄で悪口言うのもなしな。
小説だけじゃなく、作品として形にして表に出すって、時間も労力も精神力も使ってるから。
じゃあ物申すなよって自分でも思うけど思いの丈を誰か聞いて。
「ふ~ん、この人はこう感じるんだな~」で終了、以上!
思い付いたら随時追加追記していきまーす。
追記:全般的なあるあるも言いたい~タイトル詐欺の恐れ
:女性向け小説のあるある多め
☆昔からこちらの存在を認知してくれてる方へ☆
こいつ感想欄のことでまたイキってんなあとぬるい優しい目で見てね。
感想欄ゼロだったら優しく笑ってね。すきすきすきすきすきっすき。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-18 21:00:00
217937文字
会話率:8%
内田花乃の通う高校には、誰もが憧れ一目置く生徒−一ノ瀬亮がいる。キラキラしている彼をこっそり見つめるだけで満足していた花乃だが、修学旅行を境にそんな彼との接点が増えていって…
出会い、別れ、再会を通じて、少しずつ大人になっていく二人を描い
たお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-15 21:12:32
37319文字
会話率:22%
――まったく信じられない展開だ!
わたしは「とある超大国」の大統領だったはずなのに、目が覚めたらゴージャスなドレスを纏った悪役令嬢になっていた。頭にはど派手な縦ロールが鎮座し、鏡をのぞけばキラキラの瞳と抜群のプロポーション。でも、口を開け
ば中身はかつて国を動かしていた男。こんなの、どう考えてもミスマッチではないか。前世と今世のギャップがすごすぎて、しばらくは「最高にクレイジーだ!」と心の中で叫びまくったものだ。
だが、どんなトンデモ事態であっても、わたしはへこたれたりしない。なぜなら「とある超大国」のトップとして活躍していた頃、無茶苦茶な状況を力技でねじ伏せてきた実績が山ほどあるのだ。世界経済を揺るがす交渉も、予算を巨大に膨らませる軍拡も、わたしの豪腕ひとつでゴリゴリ推し進めてきた。例え転生して悪役令嬢になろうと、わたしの心意気は変わらない。名づけて“Make Kingdom Great Again”だ!
※この作品は「カクヨム」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-15 15:35:19
5016文字
会話率:35%
高熱にうなされ、自分の前世が美容師だったことを思い出したルシアナ・スタインフェルド12歳。
公爵という身分とは裏腹に、ルシアナの住むルミナリア公爵領にあるのは見渡すかぎりのりんご畑だけ。
南国からの輸入フルーツによりりんごが売れなくなったス
タインフェルド家は、財政難に陥っていた。
そんな中、姉・ベロニカの婚約者選びを兼ねたパーティーが公爵家で開催される。
最も有力候補だった成り金貴族のバルドー家三男、ウィンストンの裏の顔を知ったルシアナは、父にウィンストンと姉との婚約はしないよう懇願するが、財政難にあるウィンストン家に選択の余地は無かった……。
姉のくせっ毛をジャングルと揶揄し、バカにするウィンストンに、ルシアナはギャフンと言わせることが出来るのか?!
更には「人は見た目じゃない」と断言するキラキライケメン王子も出てきて苛立つルシアナ。
――ヘアスタイルからこの領地、変えてみせますわ!
※Nolaノベルにも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-15 13:42:52
116994文字
会話率:45%
フェリーチェのおまじない屋さんは今年の春からオープンしました。品揃えはあまりよくありません…。
単純な日々こそキラキラしている。
それに気づける26品。
最終更新:2025-02-11 19:40:00
153469文字
会話率:34%
高校受験に合格し、とうとうスマホを入手した尾形京介は、ネットの世界を彷徨っているうちに、キラキラ輝く推しを見つけた。
京介の推しは自称陽キャな現役高校生VTyuberuの白井ルカ。歌が上手くてゲームが上手くて努力家で。でも、ちょっぴり早
口で、なんだか陰キャっぽい彼女に、今までオタク文化に触れてこなかった京介は沼った。
そんな京介は高校に入学して、隣の席の陰キャでコミュ障な黒川奈菜と出会う。
京介は奈菜と仲良くなっていくうちに、「あれ、もしかして黒川さん。俺の推しのルカちゃんなんじゃ?」と、疑わざるを得ない出来事が頻発して......折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-11 12:02:59
74231文字
会話率:38%
周りにはキラキラした世界がいっぱい。
最終更新:2025-02-10 17:44:55
2402文字
会話率:23%
帰国子女の高藤エリナは頭脳明晰、大金持ちの生粋のお嬢様。風光明媚な鈴舞女子学園に入学する。
憧れの日本での女子校生活に胸を踊らせていた彼女だが、さっそく鈴舞管理委員会という聞き覚えのない委員に任命されてしまう。
自由すぎるクラスメイトに謎の
委員会活動、襲い来るエネミー、みるみるうちに想像の斜め上に脱線していく学園生活を、理想通りのキラキラ女子高生活に軌道修正することが出来るのか!?エリナの奮闘が始まる!
※女子高生のわちゃわちゃ日常もの。短編。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-09 13:41:40
57259文字
会話率:51%