『マザーグース』によると、男の子はカエルとカタツムリと子犬のシッポで出来ているという。
最終更新:2018-03-12 12:16:24
913文字
会話率:31%
ぼくらは二人で一人、一人で二人。ぼくらの世界はこの小さな病室だけ。
ある日ぼくらの前に、黒衣の看護師が現れた。
彼女の語った『マザーグース』の詩に導かれるように、そのままぼくらは旅に出る。
やさしい夜の中を、たった一人で。ずっと二人で。
ぼ
くらがたどり着くのは、ぼくらが選ぶのは。
夜の底だろうか、それとも朝の扉なのか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-23 05:00:00
21082文字
会話率:6%
表向きは普通の孤児院。しかし本当は知能指数の高い子供だけを集めた実験場であった。親に捨てられ、売られ、攫われ。経緯は違えど一定よりも高い知能を持った子供だけがそこにはいた。名前は奪われ戸籍上存在しないとされる彼らは後天的にサヴァンと同じ能力
を与えるために集められた。繰り返される投薬。不適合であれば命を落とすこともあるその薬は未完成品であった。芳しい成績を出せなければ最後は解剖され標本となる。人権など存在しない。
主人公、糸月はそこの最後の生き残りとされている。施設の子供達があるとき反旗を翻し脱走したのだ。糸月はその時に逃げなかった。火事により施設は燃え、子供達は死亡したということになっている。焼け跡からは多数の骨が検出されているためそれが事実とされ逃げ出した者がいたことは知られていない。これにより計画は凍結され、すべては闇に葬られた。上層部により計画は隠蔽され真実を一般市民は知らない。ただ孤児院が焼け子供達が死んでしまったというのが世間の認識である。
唯一生き残ったとされる糸月は警察関係者に引き取られた。
彼が高校2年のある日、事件が起こる。
それはただの殺人なのか。それとも......?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-14 16:04:15
3093文字
会話率:33%
X高等学校に通う三年生、霧沢涼子は探していた。
「飛びぬけた行動力」があり、「論理的に、水平的に、柔軟な思考」ができ、そして欲を言えば、「誰かを守るため、全てをなげうつことができる」、そんな生徒を探していた。何故なら、訳あってそういう生徒を
自分の言うことなら何でも聞く「奴隷」にしたいと考えていたからだ。
そんなある日、涼子は殺人事件の現場を目撃してしまう。
マザーグースの詩に則ったその殺人事件を使って、涼子は「九条翔桜」という男子生徒を奴隷にする案を思いつくが……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-09 00:16:41
22545文字
会話率:37%
「私を殺したのはだぁれ?」という映画が流行っていた。
マザーグースの詩の一つ「My mother has killed me」になぞらえて連続殺人事件が起こるという単純で、非現実的な内容。
しかし九条(くじょう)翔桜(しおん)の住む町で、こ
の映画と同じ様な殺人事件が起こる。
同じ高校に通う一つ上の先輩、霧沢涼子が、この事件の犯人を翔桜の同級生、春日井(かすがい)美羽(みう)であると公言する。
翔桜は少なからず好意を抱いている美羽の無罪を証明するため、奔走することになるが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-08-03 21:11:14
98184文字
会話率:49%
厨二病をこじらせまくった主人公、八空藻櫺司 (はっからもれんじP.N)は異世界に勇者として召喚された。
しかし、なんか召喚した王様やその国の人々がうざかったので、生粋のゆとりである櫺司は勇者用の武器である魔道書を使って皆殺しにしてしまう
。
ただ、悲しいことに王様たちの首から上を吹っ飛ばしたところで元の世界に帰れるわけもなく、しかたなく自分が勇者として呼ばれた目的を達成するために旅に出る。
仲間として元勇者で魔王討伐まで行ったものの魔王に性転換の魔法をかけられ女性になってしまったレイピア使い。そして毒舌の喋るバギーを従え、とりあえず魔王を倒しに異世界を進んでいく。
『なんかうざいから』といった理由で一般市民悪人善人神様をジェノサイドしまくった末にあるものとは________?
※残虐描写があるようなないようなです。主人公の呪文の文を『よりぬきマザーグース(谷川俊太郎訳)』から引用しています。
作者の文章力は0なのでワケワカラナイところがいっぱいあります。不定期更新です。主人公チート。ハーレム要素は0。でも女性はたくさん出てくる予定です。作者は百合もBLも同等に愛しています。
それでも良い方はどうぞ。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2016-03-25 16:03:18
4164文字
会話率:42%
本当は怖い残酷わらべ歌の世界
キーワード:
最終更新:2015-10-27 19:16:37
704文字
会話率:5%
地上での死を迎えた者が行く、空の上の小さな町。
そこで暮らす、鵞鳥の世話番の少年が、鵞鳥を仕入れに行くお話し。
ちょっと切ない、ひとひらの雪のような短編です。
※他の投稿サイトにも出品しております。
最終更新:2015-02-23 10:59:44
1819文字
会話率:45%
埃っぽい風と乾いた地面と砂にまみれた少年。と、彼。
最終更新:2015-01-15 04:20:19
1979文字
会話率:37%
そう、彼女はハートの女王。おとぎの国を支配する独裁者。
最終更新:2014-09-05 18:00:00
9971文字
会話率:27%
大切な子を得た母は、自身の子に向けられる無数の「願い」と合間見える。
それら願いは純粋無垢で、故に容赦無く、子を脅かすものでもあった。
はたして、母は、何を成すのか。
最終更新:2013-07-28 10:40:26
1591文字
会話率:18%
うつくしいがゆえに攫われてしまった女と、彼女を何としても手に入れたいがために拉致・監禁を企てた男。
二人の間に愛は生まれるのか?
最終更新:2013-06-01 10:55:26
10685文字
会話率:11%
ある国の王女がカナリアを飼っていた。しかしカナリアは、突然さえずらなくなって森へ捨てられてしまう。王女はカナリアを捜しに森へ行ったが、そのまま戻らなかった。約12,000字。
*切り絵的な(?)挿絵あり。パソコン閲覧、作者設定背景色の挿絵表
示推奨。残酷描写は、魔女をかまどに突き落とした、程度を参考にどうぞ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-02-17 09:00:00
12431文字
会話率:33%
マザーグース「誰がこまどり殺したの?」をイメージして。1000文字に満たない短文です。
キーワード:
最終更新:2011-08-16 06:36:00
939文字
会話率:26%
少女は母とおやすみの挨拶を交わし、眠りに就く。
次に目覚めたとき、空にはまだ月が浮かぶ夜だった。
もう一度、今度は朝まで眠ろうとすると、少女の下にあるものが現れた。
最終更新:2011-03-27 21:17:17
1152文字
会話率:36%
マザーグースに魅せられた作者のただの言葉遊びです。あまり意味はありません、ご注意を。
最終更新:2010-12-19 23:52:51
342文字
会話率:0%
ゆうじくんとさっちゃんだった十歳のあの頃。
二人はあることからすれ違い、さっちゃんは非難を込めた眼差しで
見つめてくるようになる。
その矛先であるゆうじは恐怖するが両親の仕事の都合で転勤することに
なり逃れることができた。
怖かったはずなの
に、一抹の寂しさを抱きながら……。
それから十八年経ち、大人になってゆうじくんではなくなった
二十八歳の祐二はさっちゃんの葬式に参列していた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-12-12 14:49:57
4727文字
会話率:26%