トナリ 小説家になろう　作者検索

篠山築（しのやまきずく）は狡猾は偽善者だ。 『死』を手に入れるためなら手段は選ばない。だが、篠山は自ら手を下さず、すぐには奪わない。 人々の願いを叶える術を持っている。そしてそれが災いとなりその者はやがて死に至る。 篠山は言う。 死というものは決して悲劇なんかじゃない。至高の喜びを味わうことの出来る唯一の方法なのだと。折りたたむ>>続きをよむ

追い付きたいと思う気持ちが変わるとき、彼は恋を自覚する。 距離感の変わらない彼と彼女は小さいころから一緒の幼馴染だった。

家がお隣さん同士の、岩花乙成(いわはな おとなり)と音鳴言葉(おとなり ことは)。奇跡に近い名前と、家が近所と、その他いろいろでセットにされがちの二人が、 滅びゆく地球を救うでもない、囚われの姫を助けに行くわけでもない、補講を受けた帰り道の暑い日にアイスキャンディ齧ってソフトクリーム舐めるお隣さんストーリー。 青春ってたぶんこんなもんだ。折りたたむ>>続きをよむ

　突然鳴らされるインターホン。 　居留守を決め込もうとした少年はしかし、 　執拗に鳴らされるインターホンに我慢できず扉を開ける。 　――と。 　そこには張り紙と、コンビニのビニール袋が置かれていた。 　そして少年は、隣の部屋の扉が閉まるのを目撃する。折りたたむ>>続きをよむ

主人公の三角麻耶は作家である恋人から一冊の文庫本を手渡される。 そして、それは麻耶自身の昔の恋の話が綴られているものだった。

毎日ギャンブルに明け暮れる日々を送っていた俺は気が付けば財布の中身は空っぽ。軍資金も底をつき、終いには帰りの交通費さえコインに変え、ここぞとばかりの大勝負に出る。 結果は運良く当たったが、朝イチから夢中で打っていたので喉も渇く。 俺は余った小銭で飲み物を買いに行こうと思い席を立ったが、席に戻ると……俺は静かな暗闇で缶コーヒーと空っぽの財布と残り少ないタバコを持って座っている。 近年流行の異世界召喚だ……しかし俺の召喚は間違え!?　ってどう言う事だ。 持ち前の強運で様々なピンチを乗り越えるも、俺は帰る事が出来るのか!?　それに所持金を全て注ぎ込んだ新台はどうなるんだよ……折りたたむ>>続きをよむ

雪の中彼女にあいたいぼく

都内のハイツに引っ越してきた、女学生が体験した恐怖とは。

人成現象(じんせいげんしょう) 別名、ヒトナリ。 種類性別関係なく、ある日突然動物に起こる現象。 いつの間にか身体が人間になり、言葉や感情までもが人間そのものになるという。 この現象は古くから伝わっており、初めに起こったのがいつなのか、何故この現象が起こるのかは未だ解明されていない。 これは、幸か不幸か、この現象が起きてしまった、一匹の兎の話である。折りたたむ>>続きをよむ

私たちの日常のすぐトナリには、不思議な世界があるんです。 ほら、その手招きに、足を運んではみませんか？

君はなんであの子が好きなの？私じゃダメなの？なら、いいよ。……君が来てくれないなら、私が君の隣に行くから。「待っててね。」

主人公 中村ミキは親の暴力で家出。 そこで出会った佐藤裕太と同居することに。 これからどうなっていくのか...

文化祭まであと一週間。サイコたちの通う高校では奇妙な噂が流行っていた。 「『裏山の魔術師』に会うことができれば、願いが叶う」――そんな、胡散臭い都市伝説。 二年十組の引っ込み思案な理系女子・サイコは成り行きでクラスの副委員長・ハルカとその謎を追跡する羽目になる。 また、二年六組の理屈っぽい図書委員・ヒトナリもまた、別ルートで魔術師の謎を追う。 一方、三年五組の生徒・ユカは二年十組にいる年下の恋人・イズミに不信感を抱いていた。 三者三様の思いは交錯し入り乱れ、文化祭当日、ついには魔術師の正体を明らかにする。 そしてそれは、彼ら彼女らの正体をも明らかにするのだった……。 折りたたむ>>続きをよむ

仲のいい兄妹、翔太と羽矢。 このままふたりで幸せに生きていけるだろうと信じていた。 だが、その幸せは、たった一夜で崩れ去った。

オレの兄が魔王になりました。 テレビの中（物理的）で。 『世界を制服で染め上げる！』 「意味がわからないんだけど、とりあえず三文字で説明してくれる？」 『パルス』 「〇ね」 『ひどい』 世界制服（誤字ではなく）を阻止するためにオレがとった行動は。折りたたむ>>続きをよむ

校舎の三階、女子トイレ。 三回のノックをした後にその名前を呼ぶと……

クラスメートに恋をした莉子。 しかし、その思いはそう簡単には 届かなかった。 いつまでも届きそうにない思いを 押しつぶしながら、押さえきれずに 莉子の思いはさらに増していく。 玖珂くんに莉子の想いは届くのか？

太陽ト影、ソレハ「アイツ」ト「私」。 太陽ヲ呑ミコンダ影ハ独リ、懺悔スル。

超鈍感な天宮　桜莉（あまみや　おうり）と幼馴染の冥王寺　蒼（めいおうじ　あおい）のお話です。 「恋」と言う事に無縁な桜莉にいつ春が訪れるのか・・・ 蒼の恋はいつ実るのか・・・

高校で出会った二人は 偶然にも偶然が重なり、 同じクラスになったり席がトナリになったり 合宿の班がいっしょになったりしているうちにお互いに心惹かれあってゆく。 そして付き合い始めた二人。 はじめは、まわりが羨むほどのカップルだったが だんだんすれ違いが生じはじめ、愛香は翔太の浮気現場を目撃してしまう。 そこで愛香がとった行動とは？ 折りたたむ>>続きをよむ