異世界シズマの破壊に失敗した魔王ゼイアスは、再起を計るために地球へと逃げ出した。それを知った大魔導師シルビスは、五人の聖魔戦士と共に禁呪を使い、ゼイアスが現れる前に地球に転移し、地球人の協力を得て待ち構えるが、魔王の知略に作戦は失敗。直径4
0㎞もの邪悪な森をつくられ、三人のベルと切り札を失ってしまった。
それから七年。劇的に変わった日本で生きる高校生、風間 忍が幸せを得るために戦う物語……だと思います。違ってたら『ごめんなさい!』です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-04-12 16:52:34
111196文字
会話率:41%
「俺はペテン師だぜ? 姫さん…」 美しくも狂気的な少女、災厄と呼ばれる彼女が陥とした国の王子は、実は腹黒詐欺師だった! 後の世で聖王とまで呼ばれた偽王子がカードを混ぜる、国を舞台とした成り上がり記。魔法も剣も使えない詐欺師の「武器」は、口先
と知恵のたった二つ――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-12-25 03:00:00
66557文字
会話率:35%
--時は乱世--
世界中で、ほとんどすべての国が戦いに明け暮れていた時代。
それは、この島国でも同じことであった。
ここでは、各地方に小国家が点在し、その小国家が己の領地を少しでも広げようと他国に知略を張り巡らせ、侵略を行っていた。
小国家
の数は十数余、その小国家のうちの1つ、「倭国(わこく)」。
この国は義と平和を国是とする国であった為、まだ平和が保たれていた、だが、いくら倭国が平和を重んじていても、他国がそうしなければ意味が無い。
むしろ侵略をしない国は他国の侵略国家から見ればただの獲物でしかない。
やはり時代の波には逆らえない、この国にも確実に、そしてゆっくりと戦乱の影が忍び寄っていた・・・。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-10-15 14:37:47
8966文字
会話率:33%
近世と近代の狭間に一つの激動に満ちた時代があった。
手に剣を胸に魔法を秘め、誇りと伝統を枕に戦う時代に終わりを告げられ、手には銃を胸に階級章を付け、自らの命を奪わんと降り注ぐ砲弾の雨の中を恐怖に身を竦ませながら兵士が駆け抜けたそんな時代。
かの時代に一つの国家が産声を上げた。
その名は<ヴァイゼンラント帝国>。
無数の困難を乗り越え生まれたこの国は、その成り立ちに批判的な史家達ですら『神の大いなる寵愛を受けた国』と皮肉に侮蔑、そして嫉妬に身を燃え上がらせながらも称せざる得ない。
あの時代において類稀な機知と知略、謀略に身を染め上げながら羽ばたいていった帝国。
そんな帝国には一つの御伽噺が残っている。
それは『ヴァイゼンラントの白蛇』。
本書はその御伽噺の人物『白蛇』と化した彼女が人間として生きた本当の軌跡の証明であり、御伽というベールによって隠された向こうに確かに存在していた真実の告白なのだ。
『ヴァイゼンラントの白蛇』ユリアナ・フォン・エーデルシュタイン (著、監修、編集)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-05-20 23:04:05
1272文字
会話率:0%
安土桃山時代。本能寺の変で織田信長が死し、知略を駆使した豊臣秀吉がその天下を手中にしたその時。遠く離れた加賀(現在の金沢)では、22歳(夫)と10歳(妻)の若夫婦が、束の間の平穏を語らっておりました。・・・幼な妻が紡ぐ3年前の幻想的な思い出
話。そしてそれを穏やかに聞く剛き青年。それは静淑でどこか甘やかな時間・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-05-07 11:52:59
8254文字
会話率:41%
"色"を失った、陰謀渦巻く極彩の大陸にて。灰の帝国の次期魔帝と相成った彼女は、国を、世界を掻き乱してゆく。たった一人の近衛を連れ、知略を以って、時に力を以って。
『何も救わない"救世主(サルヴァトーレ)&quo
t;と他人(ひと)の意のままの"善良な王(フェデリカ)"。面白い組み合わせだと思わない?』
時(してん)は交差し、思惑(おもい)は交わる。汝、忘れる勿れ。物語の主役が一人だけとは限らぬことを。
(章毎に視点が変わります。苦手な方はご注意ください)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-11-02 23:13:37
20381文字
会話率:25%
僕「八代椎奈」は霊感なんてない人間だった。少なくとも小さい頃に人外の何かを目に入れたなどというおぞましい記憶は僕にはない。せいぜいテレビの特番でやっていたUFO特集を見て「馬鹿馬鹿しい。」などという冷めた感想を持つ程度の今時の、大人受け最悪
な子供だった。目の前の現実は、全て空疎な嘘の塊からできているとわかっていたからかもしれないし、そうじゃないかもしれない。だからとりわけ、『そういうもの』に対する願望ってやつは大きいものだったのだろう。――その夏。僕が出会った出来事は実に『そういうもの』だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-07-22 00:03:27
303612文字
会話率:44%
時代は仮想146年、当時の大国、覇国の村に碧眼赤髪の赤子が産まれた。その赤子が成長し、天下を分ける人間になることに……
最終更新:2007-11-29 16:09:31
2501文字
会話率:26%
成り上がり貴族の娘アイナは、豪華客船での旅行中、何者かの襲撃を受ける。船は潰され、乗客はアイナ以外全員が死亡。海に投げ出されたアイナは、偶然にも小島に漂着する。意識を取り戻したアイナを待ち受けていたのは、巨大な石人形の化け物だった。
最終更新:2006-11-20 22:43:08
142669文字
会話率:32%