春は桜、夏は清涼、秋には燃える紅葉を愛で、冬には油の乗った肴をつまみに雪見酒。
……勘違いしてはいけない。筆者はこれらの旅愁も大好きである。けれどなぜか、自身が企画する旅はいつも、周囲からこうなじられることが多い。
「これって旅行じゃなくて
苦行だよね?」
地域で最下層の価格を提示するホテルに泊まり、食事は三分の二がコンビニ食。人気スポットを極力避け、服装は動きやすいだけの普段着を愛用。
疲労が行軍の妨げになってはならないと、ふだんから鍛えた筋肉質の肉体は、いまでは同行者に悲鳴を上げさせる武器となる。一〇キロ歩いたぐらいでヒイヒイ嘆くんじゃない、愚民ども。旅の醍醐味は自分の足で味わってこそ満足したと言えるのだ!
……すみません、嘘です。わりとふつうの旅行記です……。
地味な史跡巡りで発見する思わぬお宝。たまに遭遇する怪異な出来事。拙作『逸脱! 歴史ミステリー!』の原点のようなエッセイとなっております。歴史、ミステリー、オカルトに興味を持つそこのあなた、しばし不可解な『日常』を味わってみませんか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-16 10:00:00
34174文字
会話率:16%
これは巷で噂されている日本史ミステリーにそれらしい結末を与えるエッセイです。卑弥呼の出身はどこなのか、義経は平泉で死んでいないのではないか、などの謎を独自の切り口で解明していきます。ただ作者はまだまだ若輩者。知識が追いつかずに迷走するかもし
れません。そのときは優しく(ここ重要!)、「そこ、おかしいよ」と指摘していただければ嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-01-07 16:15:05
110549文字
会話率:7%
「電話」が発明された経緯については、とあるミステリーがあります(後書き参照)。
歴史上のミステリーへの向き合い方は大きく分けて二つあります。一つは、歴史研究によって真相を明らかにすること。もう一つは、真相を好き勝手に想像すること。
この短編
小説は、後者の向き合い方によっていますので、実際の史実とは大きく異なります。多分。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-06 08:00:00
3602文字
会話率:24%
目次(あらすじに代えて)
第一章●はじめに
第二章●卑弥呼は阿波・鳴門を目指した
第三章●海を行く理と利
第四章●陸路に待つ、他民族という脅威
第五章●約束の地・四国の阿波
第六章●四国の山の民サンカの真実
第七章●弘法大師とサンカを結
んだもの
第八章●二つに分かれゆく邪馬台国
第九章●出雲と邪馬台国に何があったか
第十章●地名に潜む邪馬台国の気配
第十一章●時間の中で消えゆくもの
第十二章●エピローグ“Wake not a sleeping lion.”
眠っているライオンを起こしてはならない
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-24 12:00:00
78507文字
会話率:3%
FBとブログ風わたる丘に投稿しています。
平敦盛の話は平家物語で有名ですが、私なりの解釈をしてみるとこうなりました。
最終更新:2015-05-30 08:21:53
1070文字
会話率:15%
きっかけは11年前のある出来事から。
祖父母でさえも素性を全く知らない
南方で戦死した祖父の弟の真実に迫る歴史ミステリーです。
歴史上の主要人物以外の登場する人物名は実際のものとは異なります。
実際の大叔父の事も調べながらの執筆になります
ので、更新がなかなか出来ない事もあるかと思います。ご了承ください。
作品の方向性が定まっていない為、申し訳ありませんが加筆修正する事があります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-04-24 21:31:55
3860文字
会話率:19%
2007年9月、私立探偵・榊原恵一は奈良の大和大学歴史学教授・黒羽要五郎に呼び出され、勝手についてきた自称弟子の深町瑞穂共々奈良の地に足を踏み入れる。一ヶ月前、明日香村近くの原田山から『原田山13号遺跡』という四世紀前後の遺跡が見つかり、
その石棺から遺跡の主である女性と思しき遺骨が見つかっていた。が、遺骨を検分した法医学者の話では、この遺骨には殺害の痕跡が認められるという。榊原に依頼されたのは、この一五〇〇年以上前に起こったとされる古代の殺人事件の状況解析だった……。今まで受けた事もない種類の依頼に、榊原は戸惑いながらも調査を進めていく。だが調査を進めるうちに、榊原はこの遺跡に隠されたある秘密にたどり着く事になる……。榊原恵一、まさかの歴史ミステリーに挑む。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-04-02 00:07:38
60515文字
会話率:67%
※ この話は歴史ミステリーです。歴史って言っても、この"歴史"です。
この世界では『ある事』が禁じられている。その事をすれば、神に祟られるであろう……という伝説じみたものがある。
ラグクラフト大陸にある学院を主席で卒
業したライトは、ある依頼を断って、昔住んでいた村に戻ってきて、平穏な生活を送っていた。そんなある日の夜・謎の少女・クリスとリッドがトグス村にやって来てライトがバイトで働いている宿屋に宿泊する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-02-16 16:25:06
6741文字
会話率:53%
第六感が少し冴えているだけの、平凡な高校生が、夢の世界に入り込み…
<PBR>
妖、陰陽師などなどと巡り会う歴史ミステリー作品。
最終更新:2014-03-11 06:00:00
392文字
会話率:15%
先に完結済みの『新設関ヶ原』の改定版です。前作での時系列が飛び飛びで判りにくい点を、年代順に並べなおして大幅に加筆、洗練させて、より読みやすく書き上げていくつもりです。前作同様、よろしく御願いいたします。尚、石田三成の処刑後の『新設関ヶ原第
二部秀頼と千姫』も同時に少しずつ投稿して参りますのでよろしく御願いいたします。・・・・秀吉は本当に貧しい農民の出だったのか?書き尽くされてペンペン草も生えないと言われるこの時代を、全く新しい視点で解き明かす。四〇〇年の時を越えて真実の桶狭間が、長篠合戦が、本能寺が、そして関ヶ原が、いま初めて日本人の前に姿を現す。衝撃の連載歴史ミステリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-04-20 17:46:25
79432文字
会話率:21%
秀吉は本当に貧しい農民の出だったのか?書き尽くされ「ぺんぺん草も生えない」と言われるこの時代を新しい視点で解き明かす。四百年の時を経て、真実の桶狭間が、本能寺が、そして関ヶ原が、今初めて日本人の前に姿を現す。衝撃の連載歴史ミステリー!
最終更新:2009-08-31 14:06:47
187096文字
会話率:23%