スフォル連邦共和国の朝はこの世界に存在する三つの国の中で最も早い、というのはこの世界の時間はこの国に合わせて統一されたものだから当たり前なのだが。春のスフォルに朝日が昇り始める時間が、この世界の〇時というように。
この世界は三つの国によっ
て成り立ち、その基盤がスフォル連邦共和国となっている。その理由の一つに、スフォルが一つの大陸でなる大国というところにあるが、実は三国の中でも一番国土の小さな国だったりする。
残りの二国。アスラム宗教連邦とシャグリス連合は、フグリスという大河を挟んだ一つの大陸からなり、当たり前だが隣り合っている。
現在冷戦の真最中であり、国の境界では所々で紛争が起こっている状態だ。そんな中、スフォルは、中立を決め込み、律儀にも両国に休戦の提案を働きかけては、撥ね退けられるというイタチゴッコを繰り返しているのであった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-06-02 01:19:16
24139文字
会話率:38%
1947年、日本は二つの国に分断された。東京はベルリンのように4か国に分割統治され自由に行き来できなくなった。
そんな世の中で過ごす日本国民の物語である。
最終更新:2012-03-19 15:00:49
965文字
会話率:34%
在る時代、帝国との冷戦状態にある教会のとある部屋から見つかった、ある人物からの書置き。(宛名、差出人不明。封筒に押されていたのは帝国皇族の紋章印。)
最終更新:2011-11-07 01:06:33
666文字
会話率:0%
それは水面下で敵対する両国の間に結ばれた婚姻だった。「君に掛かった術が解けて、私を好きになれば私の勝ち。そうならなければ君の勝ちだ」笑顔で心を押し隠しはぐらかす夫と、仮面の笑顔を取れば無表情の妻。お互いに牽制し合うが、相手に興味を持ち始める
のだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-07-29 22:20:26
15361文字
会話率:29%
2011年3月刊行の拙著「デト・トネドラ(熱情王)の生涯」の後日譚的な、シミュレーション小説です。
オデュプサイ・セボンの世界は西方世界の大半を領有するフロイディアと極東の大国ジペニアとが冷戦状態にあります。
フロイディア外相の乗った旅客機
が何者かの手により撃墜されました。現地(砂漠メインの地域)で相争う
武装勢力の一つ「ジェグズイ」が主犯と疑われ、フロイディアはジェグズイへの宣戦を布告。
(フロイディアでは「砂賊」と呼ぶ)現地武装勢力全般に対する一大戦争に発展・・・というお話です。
原稿用紙約550枚、全71話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-05-31 16:50:26
155819文字
会話率:54%
「…約束だよ。また会いに行くから、次会ったときに返してね」
少年がそう言って少女に手渡したのは少年の大事にしていたペンダント。
少女はその約束を胸に抱いて成長するも、約束は果たされることはなく、少年が姿を現すことはなかった。
待つのに飽きた
少女は少年を探しに行くことを誓う。
が…
「お前、誰だ……?」
再び会ったとき、少年は少女のことも約束のことも何一つとして覚えていなかった。少年に何が起きたのか?それと同時に少女はある力を発現して…
少女と少年の約束が果たされる日は来るのか?
策略と陰謀渦巻く世界で、少女が守りたいもののために奮闘する、そんな物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-03-20 17:57:58
79954文字
会話率:30%
これは、冷戦が終わらない世界で生きる、「アビリティーケース」と呼ばれる特殊な、だけどいたって平凡な少年・少女達の物語
最終更新:2011-01-05 09:40:12
554文字
会話率:14%
ロシアとアメリカが戦争を始める。
ロシア国内の内戦勃発、共産党勢力の復活で終結。アメリカに宣戦布告して戦争状態に陥る。
迫る核兵器の使用の恐怖、米国内での戦闘、提携国の侵略など、冷戦以上の事態・・・世界は恐怖のどん底にあった。
そん
な最中アメリカ国内で、日本人の少年と少女使ったある実験が行われていた。
その名は超能力実験。二人にはなれる素質があると科学者が説を出し、至る。
賛成と反対、そして戦火、家族、親友、力、絶望・・・。
この渦巻く中、人々は何を見て、何を思う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-12-04 00:00:00
3886文字
会話率:25%
日伊と英仏が冷戦を行うさなか、起きてしまったピナツボ火山の破局的噴火。均衡は破れ、嵐がやってくる。戦争と言う名の嵐が・・・
最終更新:2010-07-12 08:05:15
63347文字
会話率:54%
経済不況や冷戦によって荒廃してゆく未来の世界を舞台に、終末の運び屋『VECTER』としてその時代を必死に生きている琴永咲弥(ことながさくや)。
霧の林で目覚める咲弥は、モノクロの世界で霞む記憶によって多くの問題を抱えていくが、強くたくまし
く真実に迫ってゆく・・・・。
咲弥は恐ろしく研ぎ澄まされた五感で危険を予知する特別な能力を持っていた。しかし、ある日咲弥の前に軍の特殊訓練で気配を完全に消すことの出来る公安部隊「MALCS」の天才、三島槙輔(みしまてんすけ)が現われる。
咲弥は事故により死んだVECTERの先輩、緒崎彰人(おざきあきと)の噂を聞き、その謎を追っていく・・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-02-22 19:31:10
1403文字
会話率:0%
大日本帝国は山本五十六の期待どおり講和で太平洋戦争を終結させた。戦後迫る共産主義に対抗すべくかつての敵アメリカと同盟を結び戦い続け冷戦終了後も両国はよい関係でありこれで大きな戦争がおきる可能性はないだろうと思われた。だが中華人民共和国と満州
民主主義人民共和国が共産主義の勝利と日本帝国排除の最初の攻撃として同盟国である大韓民国に侵攻した。この事をきっかけに大日本帝国はアジアを守る為大戦争へと突入する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-11-28 03:59:09
48653文字
会話率:32%
冷戦が終りを告げた、圧倒的火力で北海道に侵攻したソ連軍を日米連合軍はとめることもなく北海道南部に後退し、前線では膠着状態が続いた。
その状況を打破するために連合軍は大規模な作戦を始める。
最終更新:2009-11-10 11:30:29
555文字
会話率:7%