少年佐倉が転校初日に指定された座席はヘッドホンを外さない女、黒木の隣だった。
佐倉に対しクラスメイトから告げられたのは「黒木さんと関わると呪われる」という言葉。
黒木が動物を惨殺する様を目にした生徒が居るのだという。
だが佐倉はどこにでもあ
る陰湿ないじめだと気にせず、黒木と徐々に仲を深めていく。
けれど――。
ある日、黒木に連れられた彼岸花の咲き誇る丘で、物語はもう一度動き出す。
――かつて町で起こった謎の傷害事件、直後に失踪した存在と解体された動物の死体
――眠れる遺伝子「神に愛されし者」
――世界から失われた救済「アンブロシア」
――ヒトの願いから産まれ、けれど全てを破滅させる「千貌の華《アニムス》」
絶望の中で彼女の謎が明かされる時、真なる絶望が姿を現す。
★★エピソードが一つ抜けていて意味がわからなくなっていました。28話「26」の冒頭に追加しました。1/4★★
※本作は同時投稿中「ヒガンバナ」改稿作です。
※カクヨム「フォビドゥンブラッド」として同時投稿中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-08 21:05:42
108843文字
会話率:32%
人前で声を出すのが苦手な、アニソンをこよなく愛する少年と、謎のヘッドホン少女が、カラオケを通じて出逢い、認め合い、時にはぶつかり合い、そして、…なお話。ひとりカラオケから始まる、アニソン大好きで妄想癖気味な少年とヘッドホン系恥ずかしがり屋(
?)美少女の恋愛青春物語。ハッピーエンドの予定、というか熱望。不定期更新。
✳︎この物語はフィクションであり、実在の人物、団体、名称などとは一切関係ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-25 17:34:11
33613文字
会話率:19%
#コンパス【戦闘摂理解析システム】と言うゲームの十文字アタリの個人的に作ったストーリーです。
#コンパスをしていたら分かりやすく読めると思いますが知らない人が読んでもわかる様に頑張りました。
やってない人には是非やってほしいです!
最終更新:2017-08-29 01:24:52
2952文字
会話率:28%
見た目、中身共にクールな女子大生、中田亜美子は、その佇まいとは裏腹に、母子家庭で育ってきており、苦労を重ねて生きてきた。また、そんな亜美子には、幼なじみで、亜美子に密かに想いをよせる、緒形浩一という友達もいた。
そんな亜美子のヘッドホ
ンから、ある日、男の人の声が聞こえる。それは、「トシ」と名乗る男から、亜美子に対して無線での通話を申し出るものであった。そしてトシは、自分は1985年の人間で、2015年、トシにとっての未来へ通話していると亜美子に語りかける。始めはそのことを信じていなかった亜美子であったが、トシの残した証拠を目の当たりにし、それは本当であると、亜美子は思い知らされる。
その後、トシと亜美子は仲良く話すようになり、通話にもコミュニティネームとして、「20kHz(キロヘルツ)」という名前をつける。(ちなみに、これはトシの発案で、超音波のヘルツ、という意味であった。)また、その頃から亜美子の気持ちに変化が訪れていた。通話の向こうのトシに、惹かれていく亜美子。そして、今まで生活に苦労し、恋をして来なかった亜美子にとって、それは「初恋」と呼べるものであった。
そんな亜美子の様子を、気にかける浩一。そして、亜美子はクリスマスイブの日、トシに、
「明日、クリスマスの日に、会いたい。」
という旨の申し出をする。それは、トシにとっては30年後となるため、約束が果たされるか不安になる亜美子。そんな中、トシを信じて待ち続けてきた亜美子であったが、ついにトシが来ることはなかった。
さらに、
「この通話、終わりにしませんか?」
と、亜美子はトシに告げられてしまう。一方的にトシに別れを告げられ、ショックを受ける亜美子。またこれが、亜美子にとっての初めての「失恋」であった。
そんな中、年が変わり、2016年、亜美子は成人式に出席していた。年をまたいでも亜美子のトシへの気持ちに変わりなく、落胆した様子の亜美子。そんな亜美子を見かね、浩一は亜美子に、声をかけるのであった。
その声に元気づけられ、亜美子は何とか成人式を終える。そして、式が終わり家に帰った後、亜美子は母より、
「大事な話があるの。」
という旨のことを告げられる。それは、亜美子が今まで気になっていたが、亜美子からも、そして母からも語られることのなかった、亜美子の父親に関することであった―。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-07 01:39:07
39670文字
会話率:45%
その都市にはいつからかずっと雨が降っていた。
ヘッドホンで聞く音楽が唯一、雨を忘れさせてくれるものだった。
そんな雨の降る都市にて佇む少女が一人。彼女もまた、ヘッドホンで音楽を聴いていたのだった。
最終更新:2017-05-20 04:08:01
1744文字
会話率:12%
僕は40歳でギターを始めた。リコーダー以来の楽器挑戦だ。
10代のような集中力はないけれど、オッサンにはオッサンの知恵と知識がある。
音楽を楽しむのに歳は関係ないし、ギター歴六年目の今では20代の若者たちとセッションしたり曲作りしたりして、
遊びまくっている。
手も小さいし指も短い僕だけど、ギターを、音楽を楽しめている。
昔と違って、楽器挑戦へのハードルは低いと思う。
楽器の価格も安くなったし、ヘッドホンアンプなど、家庭で大きな音を出さなくてもプレイできる。
贅沢を言わなければ、イニシャルコストもランニングコストも安上がりな、超低燃費趣味じゃないかなぁ。
10代のようなエネルギッシュな活動ではなく、オッサンのオッサンなりの音楽の楽しみ方を伝えようと思う。
音楽にはいろんな楽しみ方があるけれど、こんなのもあるのよっていうマスターベーションなエッセイです。
カクヨムでも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-26 08:19:30
23844文字
会話率:2%
某日
「海音くん、何聴いてるの?」
私達は寮にいる高校2年生。
ソファに座ってヘッドホンをしながら雑誌を読む海音くんに声をかける。
彼はさほど大音量で音楽を聴いていないのか、私の声が聞こえたようでヘッドホンを外して答えた。
「J-popとか洋楽。あとは……──なんでもない」
そう言って、彼はまたヘッドホンをつけて雑誌を読み始めてしまった。
*
頭によぎる、最期の言葉。
『大好きだよ、今もずっと。』
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-05 10:32:50
6213文字
会話率:49%
一人の高校生が、オーディオに嵌るまで。
音楽好きの高校生の麻田馨は、友人の田中からウォークマンのイヤホンを変えてみろと勧められる。半信半疑の馨は叔母でオーディオマニアの千恵のところを訪ねその事を聞いてみる。千恵は当然のように変わると答え、持
っているイヤホンをいくつか馨に試聴させる。それで、馨は一万円程度のものが欲しいと言い、千恵と秋葉原へ行くことになる。千恵が選択したショップはイヤホンとヘッドホンの専門店で、所狭しとイヤホンのデモ機が置かれていた。どれを選んでいいかわからない馨に千恵はHF5を勧める。このイヤホンを買い、音楽の聴こえ方の変わりように喜んでいた馨に田中が新しいポータブルプレイヤーを見せる。馨はこれもまた欲しくなり、またしても千恵に相談する。しかし、千恵は本当に欲しいものは何かと問い反対する。結局、馨はヘッドホンを室内用に買い、満足する。
しばらく満足していた馨を千恵が呼び出す。千恵は自作スピーカーの最終調整に付き合わせる。スピーカーの出す音に改めて魅了され、新たにシステムを組むことを決意する。千恵が更に驚かせたのは、ワンボードPCラズベリー・パイ3とそれに接続するI2S DACで構成された機器であった。ウォークマンではそれは鳴らせない。では、と、千恵は自作用基板を渡して、ヘッドホンアンプを自作すれば、と言う。自作する決意をした馨は再び千恵と共に秋葉原を回ることになる。パーツ屋を回ってなんとか部品を揃えて、PCオタクである父から工具を借りて自作をする。
こうして、馨は徐々にオーディオに嵌ることになるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-08 02:59:08
84818文字
会話率:48%
朝、学校に向かう道はいつもよりずっと重かった。昨夜は遅くまで練習をしていたので寝る時間は遅かったし、その練習に使っていたギターも背中に背負っている。気を紛らわそうとヘッドホンをしてヘビーメタルを聞いているがそれでも気分は上がらず体は重かった
。早いところ教室に行って机に突っ伏して寝たい。一時限目が始まるまでに少しでも睡眠時間を確保したかったがまずはギターを部室まで行って置いてこなければならない。気だるさや眠たさが足を滞らせていたが堪えながら部室棟へ向かっていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-11 21:26:01
2378文字
会話率:16%
一つ一つの音が、俺の応援歌。
最終更新:2016-03-15 22:42:31
1736文字
会話率:0%
____白百合学園
こんな名前の学校だが共学である。
そして、日本で唯一の魔法学校だ。
ここ、白百合学園の2年A組は七月の上旬という真夏なのに、
とても寒い、というより冷たい。
「・・・あ、あの・・・ノ
ート提出なんだけど・・・」
メガネをかけたクラス委員長らしき人が
ヘッドホンをしている少女に話しかける。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
無言でノートを渡し、また頬杖をついて一人の世界へ入る。
もちろん、友達はいない。
「あいつさ、顔は普通なんだから
もう少し、愛想良く出来ねーのかね?」
___そう、彼女の名前は白鳥愛。(しらとりあい)
゛愛 ゛という名前なのに、愛想がない。
目の色はブラウンで髪の毛はショートカットの真っ茶色。
それなりに、顔は整ってるほうだ。
「でも、あの子面白そうだよね。」
学年1の成績とスポーツ万能で
顔はアイドルでもいいんじゃないかってくらいに整っている顔の白城蓮。(はくじょうれん)
通称 ゛王子 ゛
「まーた、来たよ。
蓮特有の優しい発言。」
「・・・いや、別に俺は・・・」
___興味があるだけ。
どうしてそんなにも、人と関わりたくないのか。
「ふーん、じゃあ喋ってみろよ」
白百合学園2年A組の
1年はどうやら忙しくなりそうです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-22 23:08:04
7135文字
会話率:32%
主人公 樟葉翔は高校2年生であるが、碌に学校に行っていなかった。ただの引きこもりオタか!?ところがどっこい、なんと毎日FXで稼ぎまくっている日々だった!!ひょんなことからアキバに出向いて、あるヘッドホンを買う。実に満足していた翔だが、それ
がきっかけで何者かに誘拐にされてしまった!連れていかれた先はまさかの女子高!よくある女子高に男子が1人だけ投げ込まれるパターンのアレか、なんて考えていたら、目の前に現れた女子高生は何かがオカシイ!…なんと猫耳と尻尾がついていたのだ!翔は一体どうなっていくのか!?ドタバタ学園ストーリー、始まります!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-05 23:00:00
180760文字
会話率:64%
他人が、自分の事をどう思っているのかが聞こえるヘッドホン。そんなヘッドホンを着けた高校生の菊田。彼は、人からの声が聞こえるが故の苦悩があった。
最終更新:2015-12-28 16:54:30
9119文字
会話率:34%
ヘッドホンの中の無音に溺れる省吾はある日、車窓の中だけで舞う無音の少女に出会った。
最終更新:2015-11-27 22:44:25
9375文字
会話率:11%
ある日突然、右耳の感覚がなくなりました。
最終更新:2015-11-06 00:00:46
3173文字
会話率:0%
ヘッドホン、鹿、音楽会、の三題噺です。余りの暑さに壊れました。所要時間、一時間。
俺は夏休みに一人で旅をしたかった。だから森へ一人で行った。
しかし余りの暑さに動物がいるにも関わらず川へ入ってみたのだった...。
最終更新:2015-07-21 10:24:00
2387文字
会話率:12%
音楽鑑賞が趣味のどこにでもいる高校生が『リ攻め』の剣道究めます。
最終更新:2015-05-12 02:40:37
589文字
会話率:0%
体が弱く学校にも週に3日ぐらいしか行けない人見悠馬。そんな悠馬の唯一の楽しみはゲームだった。特に好きなゲームはファンタシー・オブ・シリーズだ。そんなファンタシー・オブ・シリーズの最新作、ファンタシー・オブ・デスティニー5が発売された。悠馬
は勿論入手した。それもヘッドホンとゴーグルが付属した初回限定盤。ヘッドホンとゴーグルでリアルなゲームを謳歌していたが、ある日急に眠気がしてゲーム中に寝てしまう。しばらくして目が覚めて悠馬が見たものは……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-01-26 12:00:00
157932文字
会話率:46%
あれは何年前のことだっただろう。
少年は、昔の記憶を思い出す。
それは、大切な人と過ごした大切な日々。無数の思い出。
そして、たった一つの喪失。
残された声を頼りに、少年は昔の記憶を思い出す。
ヘッドホン越しに聞こえるキミの声は、いつまで
も元気なままだった――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-11-02 00:16:00
1014文字
会話率:16%
西暦2015年。
ヘッドホン型のVRMMORPGが開発された。
この中では、全て現実に影響する。
プレイヤーキルになれば殺人者となり、
現実でも殺せるかななどと思い実際に殺して
しまうかもしれない。
だが、ログアウトが不可能とな
りゲームから出れなく
なってしまった。
ログアウトするには、世界のトッププレイヤーに
なって、グランドクエストを
クリアしなくてはならない。
と言う感じになっていて、
方向性としては
その中で、主人公がいろいろな事と向き合い
考え、ボスを倒してグランドクエストに
挑戦していくというストーリーに
なっています。
小説投稿は初めてなんで、どうか読んでくださると
ありがたいです。よろしくお願いします!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-02-22 12:00:00
588文字
会話率:0%