旅人の璃華の連れは、美形で優しくて、バイオリンが堪能で甘えたな――――魔王である。
魔王に懐かれた少女は、また一つ、世界に足跡を残す。
戦闘シーン、流血、暴力的な場面もありますので、苦手な方はご注意ください。
最終更新:2017-10-28 10:07:38
79470文字
会話率:33%
主人公のお嬢様・天上薫子はバイオリンが好き。忙しい合間をぬってコンクールで優勝したりもしている。
ただ、一方的にライバル認定している佐藤桜には勝てないものを感じていた。
薫子の忙しい閉ざされた日常は許嫁の光条秋人との対面から大きく変化して
いくのだった。
乙女ゲームの世界「バイオリンの恋人〜恋のワルツにのせて」で、ここがゲームの世界だとは知らない薫子お嬢様はリアルを精一杯過ごしていきます。
転生ヒロインも出てくるよ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-21 17:14:16
23250文字
会話率:23%
天才バイオリニストがある地方の演奏会で、大家の代奏をしてからスランプに陥る。そのスランプをどう克服するか、人の因果と音楽の伝統についての話。
最終更新:2017-08-09 06:59:47
4429文字
会話率:82%
リズム(里鶴夢)は、幼馴染みと同級生に、いじめを疑われる。
今日は滅多にない両親や兄姉が揃う日。
自分は苛めていないし、それよりも家族に会いたいと離れようとすると引っ張られ、螺旋階段から転落した。
それから……。
《志摩家》
父、志摩
憲広(しまのりひろ)……指揮者。65歳
母、悠紀子(ゆきこ)……ピアニスト。59歳
夫婦共に音楽が縁で結ばれたために、音楽に関連のある名前を子供たちにつけた。
長男は、ピチカート……pizzicato 弦を指ではじくという意味の海音(かいと)……ヴァイオリニスト。第一バイオリン担当。36歳
長女は、エレガンテ……elegante 優雅にから英玲奈(えれな)……声楽家。ソプラノ。34歳
二女は、カノン……canon ギリシャ語で「規則」から歌音(かのん)……フルート奏者。32歳
次男は、スタッカート……staccatto 音と音の間を切って音をあけるから高飛(たかと)……トランペット奏者。ジャズを中心に活躍する。31歳
三男は、レント……lento 緩やかにから蓮斗(れんと)。声楽家、テノール。29歳
そして、末娘がリズム……rhythmから里鶴夢(りずむ)。ピアノとヴァイオリン、フルート、トランペット、声楽を習っている。14才。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-06 23:52:33
29932文字
会話率:59%
カフェでの演奏会。バッハの無伴奏バイオリン曲を鑑賞する。隣同士になるのは、偶然とも必然ともいえない間柄だった。
最終更新:2017-04-30 09:27:13
2651文字
会話率:51%
家族から、社会から、見すてられてしまった老人ホームで暮らす入居者たち。
だが彼らにも喜びや苦悩がある。
若い二人がそんな老人たちの過去をひもとき、何を感じ、何をすべきか、探りあてていく物語です。
最終更新:2017-03-15 20:25:00
35287文字
会話率:44%
あたしは曲作りを手伝っている。
参考BGM:https://youtu.be/1kTVWgxgpgs
最終更新:2017-03-12 23:51:07
2012文字
会話率:33%
どこにでもいる、ごく普通の高校生が二人。
一人は、七年前の夏に音楽の全てを失ったバイオリン奏者。
一人は、音楽を愛するあまりに「美味しい」呪いにかけられた少女。
二人のありふれた出会いから、止まっていた心が流れ始めるーー
ビターだけ
ど微かに甘い、夏から始まる一年間の物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-28 21:48:35
286文字
会話率:0%
私の人生を決定的に変えた、唯一無二の事象がある
自分と一心同体と思えるほどの、業とも呼べるほどの技だ
例えばメジャーどころで言えば、スポーツとかかな?
剣術や武道なんかも、身と一体に成ってる感があって、それに近い
自分は身体全体を使ったり使
わなかったりして、指先を動かす事だ
それも様々な音を使って、指先から伝わって、身体全体に響くような形で
音楽における指揮と言えば、一番分かり良いか
いやそれも、案外的を得ていない
言葉で表現するのは、とてもとても難しいのだ
エアギターや、エアピアノ、エアバイオリンみたいな、複合的な産物だと自分は思っている
私はそれの使い手だ
これを高度に使えれば、自分は思うのだが、人生なんてベリーイージーモードに成る
他を頭一つ以上飛びぬけて、圧倒的な娯楽に成るのだ
そして絶対的な、身体・精神・知性の、人間を構成する諸能力、基本的な部分の限界値の超過が著しいと感じる。
私はネットや私生活で、同好の士を探した
この技は、他の使い手が居た方が、より強く共振すると思ったから
肉体構造の差はあれど、放つ波動や震動、直観的に認識し、観測できる熱量は同じだろうから
運良くわたしは、ネットで、私生活で、それなりの満足できる人員を見つけた、発掘したと言おうか
あと、どう考えても万能天才的な人物に、一から教えて、完全に習得もさせた、これこそ発掘とは言えない
さて、私はその集団のリーダーとして、集団に名前をつけた
そして、集団として共に高めあう場として、
自由度が高く、この特殊な能力を生かし易い、VRゲームを選んだ
汎用性の素晴らしく高いが、限定的な状況での行使しか可能でない技だからだ
この物語は、私の纏める集団、ソウルハーモニーの活動日誌のようなモノである。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2016-12-20 16:33:27
6295文字
会話率:18%
バイオリニストとしての将来を嘱望されていた竜胆真は、音大卒業間近に、事故で片腕の神経を失う。バイオリンが弾けなくなったことを苦に自殺した真。だが目が覚めるとそこは異世界で、その世界には音楽が存在しなかった。一方で魔法が存在し、魔法は言葉、す
なわち音のイメージと情報量で威力が決められていた。圧倒的なイメージと情報量を誇る「音楽」は、唯一真だけが奏でられる、超絶魔法としての力を発現する。楽園を追放される少女を追って、真は魔物うごめく外界へ出立していく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-15 17:16:43
128930文字
会話率:51%
人目を避けて乗り込んだ列車の中で、青年は喪服のような格好をしてサングラスをかけた女性と出会う。彼女はイヤフォンを付けて音楽を聴いていた。漏れ聞こえてくるその音に、青年は嫌悪感をあらわにし・・・。
最終更新:2016-11-05 17:46:54
2329文字
会話率:59%
6歳の夏。向日葵はとある洋館で、幽霊と名乗る記憶喪失の青年と出会う。必ずまた会おう。その約束は、度重なった悲劇と共に10年の月日が経ってしまう。
16の春、向日葵は再び約束の地に戻ってきた。再開を夢見て洋館に言った彼女を待っていたのは、
彼そっくりの少年、陽向(ひなた)と青年に取り憑いた幽霊の青年だった。
再び動き出した約束からの時間。だが、その歯車は、陽向を取り巻いていた悲しき現実や幽霊青年の失われていた過去をも引き寄せる。全ての欠片が嵌め込まれた譜面の前で、向日葵が出した答えとは……。
過去と現実、悲劇と喜劇。様々な音色が混じった物語が、今幕を開けるーー。
※週1で上げる予定です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-16 07:09:42
40511文字
会話率:72%
大学受験に失敗した氷室陽斗は、滑り止めに受けた神学部に入学する。ようやくプラス思考に切り替えた矢先、学部の壁という洗礼にあう。少数派で肩身が狭く、他の学生からは天然記念物のように扱われるのだった。無視すればいいのだが、牧師の息子であるが故
に失恋したトラウマが存在し、会話の節々に差別意識を抱く日々が続いていた。
鬱憤が溜まるなか、安らぎを与えてくれたのが烏丸詩織だった。歩道橋での偶然の出会いから半年、二度と会えないと諦めていた理想の女性が突然、父の運営するオンボロ学生寮に越してきた。バイオリンを習うほどのお嬢様がなぜ? バツイチ同士の両親と暮らす家庭で、義妹から嫌がらせを受けていたと知らされる。詩織は陽斗の実直さと居心地の良さに惹かれ、二人きりの時間を重ねていく。
一方、陽斗に好意を抱く同級生がいた。岡崎架純は小学生の頃、イジメられ教会前で泣いていたところを陽斗に助けられた過去がある。たった一度のふれあい。架純は初恋の想いを抱いたまま、事故死した父の田舎へ帰ってしまう。大学で8年ぶりの再開を果たすが、陽斗は記憶を消し去っていた。詩織と仲睦まじく歩く陽斗を見かけた架純は、嫉妬心からついに告白する。よき友達として接してきた陽斗は迷った末、詩織との関係を重視して、わざと遠ざける態度をとる。それでも積極的にアプローチしてくる架純に、いつしか愛おしさを覚えてしまう。一緒にいると楽しい。素直な恋心が生まれ進展するかに見えた。
単純で不思議な関係が続くように思われたが、三人にとって運命を嘲笑うかのような結末が待ち構えていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-11 13:14:09
111160文字
会話率:40%
「小さい女の子だな…」
中欧のとある小さな街に、ひとりの画家の女の子がやってきた。
が、この女の子には秘密があって…?
最終更新:2016-07-16 18:32:47
10914文字
会話率:42%
人が悲鳴をあげて突然死する。そんな怪奇事件のおきる町で、ヴァイオリニストのディケンズはふと彼を思い出す。ディケンズの旧い友人、バッハの編曲作品であるG線上のアリアを異常なまでに愛していたアマチュアのヴァイオリニストのマッケイ。彼の偏執的な愛
がやがて何をもたらすのか・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-23 00:17:45
5424文字
会話率:51%
音大生のあきらが、愛用のバイオリンと共に迷い込んだ先は……? 音楽系異世界トリップです◇携帯版は、1行毎の改行・空行です
最終更新:2016-02-11 18:10:45
25532文字
会話率:5%
海に住むとある人魚は、地上から聞こえてくる『音』を探しに、地上へ上がる。魔女の薬の力を借りて、人間の足を一時的に手に入れ、音の主を探し続ける。
最終更新:2015-12-11 21:27:09
10090文字
会話率:42%
プロバイオリニストとして海外デビューを果たした琴原奏音は、ある理由で逃げるように日本に帰国した。そして真夏を京都で過ごしているさなか、倉島なづさという男に出会う。自分と違って楽しそうにバイオリンを弾く彼に、しだいに奏音は惹かれてゆく……。
BL展開です。定期的に投稿することと楽しんで書くのを目標に、マイペースに書き綴っていく予定です。
よろしければお付き合いください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-11-30 23:06:52
12040文字
会話率:36%
バイオリンを弾きながら
最終更新:2015-11-20 19:46:23
222文字
会話率:0%
双子の弟とともにバイオリニストになるため音楽の道を歩む進藤由弦。弟の弓貴は音楽の才能に恵まれ、一直線にバイオリニストへの道を歩む一方、由弦は自分がバイオリニストに何故なりたいのか、そもそもバイオリニストになりたいかもわからないままでいた。
中学時代からは家族でウィーンに移り住み、弓貴は16で国際デビューを果たし一躍有名人になる。しかし、病魔に襲われ日本に帰国し治療に専念することになった。
ともに帰国した由弦は音高に通うことになる。高校にはオーケストラ部があるものの指導者もおらず部員も少なく廃部寸前になっていた。由弦は一緒の高校に通う幼馴染の朱音に頼まれ、何故か指揮者を務めることになった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-11-15 20:15:30
1041文字
会話率:12%