僕の住むオンボロアパートに宇宙人が引っ越してきた。
最終更新:2017-09-30 19:01:53
31729文字
会話率:60%
この物語には、ふたつの視点があります。
築五十年のオンボロアパートの管理人と、バーシュウレインの三人組です。
ある日、管理人の部屋に、カロンという名前の女性がやってきます。でも、時刻は真夜中の午前二時。
「あなたの、新しい呼び名を考えな
きゃいけないみたいね」
管理人には、その言葉の意味がわかりません。しかし、それがきっかけとなって、管理人はビジネスを立ち上げます。
といっても、人の話を聞いて上げる。ただそれだけの実にシンプルなものです。
ビジネスというからには、そこにはお金が絡みます。主人公が設定したのは、一時間あたり三千円。彼はこれでも高すぎると思っているのですが、カロンは、三万円が妥当だと言いだします。
思案の末、主人公はカロンの意見を取り入れます。
思い立ったが吉日。日付が変わるまでに、どこかのポストに名刺を一枚投げ入れよう。
それをひとまずの目標に決めた彼は、自分のパソコンを使って、料金を明記した名刺を作りはじめます。
バーシュウレインの最高幹部の三人は、結構なお金持ち。三人には共通の守り神がついています。彼女らはその守り神を『お石様』と呼んでいます。
アパートの管理人が名刺を作っているころ、三人にお告げが降ります。
ラッキーカラーが黄のベッキーには、お兄さん。ラッキーカラーが赤のガウチは、ゴミ。
ラッキーカラーが緑のカモシンは、孫悟空。
三人はそれそれお告げを、そんなふうに受け取ります。でも、だれひとりとして中身の意味がわかりません。
そのお告げのあと、三人は、西の方角から、光に似たものがやってくることに気づきます。
チクリ光線。三人はそんな呼び方をします。それを感じると肌のつやが増すのです。
西の方角からやってくるのは、チクリ光線だけではありませんでした。
このマンションの西側に、何かがある。私たちに共通するなにかが。
三人の勘は当たりました。
お石様の部屋宛てのポストに入っていた名刺にあった住所が、まさに自分たちのマンションの真西に位置していたのです。
ちなみにこの物語は『ふくしき七回シネマ館』『太平洋上空32000フィートでの出来事』『お一人様専用映画館』の姉妹編です。そちらも合わせて読んでいただければ幸せです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-08 22:47:03
327994文字
会話率:35%
オンボロアパートに住んでいると、聞こえてくる音があります。
最終更新:2016-09-22 02:55:53
585文字
会話率:28%
昨年の12月18日で、5000PVを突破してからも、ジワジワと伸びておりまして、奇跡の7000突破です((⌒‐⌒))
本当に予想外。下手をすると誰にも読んでもらえないと思っていたので、定期的に覗いて下さる読者様には感謝以外に言葉がありません
。
あらすじ
ろくでもない両親を持ち、いわゆる大人の交際で稼いだ大金を手に家出をした少女、加賀見美鈴。
公園でたまたま蹴り飛ばした1つのコーヒー缶が、冴えない中年男に命中。
その事が縁で、男の住むオンボロアパートに転がり込むことになるが、その男にはとんでもない秘密が…。
ただいま、内容を大幅に変更中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-04 05:31:53
29296文字
会話率:50%
ルクセンブルクの富裕層の娘シャーデ。
露天商で見た日本の絵画に一目惚れ。
家を飛び出しシャーデの向かった先は、遥か遠くは日本。
とある湯けむり漂う温泉街。
そんなお嬢さま育ちのシャーデの住む家は、オンボロアパート。
生活するために
選んだ職は、何とも奇妙な居酒屋だった。
偏屈な店主ハナに、滑稽な客人たち。
果たしてシャーデに、居酒屋の仕事は務まるのか?
憧れの街で暮らすことはできるのか?
富豪の娘にとっては異世界な街。
そこで新たな夢を追い続けるシャーデの奮闘が、ハラハラドキドキ!
シャーデの行く末はいかに?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-31 18:02:42
16424文字
会話率:30%
閑静な田舎町に、ぽつりと佇むオンボロアパート、やよい荘。一見普通の建物に見えるのだが、ぼくの借りた六畳一間には、なんとラミアの女の子が棲みついていた。高校生のぼく、桜葉辰磨は、傍若無人なラミア少女やロリで甘党なドラゴン少女など、多数のもん
すたー娘たちとともにアパートで暮らしていく。
専門学校で事あるごとに作成している短編小説を、ひとつのタイトルの小説として投稿している作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-07-09 09:42:21
29680文字
会話率:40%
震度六強の揺れに襲われた仙台にあってそのアパートは微動だにせず、水道や都市ガスや電気が止まることもなかった。のみならず、来るはずのない人や物が続々と訪れる。アパートは、そして住人はいったいどのような運命をたどることになるのか。
例の震災
を題材にしたとても不まじめな小説です。不快に感じる向きもおありでしょうが、ご容赦ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-10-26 02:00:39
19809文字
会話率:48%
私は小暮川一世。
藤岬学園大学部二回生である。
黒ぶち眼鏡に細い体でよく名前をペンネームに間違われるが、最近はさらにその容姿と若干特徴的な喋り方から、『むっつりスケベ』と第一印象で思われるのが悩みである。心外だ。
この物語は、大学二回生であ
りサークル等の社交的な活動に一切参加していない超暇人の人生浪費人間な私と、私の生活する六畳一間家賃月々三千円の格安のオンボロアパート、三十木寮の奇々怪々な魑魅魍魎のごときおぞましき住人たちとの、こころ底冷えるいったいこれのどこに面白さを見いだせと言うのかと文句を言いたくなる(誰にだ)ハートフルと言うよりもむしろハートクォーターに近い、画竜点睛を欠くというより画竜点睛オンリーな、人生の大切な部分を根こそぎ落としたらこうなるんじゃないかというような、バラ色ならぬくすんだ灰色のキャンパスライフを享受する一介の大学二回生と、三十木寮の魑魅魍魎か宇宙人か例えに迷う奇人変人の住人達の、心生温かくなるような交流を描いたそんな物語(?)否、駄文である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-05-15 22:52:30
23924文字
会話率:46%
オンボロアパートの二階。窓側。――うちのおとなり、猛犬注意。
最終更新:2009-07-02 10:14:42
1984文字
会話率:0%
あのバカな連中が帰ってきた。とんぼ町に佇むオンボロアパート『クタビレ荘』を中心に繰り広げられる、気合いとノリだけのドタバタコメディ再来。
最終更新:2008-04-18 00:07:14
32450文字
会話率:39%