「ねぇ二句森くん、前から思ってたんだけど……綺麗な目だね?」
「あ、ありがとう四十万さん」
隣の席の四十万八重さんは僕の顔を覗きながら嬉しい事を言ってくれる……普通ならね。
「DHAは入ってないと思うよ」
「うぇへへ。でもDNAは入っ
てるよ?」
獲物を狙うように舌なめずりをする四十万さんは事ある毎に僕を食べようとする。
「――あの高校に行くと世界が変わるぞ」
尊敬する父に言われて高い倍率をくぐり抜けて入学した月詠学園。そして入学してすぐ僕は父の言葉を思い出す。
「だが覚悟しておけ十蔵。あそこは……曲者が多く個性が豊かすぎる学園だ。飲まれるなよ」
父さん……刺客がいました。
ここは……人外魔境です。
そして……食べられようとしてます。
隣の席の女の子に食料として見られていると勘違いする二句森十蔵と、彼を性的な目で見ている四十万八重が贈る、食欲と性欲が混ざり合う勘違いラブコメディ。
登場人物
二句森十蔵(にくもりじゅうぞう)……本作の主人公
父の勧めで月詠学園に入学したけど、周りはとんだ曲者揃い。強い男になる為に十蔵くんは今日もゆく。
四十万八重(しじまやえ)……本作のヒロイン
十蔵くんの隣の席の女の子。涙袋がチャームポイントな黒髪美人。
隣の席の十蔵くんを食べちゃいたいお年頃。笑い方が独特でよく怖がられる。
丸味帯太(まるみおびた)……クラスメイトの男の子。
十蔵くんと八重さんの会話を毎回楽しみにしている。気になる女の子がいるとかいないとか。
浅日詩書(あさひしかく)……クラスメイトの女の子。
帯太くんと同じで2人の会話を楽しみにしている。気になる男の子がいるとかいないとか。
黒神葵・奏(くろかみあおい・かなで)
黒神さん家の双子ちゃん。3学年にお姉ちゃんがいる。
クラスのムードメーカーでマスコットで中心にいる元気っ娘。
しかし、彼女達には秘密があるとか。
※作者トン之助
※カクヨム様でも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-10 15:18:19
13810文字
会話率:53%
Unexpected things do happen...
From father remarrying, to all of us being summoned to another world...I have known
this type of scenario after reading it multiple times..
Leaving the king behind, I desided to walk and Adventure...
So this is my journey..An Adventure of walking man..
At least, that was the plan...折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-13 20:12:23
10641文字
会話率:0%
ダンジョン発見によって冒険者たちで栄える島、リトルビーン島。
冒険のかたわら、調味料商売を行うパーティーの一員、コーマンは、
「時代はソース。醤油派のお前に居場所はない」という理由でパーティーを追放される。
コーマンは彼らを見返すために
、この島で一から醤油事業を始めようと意気込むが、
その時、彼はあるスキルに覚醒した―――
これは、醤油に命を賭けた男の、魂の逆襲譚である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-01 09:00:00
6912文字
会話率:17%
ヒュムノス語を織り交ぜた詩です。
最終更新:2017-01-02 21:37:03
1190文字
会話率:0%