あやかし討伐を生業にしている少女・静麗(ジンリー)は師傅の命令で人の世の後宮で女官が殺された事件を追い、あやかしたちの世界が存在する陰陽鏡の裏離宮へと女官として潜り込む。
とある雨の日。静麗は隠れるように藪の中にいた小さな蛟に手を差し伸べ
るが、その正体は龍帝の弟、颯雨(ソンウ)だった。
颯雨はやがて龍帝の座を継ぐ天龍ではなくただの颯雨として見てくれたからと彼女に好意を寄せてくるが、彼が人間に対して不信感を抱いていることを知っているために、それを受け入れられない静麗。
果たして彼らの運命は……?こちら短編で一区切りつけていますが、後日カクヨムにて長編として投稿予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-09 22:32:23
2524文字
会話率:36%
姿質風流 眉目秀麗と称される 東呉の英雄 周瑜の手紙が届く。
時は、後漢末。
動乱の中原に戦雲たれこめ、天下、乱麻のごとく絡まる。
諸侯 群雄割拠の興亡の中、その主役が出揃った時代。
天を覆わんばかりは、漢の丞相 曹操。
しかし、
赤壁の戦いで 南下する曹操軍を破り、その勢いで荊州の争奪に成功したのは東呉の周瑜であった。
蛟龍風雨を得た まさにその時、病邪に倒る。
その年、36歳。
夢破れ、遠き巴丘の地に運命を悲嘆する若き友からの手紙の封を切り、魯粛は、野心に燃える虎狼の牙を折る謀に思いを巡らす。
彼は、呟いた。
毒を以て毒を制す。
歴史の舞台から消え去ろうとする周瑜に替えて、劉備を大駒として配し、遠き未来を見据える魯粛の前で、その手紙は、煙となって天高く流れてゆくのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-09 09:00:00
3984文字
会話率:6%
これは人と動物、二つの姿をあわせ持つ半獣半人が暮らす世界、龍の一族に守られた国の話である。
海に面した国、龍棚の若き皇帝・地龍は、海底で栄華を極める竜宮の姫との縁談を進めていた。
絶世の美女と名高いナミ姫との顔合わせをひそかに心待ちにして
いた地龍だったが、海辺の離宮に来訪した少女は、平凡な“期待はずれ姫”だった……。
「ナミ姫。私は貴女と結婚する気が起きない。悪いがこの話は無かったことにしてくれ」
破談を切り出してから始まる恋模様。
※目標、一話2000文字前後。
無断転載厳禁!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-15 12:00:00
19958文字
会話率:24%
奇跡には使い方がある
1つは自分に、自分のために
1つは他人に、他人のために
そして、神の、神の娯楽のために……
最終更新:2016-10-24 23:01:00
318文字
会話率:15%
「あなたは記憶喪失」
見知らぬ部屋でそう告げられた少女は、自分の生まれも、家族も、名前も、過去のことだけを忘れさせられた。
少女に関わって来た、片や踊り子の衣装をまとった淡々とした感じの女性。片や十二単衣をまとった美貌の女性。彼女たちは何者
で、ここはどういう世界なのか。少女の新たな人生が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-11-22 09:09:06
17700文字
会話率:58%
劉備玄徳を想って書きました
五七五を意識しております
最終更新:2015-07-07 07:51:04
228文字
会話率:0%
吉川英治&横山光輝の三国志に出る、劉備玄徳を想って書きました
最終更新:2015-07-05 18:12:16
1058文字
会話率:5%
ある事件がきっかけで妻を失い、1000年以上引きこもっていた湖の主に、従者である蛟は新たな花嫁候補を探させようとするが・・・。
キーワード:
最終更新:2006-12-05 22:06:17
3851文字
会話率:34%