星の乙女として人柱になって死んだ男爵令嬢のマリアは、創造神との契約で、侯爵令嬢のシンシーとして生まれ変わって穏やかな生活を送っていた。
しかし、「貴女の推しが、死亡ルートに入りました。」という言葉と共にもう一度姿を表した創造神から、前世の
初恋の人であり最愛の推しである、ソルが極悪非道の大悪人に成長し、このままでは魔王配下として勇者に殺されると聞かされて?!
推しの幸せは絶対に私が守る!
転生チート令嬢の、悪役救済ラブコメディです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-05 22:03:44
34966文字
会話率:23%
2.5次元俳優の増田ユウトは、ファンタジーアニメ原作の舞台上演中、爆発事故に巻き込まれ、気付くと異世界に転移していた。
そこは魔王が勇者を討ち取った世界で、日に日に支配領域を拡げていた。
異世界からきたユウトに、住人たちは期待の眼差しを
向け能力鑑定をするが、修得していたのは【演技】スキルだけと分かると、嘲笑し失望の目を向ける。
そんな中、ユウトの居る街は魔王配下の魔族により襲撃を受ける。
逃げ惑う住人たちと魔族を目の当たりにしたユウトは、舞台では勇者役が多かった事もあり、ダメ元で【演技】スキルを使って、勇者を演じてみることに。
すると、アニメのままの勇者の能力で、魔族を撃破できたのだった。
そこでユウトは、この異世界を救うことを決意する。
魔王の勢力と戦う為、2.5次元俳優による勇者の【演技】をしながらの旅が始まったのだ。
しかし、元来女癖が悪くすぐに手を出すユウトの周りには、徐々に個性豊かなヒロイン達が集まっていきハーレム状態に。
果たして、ユウトは魔王を倒すことは出来るのか?
これは異世界ファンタジーなラブコメのお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-20 00:10:00
3113文字
会話率:41%
帝国軍の侵攻で、王国の安寧と平和は脆くも崩れ去った。 帝国は魔王を復活させ、魔王配下の魔物の力を借り、圧倒的な強さで王国を征服した。国には魔物が溢れ、秩序は失われてしまった。 魔物が見境なく人間を襲い、人間は砦みたいな町を造って身を守る、無
法の世界がここにはある。
「カクヨム」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-29 20:00:00
414060文字
会話率:34%
『ハイ&スラッシュ』という世界的に人気のゲームがあった。
司はそのゲームの隠しルートを初クリアしたことで転生特典ルートが開放された。
新規開始でそのルートを選ぶと、彼は意識を失い、次に目を覚ますと赤ん坊に――――。
与えられたのは
ユニークスキルと自分の記憶のみ。スキルポイント制がないため自分の努力でスキルやアーツを開花させることになった!?ユニークスキルを使って自由に世界を旅しながらメインルートの手助けでもして世界の破滅を防いでいこうと考える司。その為に自分が魔王を倒すよりも主人公を支援し魔王を倒させようとするが…
簡易的な流れ(予定は未定)
転生初期編
ユニークスキルの使い方を実体験で学びながら村と自分のために頑張ってると何故か闇堕ちする予定の聖女候補を救うことに!?ここから新たな展開へとつながって…!
鍛錬編 アーツ取得 スキル取得?
自分の無力さを知った司はユニークスキルを更に強くする為に武器の流派を学ぶ目的で街へ移住する!ここで新しく帝都の人等と出会って…
推薦状をもらって流派の門を叩く
新たに槍術 斧術 魔法に手を出す。
冒険者ギルドへ
様々な依頼をこなす中、ヒロインとは関係ないキャラ達を助けたりする?
学院編
様々な強敵との対戦や狩り、鍛錬を経た司は主人公達との関わりを増やす為に帝都の学院へと入学するのだが、魔王配下達が暗躍し始めており…
貴族編
今までの努力や結果が評価され爵位を貰うことに。しかし、ゲームになかった内政要素などで困惑する司だが自分に出来ることをやっていくうちに…
スキルとアーツの違い
スキル「剣術」→アーツ「スラッシュ」
→アーツ「スラスト」
このゲームにはランク概念が存在する。
魔法は属性、それ以外は流派となっている。
流派
攻撃 龍神流
防御 水神流
バランス 武神流 など
それによって名乗りを変える。
例えば
龍神剣使い 上級
武神流 剣王 槍王など
基本属性 下級から中級下位
火 水 風 土 光 闇
進化属性 中級上位〜上級認定
炎 氷 嵐 自然 聖 暗黒
冒険者ランク
下級 アイアン
中級 カッパー
上級 シルバー
王級 ゴールド
帝級 プラチナ
聖級 ミスリル
神級 アダマンタイト折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-30 16:29:03
46374文字
会話率:36%
エトナは、魔王配下の四天王の一人である。
使えるのは結界を張る魔法だけ。性格は弱虫で臆病。勇者が来ると土下座で命乞いをするようなエトナには、当然、人望が無かった。
しかし、魔王が倒されると、エトナは次代の魔王になってしまう。
エトナは願う。
魔王に与えられた領地のささやかな平和を守り、平穏な日常を過ごすことを。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-29 23:37:10
1423文字
会話率:32%
とあるデザイン企業で働く23歳の天魔 愛生(てんま あおい)は事件に巻き込まれ、命を落としてしまう。
目が覚めるとそこは....城?
城の中には誰もおらず、もぬけの殻だった。
愛生は、自分がどういう状況に置かれているのかをまだ理解できていな
かった。
「これって!!」
鏡に映るその姿はまるで天使から堕天した大悪魔「ルシファー」のよう。
しかし、愛生には少し見覚えがある姿だった。
愛生が生前にとある依頼でデザインしたキャラクターに瓜二つだったのだ。
愛生はルシファーっぽいからという理由で自らの名前をルシファーと名付けることに。
ルシファーと名乗ることにした彼女は、この世界がまだ何なのかもはっきりとわかっていない。
しかし、彼女には夢があった。
それは、別の人生?を生きてみたかったということ。
第二の生を与えられたこの世界でルシファーは仲間を募り、大きな組織(かいしゃ)を作っていくのだった
<この世界について>
・魔王城(後に名称変更)
・中央魔大陸(魔物の発生が著しい)(魔王城はその北東部に位置する)
・西方共和国(2度の内戦により元からあった二国が併合)
・イレスティラ王国(中央魔大陸から東に100キロ進んだ場所にある商家王国)
・空中都市:バゼロン (浮遊島にある都市)
・水中都市:アクアシティ (インミラス人の末裔が多く住んでいる。海洋資源が豊富)
その昔、この世界では大陸戦争が起こった。
大陸戦争の終結後、今の国の基盤ができ、魔王と呼ばれる王が200年前に消えてから世界は安寧に包まれていった。
そして、中央魔大陸にはかつての魔王配下たちが多く散らばっているという。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-16 14:00:00
1534文字
会話率:16%
Vチューバー《仮初れーな》は、伸び悩む登録者数とアンチ対応に心を病んでいた。お気持ちしか呟かなくなった自身の行為に絶望し、思い切って転生(ビジュアルや名前を変えて1からやり直す)を決意するが、まさかの交通事故に遭ってしまい、その魂は異世界
へ転生してしまった。
異世界で新人Vチューバー《真打レーナ》として活動する決意をするが、ゲームの存在しない異世界ではメインコンテンツの見直しが必要だった。ご当地Vチューバーならばと活動方針を変えるが、剣と魔法の世界では困難ばかり。
美少女神絵師やイケメン傀儡師との出会い。魔王配下との四天王コラボなど、異世界ならではの配信活動!めざすは魔王城の耐久生配信で同接の記録更新!
しかし、ある意味、魔王よりも厄介な反転アンチまでが異世界にやってきて……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-23 13:28:38
25098文字
会話率:66%
人間界のコンビニに買い物に来ていた天使が。空を飛び天界に帰りながら、お菓子を買い食いしていると、カラスに襲われ驚いた拍子に、コンビニ袋を落としてしまった。空から落ちたコンビニ袋は、主人公勇利の脳天に直撃し死んだ。人間界に居てはならぬ存在に殺
された俺は、神様に転生して貰った。目を覚ますと、魔王討伐を王都に報告に向かう、勇者パーティー召喚魔術師に転生していた。さっそく俺は召喚獣イフリートを使ってみた! が! イフリートは勇者パーティーのアサシンを殺してしまった。何故なら、勇者パーティーは、魔王配下に殺され、操られていたからだ。操るアサシンが死んだ事で、魔王配下が現れると、イフリートがあっさり殺してしまった。俺は転生してすぐ仲間を失ったが、最強の召喚獣を手にれ異世界生活をはじめた。
毎日更新します。
21時30分頃
文字数は2千から5千
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-31 18:32:42
438807文字
会話率:54%
「クハハハッ!よくぞ我が魔王城まで辿り着いたな、選ばれし勇者タテワキの一党よ!!」
「魔王バルタザールよ!貴様の野望もこれまでだ!オレと、オレの仲間達で、貴様の命運を断ってみせる!!」
此処は剣と魔法の世界エウレーカ。
人間、亜人、魔族
、魔獣が入り乱れ、血で血を洗い覇権を競う、命の価値の低い世界。
邪神教の狂信者の手により、悠久の眠りから目覚めた魔王バルタザールは、人類を支配せんと配下と共に戦乱を巻き起こした。
対する人類側は、古より伝わる秘術を用いて、異界の勇者、タテワキ・ミドウを召喚し、対抗する。
両陣営が相見え、魔王城の広い玉座の間で、いざ矛を交えんと接近する。
彼我の距離が縮まり、世界の命運が懸かった運命の一戦が、此処に――――
「あれ?お前ら、そっちに雇われてたのか?」
「そう言うアンタ達こそ、魔王に雇われてたのね。」
何故か足を止め、武器を下ろす四天王と勇者の一党。
「ぬっ!?どうした四天王達よ!戦うのだ!!」
「みんな、一体どうしたんだ!?」
訝しむ勇者と魔王。
そんなそれぞれに、彼らの配下と仲間は振り返って。
「すみません、魔王様。俺達、アイツらとは戦えません。」
「ぬなっ!!??」
驚愕に目を見開く魔王。
「ごめんね、タテワキ君。私達も、彼らとは戦えないわ。」
「え……!?ど、どうして!?」
開いた口が塞がらない勇者。
「どうしてって、なあ?」
「ねえ?」
何やら、唯ならぬ雰囲気に陥った決戦の舞台。
魔王配下の四天王達と、勇者の一党の面々は、口を揃えて、こう言った。
「「「「社則だから。」」」」
そう言い残し、四天王も勇者一党も、みんな仲良く魔王城を後にした。
後に残ったのは、呆然と立ち尽くす勇者と、肩を怒りに震わせる魔王のみ。
突然、ハッとした勇者が、懐から1枚の紙を取り出す。
そこには、こう書かれていた。
『社員同士による戦闘行為は、その一切を拒否させていただきます。』
それは、ある商社と交わした、契約書だった。
「むっ!勇者タテワキよ、その紙は、もしや……」
それを見た魔王が、徐に自身も懐から紙を取り出す。
それを互いに見比べる勇者と魔王。
その紙は、勇者が持つ契約書と、寸分違わず同じ物であった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-19 12:00:00
447196文字
会話率:38%
闇騎士リデ(26歳独身)は勇者ジンにより解雇通達を受け取り、勇者パーティより離脱した。勇者のパーティに闇騎士は要らない、妥当だし文句も特に無いので、甘んじて受け入れて、リデは故郷へ帰ることにした。
帰り道、即ちそれは勇者の旅路。それをなぞ
りながら帰るリデが目にしたのは……魔物や魔族よりもおぞましい、人間の悪辣。
略奪、汚職、勇者が救済し、通った道を汚す姿に、リデは怒りを覚えた。
リデは決心する、勇者が魔王討伐から帰還するまでに、この国の腐りきった部分を、自分が全て滅してやると。
それが、勇者の傍で様々な汚濁を浴びて、手を汚した自分ができる、救済なのだと、リデは勇者との旅路を戻り始めた。
……ただ、問題があった。何故か3日前に殺した魔王配下の女魔剣士に言い寄られ、さらにリデは旅の中で様々な女性達と出会い、関係を持ってしまっていたのである!全てお互い一度きりと割り切った、しかして言葉で互いに約束しても、男と女!忘れられる筈なんてない!!
「あれで忘れろなんて酷だわ」
「それでも、あなた様を忘れられなかった」
「「責任、取ってね?」」
「やっぱり私を攫いに来てくれたのね!」
一夜で深く愛した女達は口々に彼にそう言う。
「一度きりと言ったし!君達以外の女とも遊んでたしょうもない男だぞ僕は!お前らもっといい男見つけろよ!!」
「「「「あれだけしといて、それは無いでしょ!全員幸せにしなさいよね!!」」」」
勇者の為の掃除の旅が、自分の責任を取る旅も合わせて行う事になった闇騎士リデは、果たして王国の腐敗を滅ぼし、関係を持った女性達の責任を取る事ができるのか?勇者との旅路を戻る旅が、今始まる。
追放ものですが、ざまぁではありません。ヒロイン達は全員、主人公と関係を持っていますのでご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-19 20:46:31
98691文字
会話率:51%
病気により20歳でこの世を去った主人公は大好きだった小説の主人公の幼馴染みに転生。しかし、物語では主人公を裏切ってしまう悪役令嬢だった。
元皇后の祖母の破天荒な生前の行い、魔王配下の騎士団団長の父、そして、小説内の没落貴族冒険者の親友兼主人
公。そして魔王。彼女なりの世界平和への道が今、作られる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-18 23:46:30
6013文字
会話率:61%
普通のサラリーマンである、臼井 恭介(うすい きょうすけ)は会社をリストラされ、自殺してしまう。しかし彼の魂は異世界へと転生させられる。転生された先は魔王が生み出した悪魔そのもので、魔王の支配を受けることとなってしまった。人間に対して良い感
情は無いものの、魔王に加担するのも癪である。しかし魔王の支配呪文からは逃れられず…。魔王配下であるヴァンパイア、スライムと共に魔王軍幹部として名を連ねつつ、世界征服へと向かい邁進していく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-25 21:59:29
5068文字
会話率:41%
百と数十年前、中央大陸とそれの東に位置する魔大陸との間で戦争が起きた。
そんな中、中央大陸西の辺境を旅していた少年と、その師。大戦が起きて間もないころだったため、まだまだ火種は遠く、本来はほのぼのとした旅のままのはずだった。
しかしそれは
辺境のギルドより知らされた一報によって、脆く崩れ去ってしまう。
中央大陸の西。それは東の海に浮かぶ魔大陸より最も遠いはずの場所。
しかしその海岸線に魔王の配下が上陸したという。
大戦時にこのような辺境に配下を食い止められるほどの実力を持った人間などいるはずもない____。
しかし、そこへ居合わせた銀等級の少年と金等級のその師は【魔王配下の足止め・討伐もしくは撃退】依頼を受ける。
師は強かった。
少年は知っていた。
師は足止めや撃退などではなく、討伐するつもりでそれを受注したことを。
しかし、
思っても、考えてもいなかった。
思い浮かぼうはずもなかった。
最も敬愛する師が、異性としても想いを寄せていた師が、最も強いと思っていた師が。
自分をかばうことで命を落としてしまうことなど。
これは自分の一番大切だったものを失ってしまった少年がその悲しみを乗り越え、その末に残ったものの意味を。
これは自分の支えだったものを亡くしてしまった少女が心を壊し、それでも手の中に残ったものの意味を。
出会った二人がともに歩み、探求する物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-10 13:00:00
31591文字
会話率:44%
中学一年生の賀茂祐樹(かもゆうき)はオルフェイス王国・プリシラ王女に勇者召喚された。
それから四年、パーティーを率いて、魔王との最終決戦に臨(のぞ)むユウキ。しかし、ユウキは魔王軍団の圧倒的な力に葬られてしまう。パーティーは全滅する。
そんな中・ユウキは死後の世界で魔王配下で異世界転移した元クラスメイト・稲葉奏(いなばかなで)と出会う。奏はプリシラが民衆を弾圧し、悪政を敷いていると告発する。
目を覚ました勇者ユウキはその知略を生かし、魔王の配下となって、王国を蹂躙(じゅうりん)することにした。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-08 10:31:57
14260文字
会話率:60%
人類と魔族が生きる世界で、魔王配下の四天王の筆頭と呼ばれる魔人が、我らが勇者の策にのって、ノコノコと一人でやって来た。
人類の裏切り者が゛敵にしてはいけない゛と呼ぶ筆頭は、確かに強かったが勇者の聖剣が遂に奴を倒した。
流石は勇者だ!戦え、勇
者!魔王を倒せ!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-01 11:16:20
5454文字
会話率:18%
在りし日に出逢った魔王呼ばれる女と奴隷だった獣人の少年の物語。
この出逢いが世界に齎すものは如何なるものや。
最終更新:2017-09-17 00:17:06
2419文字
会話率:26%
魔王が世界を掌握せんと目論む中、弱き民は勇者を召還することを決意した。しかし召還されたのはお世辞にも勇者とはいえない平凡以下な三人、よりにもよって魔王配下の体に召還されることとなった。
最終更新:2017-06-14 06:23:41
25056文字
会話率:53%
アナザーファーガイアと呼ばれる世界では、魔族と人間が血で血を洗う抗争が繰り広げられていた。
そんな世界にある日、一人の勇者が召喚され、魔王を討ち世界を平和に導いた。かのように見えた。魔族もまた魔王候補を異世界から召喚したのである。しかし、召
喚された魔王候補は、単なる高校球児であった。
現代日本に生まれ育ち、平和ボケしていた彼はこう告げた。
「決着は野球でつけよう」
勇者もまた、その意見に同意した。
こうして、領地に対するもめ事は野球で決着をつけるという、異世界甲子園がここに誕生した。
その後、膨大な時間が流れた。
勇者も魔王も世代交代を重ねた。暫くは人間と魔族の領地の割合は半々であったが、やがて身体能力に勝る魔族軍が連戦連勝を重ね、人間の領地は禁呪である勇者召喚を行えるルルイエ帝国のみとなった。
藁にもすがる思いで勇者召喚を行ったルルイエ帝国。
彼らの思いに応えて姿を現したのはプロ野球選手でもなく、“剣道小町”の異名を持つ女子高生、神代遥であった。
このままではルルイエ帝国どころか、人間全体が魔族に支配されてしまう。何とかしなければ――。
ルルイエ帝国の野球チームの必死の訴えに心動かされた遥は、彼らに力を貸すことに決めた。
白球を追いかけ、青春の汗と涙を流すルルイエ帝国野球チーム。練習や試合を通じて、絆を紡いでいく。
そんな彼らの前に、魔王配下の十六翼将、八鬼軍曹、四天王、彼らが率いる野球チームが立ちふさがる。
そして、最後に待ち受けるは、最強の魔王チーム。
異世界甲子園の頂点に立つことが出来るのは、たったのひとチーム。
深紅の優勝旗を手に入れ、栄冠が輝くのは、ルルイエ帝国チームか、それとも、魔王チームか……?
これは、そんな彼らのひと夏の血と汗と涙の青春物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-01 21:54:17
23372文字
会話率:48%
大学受験に失敗した緑崎連地《ミドリザキレンジ》はニート当然の生活を送っていた。
そんな彼の人生はVRMMORPG【ウィッシュマスター・ワールド】にその全てと言っても過言ではないほどにのめり込んでいた。
また今日も何時ものようにログインを済
ませ、緑崎連地はウィッシュマスター・ワールドの一つのパーツ【レンジ】として歩を進める。
仲間達と合流したレンジは魔王の城に赴く。
道中魔王配下の魔物を撃破し、いざ攻めこまんとした時地震が起きる。
地震に驚くレンジの前にあってはならない物が存在した。
それはレンジが意味嫌う現実。
その現実の不条理の究極たる〝戦争〟だった……
初投稿です。
素人当然ですので暖かい目で見て頂くと幸いです。
ご指摘、ご教授してくださると大変助かります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-06-03 16:26:59
15577文字
会話率:25%