【一番嫌いなタイプの人間に転生してしまった】
可愛い娘に看取られ最期の時を迎えようとしていた私は、走馬灯を見ていた。
姑にはいびられ、「一生大切にする」と言った夫は助けてくれないし、同居なのにひとりで子育て……
娘が生まれたこと以外、ろく
な人生じゃなかった。
『自分ならあんな意地悪な姑にはならないし、夫のようなマザコン息子に育てたりはしないのに……』
まあ、苦労も多かったが、これでやっと静かに眠れると思ったのも束の間。
『待って! これって死んだ先で姑と夫と再会パターン!? そんなの無理! 神様、ここまで頑張ってきたんだから、地獄でもどこでもいいからあの二人のいない場所に連れてってください!』
――なんて、祈ったからだろうか。
目が覚めたら、異世界の貴族に転生していた。
貴族夫人に転生したの!? 待ってそれって最高じゃない!
優雅にスローライフな第二の人生……前世頑張ったから神様からのご褒美なのね、なんて思ったのに……
『フィフィー! 母様より先に起きて身支度を手伝うのが嫁というものだろう! まったく使えない奴だな。ねえ、母様もそう思い――』
『息子、歯を食いしばりあそばせ』
『――フゴッ!!』
転生先は、私が一番嫌いなタイプの姑でした。
『こうなったら息子を再教育して、私が嫁を守ってやる』
嫁に私と同じ思いはさせない!
そうして、再教育(拳含む)の甲斐あって、
息子は母を大切にしながら嫁を愛するようになるし、姑怯えていた嫁も私や息子を慕ってくるようになり、
私は息子と嫁が段々夫婦っぽくなっていくのを、ニヤニヤして眺める出歯亀になっていくのであった。
あ~最高!!!!!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 21:10:00
4534文字
会話率:27%
大切なものは失ってから気付く。というのは、よくある名言だと思っている。
当たり前では無い。こうして家に帰れるのも、騒がしい声を聞けるのも、体を座布団代わりにするのも。
だから大切にしなくてはならない。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
上手い回答が出来ない人間なので、感想欄閉じてます。
これは読者様の問題ではなく、私の問題。
詳しく知りたい方は代表作の『作品と作者の注意点』に書いてあります。
注意事項2
聞いてない様で聞いてるんですよ。瑠衣。
ただ返事しないだけ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 18:06:39
927文字
会話率:39%
異世界に転移した朱鳥白雉。魔王を倒すも王国の裏切りで処刑されてしまう。目覚めるとそこは日本によくにた世界だった。飛鳥郷という人物になり、好きなように生きる事とした。この日本にはダンジョンが存在しており、それを活用することで楽に生活出来る。そ
んな彼に様々な人々に遭遇するお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-15 22:00:00
244391文字
会話率:63%
「あ~、ついについについに!夢にまで見たマイホームに住めるぞ~~~~!!」
親から新居祝いに譲ってもらった軽自動車を運転しながら、幸せそうに新居へ向かうこの男性の名前は雨宮翔あまみや しょう
400万を少し超える程度の年収でコツコツとお
金を貯め、27歳にして新居の購入を果たした何の変哲もないサラリーマンである。
「翔ちゃんが頑張ったからだよ~。楽しみだねぇ~!」
そんな翔の横に座りながら、同じく幸せそうに笑みを浮かべる、ゆるい雰囲気の女性の名前は雨宮理沙あまみや りさ
マイホームのために日々残業続きで働く翔の支えになるよう、パートと家事を両立し陰から支える良き妻である。
「すぅ....ぴぃ....わふ...。」
2人がマイホームへの期待を胸に膨らませている中、車の後部座席の大半を占めるようにして爆睡している
大きな白い犬の名前は雨宮わたこ(あまみや わたこ)
グレートピレニーズという超大型犬である彼女は当然、これから新居に行くことを理解しておらず、
夢の中で大草原を走り回っていた。
2人と1匹、幸せな生活がこれから始まろうとしていた。
この後彼らを襲う、天文学的な偶然が起きていなければ....。
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「雨宮一家の異世界生活」は、家ごと異世界召喚に巻き込まれた雨宮一家が、まったりと異世界で日常を送るまったり系日常系作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-09 19:00:00
140803文字
会話率:36%
叶わなかった夢、新たにみつけた夢。頑張ったから、応援したから叶うわけではないとしても、言葉の力を、信じてみたいと思います。そのひとしずくに、願いと祈りを込めて。
最終更新:2022-04-17 01:09:09
465文字
会話率:43%
あなたは、「死にたい」そう思ったことはありますか?
「死んだら」何があるか気になる。死んだ後、何があるのだろうか。ふと、私は思う。
説教?説得?ううん、違う。
だって、死にたいと感じるのは自分の気持ち、思いだもの。
自分の感情だもの
、自分がそう思ったのは自分がそういうことを体験したから、
今のあなたに「がんばって」という言葉を言ってはダメ。だって、頑張ったからこんなに無理をしたのに、さらに「がんばって」とかけるのは、筋違い。
諦めことは時には必要だよ、
辛くなったら、辛かったことを思い出して思いっきり泣こう。我慢は厳禁!!
でもね、いつか「死にたい」と思ったことが、「生きたい」と思えるようになるよ。
「死ぬことはね、生きることよりつらいんだよ」
「いつかね、その経験は役に立つ」
「だって、君はその大きな壁を打ち破ったんだから」
「りっぱだよ、だって、君は死ななかった君は、誰よりも偉いんだから」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-10 14:00:00
1242文字
会話率:13%
以前書いた“あなたへの応援詩”を久しぶりに見ていたら、浮かんできた言葉を書いてみました。
“あなたへの応援詩”は、“頑張れ”と励ます方の目線から書きましたが、今回は“頑張れ”と言われてる目線で書いてみました。
なんか、“頑張れ”って言わ
れてると嫌な時もあるけど、もう頑張ったからって思う時もありますが、誰かが見てくれてると思うと、少しずつ前に進める気がします。
今の世の中だからこそ、みんなが励ましの声を広げていければいいなあと思いました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-22 01:11:42
378文字
会話率:0%
ひょんなことから地球ではない世界で、聖獣として生まれてしまった元女子高生 清瀬 陽稀(キヨセ ハルキ)は世界の命運を掛けた冒険に引きずり出される羽目に。
陽稀はめんどくせぇ冒険から抜け出し、スローライフを送ることが出来るのか…。
「いや、
前世で頑張ったんだからゆっくりさせろ!?」
陽稀のドタバタ冒険譚ここに開幕。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-13 07:45:36
344文字
会話率:0%
2010年。突如、世界各国に異世界へと繋がるゲートが出現するようになる。ゲートからは異世界の驚異的な超生物・魔獣が来襲し、無差別に破壊活動を行われるようになり地球は恐怖の渦に巻き込まれた。
魔獣からの脅威に耐え忍ぶうちに、ゲートは月に
一度程度の頻度で開かれることと、魔獣は来訪後に一定時間を持って異世界へと強制送還されることがわかった。魔獣が地球上に留まり続けないことに安堵した人類。だが、現代兵器では有効打が与えられない魔獣に対して防戦一方となってしまい被害は増大していった。
その様な状況下で奇跡が起きた。
偶然にも魔獣を倒した人物が特殊能力を得ることが確認されたのだ。彼らはスペシャリストと呼ばれ、その能力を使用して魔獣を撃退することとなる。やがてスペシャリストの活躍により魔獣が倒されるようになり、魔獣から採取された核を素材としてSSデバイスと呼ばれる対魔獣兵装が開発された。
SSデバイスはその有用性が証明され、それを扱うSSデバイスユーザーの育成が国主体で行われている2020年。魔獣被害は減少傾向となり、偶発的に誕生するスペシャリストの存在は過去のものとなった。
ありがとう、SSデバイスユーザー。お疲れ様、スペシャリスト。
って、ふざけないでよ!!スペシャリストの兄さんやその仲間の人たちが頑張ったから、今の時代があるんでしょ!!ロートルや老害なんて馬鹿にしないで!!
これはロートル・老害と呼ばれるようになってしまったスペシャリストである兄を全盛期に戻すため頑張る妹の物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-07 01:06:25
45648文字
会話率:71%
努力はきっと、報われる、かもしれない。頑張っていれば、神様がどこかで見ていてくれる、かもしれない。けれど、報われたのは、私自身が頑張ったから。
これは、そんなお話だ。
最終更新:2017-07-17 19:18:14
5911文字
会話率:14%