「青い絵本を探してるんです」
いつの間にか私は、大きな本棚に囲まれた不思議な空間にいた。そして口が勝手に動いて「青い絵本を探してるんです」と、誰もいないのに話していた。夢でも見ているのかもしれない、そう思いながら私は本棚に近づくと、突然後
ろから声がした。
「コレ、エラブホウガイイ」
私に声をかけてきたのは、雲に乗ったインド人だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-27 00:16:59
4100文字
会話率:47%
太平洋の青い絵の具の話です。
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最終更新:2022-04-14 18:35:02
526文字
会話率:0%
ほんとうはどこでもいいけど、とりあえず海を目指して原付を駆る主人公。衝動のきっかけは一枚の絵ハガキが届いたこと。
最終更新:2020-11-26 19:09:00
1000文字
会話率:11%
真っ白でなんの穢れもない雪のような肌の君は、教室の最後尾で授業中に何時も、窓から見える他のクラスの体育を見ていた。君は体育が出来ない。君のその肌は太陽に弱かったから。君はとんとんと人差し指で教科書の端を叩いていた。そのまなざしは羨望なのだと
後から気づいた。大切なものは何時も「その後」の話なのだろう。
「ねえ。数学教えて」
と私は君に告げた。何時も一人ぼっちの君はクラスでいない存在のように机に突っ伏していて、茶色の髪を見せながら、寝ていた。私の声を聞いた君はふわりと顔を上げじっと私を見た。瞬きを繰り返し、その目は私の目を捉えていた。じわりと背中に汗が滲んでくる。透明な水たまりに青い絵の具を落としたように、ただその光景が頭に浮かんだ。
「いいよ」
病気をもった「君」。そんな「君」を好きになった「私」。不思議な恋愛小説。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-07 01:48:14
5407文字
会話率:47%
書きなぐり純文学もどき第四弾。第一から三弾までの「白い絵」「赤い絵」「青い絵」と繋がっています。よろしければ、そちらと合わせてご覧下さい。
最終更新:2018-02-25 22:20:48
429文字
会話率:0%
書きなぐり純文学もどき第三弾。意図せず第一・二弾の「白い絵」「赤い絵」と繋がる形となりました。よろしければ、そちらもご覧下さい。
最終更新:2018-02-25 22:11:28
438文字
会話率:0%
絵を描く女の子と男の子がひたすら話してる。
最終更新:2017-09-25 14:36:14
4570文字
会話率:54%
青い絵の具で塗りつぶしたような空と綿菓子みたいな入道雲を縁側から眺めながら、つい君の事を考えてしまいます。ああ。夏は嫌いだ。
最終更新:2017-08-24 21:04:28
1552文字
会話率:0%
この青空をきっと忘れない――。僕はその青空を見つめながら、心の中でそうぽつりとつぶやいた。その空には、彼女と交わしたたくさんの約束と、そして想いがキャンパスの青い絵の具のように散りばめられていた。もう終わってしまった、その青空の恋の記憶。
最終更新:2017-07-25 23:31:18
3909文字
会話率:50%
老舗のライブハウス"Riot"を任されている元ベーシスト・郁崎銘。ある夜、ふらりと店に現れた美女と、残された青い絵の具をきっかけに、彼は、予想もしなかった事態に巻き込まれていくのだが・・・
最終更新:2009-08-27 06:21:06
153585文字
会話率:35%