殺す。父を。
銃を構え、父の眉間を狙った。その銃声は辺りに響いて消えた。
父との確執。果たして、それは叶うのか。青春小説です。
最終更新:2022-08-23 18:58:06
2338文字
会話率:46%
「あなたは生きたいですか?」唐突に「僕」に聞く青い眼の男性。一度「死んだ僕」が別人として生きること。果たして、それは「幸せ」なのだろうか?
大学生の僕は別人として生きる決意をするが、別人の記憶が溢れだし……。
ファンタジーと現実が入り混
じる小説です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-29 13:16:54
24311文字
会話率:39%
僕はお前が好きだ。
僕は何回もそのことを否定しようとした。他の女の子と付き合って、その子のことを好きになろうとしたこともある。でも、駄目だった。その子は僕のことを好きになってくれた。でも僕は昭夫が好きだった。僕たちは行き止まりだった。
そして、僕は彼女に本当の事を言った。彼女は涙を流して、僕の元を去った。
彼女は最後に言った。
「その恋はむくわれないわよ」
僕もその事はわかっている。分かっているからこそ、つらかった。僕はそんなとき、ウイスキーを飲んだ。でも飲めば飲むほど、昭夫への思いは募った。僕の胸は張り裂けるくらいだった。なあ、昭夫。お前のことが好きなんだ。僕に微笑んでくれないか? 僕はそれだけで涙を流すだろう。
僕はお前に酔って何回も電話しようとした。電話して、お前の事が好きなんだといいたかった。でも、僕はその勇気が出なかった。僕は拒否されるのが怖かった。お前に変な目で見られるのが怖かった。拒否されると僕はおそらく、ばらばらになってしまうだろう。それくらいお前の事を愛しているんだ。
昭夫を好きになった「僕」。現実はなんて残酷なのだろう。青春小説。BLです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-17 18:05:29
2432文字
会話率:21%