『目立ちたくない。』
その一言を信条にクラスの中でその他(モブ)として生きてきた男子、影山亨。
そんな彼のクラスが、典型的な勇者召喚に巻き込まれた。
国民からの期待、
自分が特別だという証、
意思とは関係なく手に入れた能力。
そんなものは
彼にとって邪魔でしかない。
何とか目立たず、波風立てずに過ごそうとするが...
※この度オーバラップ文庫より同タイトルで書籍化、発売させていただいております。まだまだ未熟な作品ではありますが、これまで応援してくださった皆様に今一度お礼を感謝をこの場にて伝えさせていただきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-11 02:00:00
651776文字
会話率:35%
舞台は明治、大正の小説家、文筆家の物語。
大ヒットしており、編集に作品をせがまれる日々。
だが…。
新聞連載や書籍も飛ぶように売れ、男には金もある。嫁もいる。子はまだだが、作りたいと考えてはいる。周りには男を褒め称える人で溢れ、幸せそう
に見えた。
だが、男は孤独だった。
嫁は自分の作品の事は濁しているが、興味は無いのがすぐ分かった。周りだってそうだ。皆、自分が売れているからチヤホヤしているだけであり、男もそれでいいと思っていた。
なにより、作品を作る邪魔でしかないと思っていた。他人と話をする時間さえ、惜しかった。
作品を作る時、男は孤独だ。
内面と延々と向き合い、上澄みの一雫を静かに掬う。それを積み重ねて、積み重ねてようやく一つの作品が生み出される。
その苦労は他の誰にも分からない男だけの苦悩だ。物を作る人種しか理解し得ない永遠の孤独。
未だ、同じ狢に出会えた事は無かった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-31 22:40:36
5286文字
会話率:38%
橙色の着物を身に纏い、日常を謳歌する少女 橘 風歌。
そんな彼女の日常は、無数の死体の上で成り立っていた。
ゆく手を遮られれば斬る。肩がぶつかれば斬る。
彼女は自身の邪魔をする者なら容赦なく斬るような凶悪犯罪者で、付いたあ
だ名は『辻斬り太刀花』。
力ある犯罪者には、追う者とその力を借りようとする者がつきものだ。
だが自由気ままな生活を求める彼女にとって、それは邪魔でしかない。
そんなしがらみから脱出し、平穏な生活を追い求めるべく奮闘する物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-05 12:01:05
127095文字
会話率:24%
俺はリヒト。
10歳のときに前世の記憶?が蘇って、ここが所謂乙女ゲームと言われる世界だって自覚した。
前世の記憶なんて最初から当てになんてならなかった。だって、ゲームのリヒトに妹なんて存在しなかったのだから。しかもその妹もキーパーソンだと判
明して……。
役に立つのかもわからないゲーム知識と邪魔でしかない悪役補正。
転生した俺が持つのは悪役所以の無尽蔵な魔力と天性の魔法運用力。
損な役回りでしかないけれど、お仕えするお嬢様の平和のために今日も精進いたします。
________________________
生い立ちなどで怪我したり、死にかけたりします。
魔法が存在する世界です。その都度説明するかも。
同姓でくっつきます。ファンタジーなので。
あとはタイトルのまんまです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-08 22:00:43
106674文字
会話率:54%
蚊が血を吸うのは、何かが足りないから。
蚊取り線香は、邪魔でしかない。
最終更新:2022-07-23 23:34:44
200文字
会話率:0%
サングイス公爵家の令嬢クロフィは、男爵家の長男エルロンと恋に落ち、結婚した。
これから幸せの日々が始まる――そう思っていた矢先に事件は起きた。
「僕が欲しいのはサングイス公爵家の全て
。君の存在も、現当主である義父上の存在も、僕にとっては邪魔でしかないのだよ」
金で雇った賊を使い、クロフィと当主である父を亡き者にすることで邪魔者を排除し、公爵家を我が物にする。
それがエルロンの計画であり、クロフィと結婚したのも、サングイス公爵家の信頼を勝ち取ると同時に、計画を実行に移す最良のタイミングを見計らうためだった。
話を聞いて失意と絶望に沈むクロフィに、エルロンはさらなる追い打ちをかける。
クロフィのことを自分たちの好きに扱っていいかと訊ねてきた賊に対し、エルロンは二つ返事で了承したのだ。
その結果、やべー奴を目覚めさせることになるとも知らずに……。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-07 22:22:19
6553文字
会話率:44%
今度は獣人の酒があるという噂がリットの元へ流れてきたのだが、現在その酒は手に入らないという。
そこへ現れたのは冒険者のシャレー・クーだ。彼女はダークエルフであり、リットの姉のような存在でもあった。そして、そのお酒を飲みたければ自分の仕事を手
伝えと誘惑する。
それから間もなく、そこにハスキーも現れた。狂獣病という獣人特有の病気が故郷の村で流行り始めたという。治すには月の光を反射する宝石が必要で、光に詳しいリットに力を借りにやってきたのだ。
この二つの依頼は繋がっており、獣人の酒を造っているのはポンゴの村で、狂獣病を治す報酬がそのお酒だったのだ。
リットはクーと共ににポンゴの村へ向かうことになったのだが、舞台はそこだけには収まらなかった。クーはある方法でリットを世界のあっちへこっちへと連れ回す。
やっと一息ついたと思ったら、今度はリゼーネにやってきた妹のシルヴァの面倒も見るはめに。
しかし、邪魔でしかないと思っていたシルヴァの登場によって、依頼の解決へと向かって大きく進むことになった。
なにかを裏で考えているクーと、なにも考えていないシルヴァに翻弄されながらも、リットは新たな世界の謎を知ることになる。
※本編『ランプ売りの青年』https://ncode.syosetu.com/n2221cp/
※外伝その1『魔女図鑑』https://ncode.syosetu.com/n7854gq/
※外伝その2『海底(うなぞこ)の三角帽』https://ncode.syosetu.com/n7642gw/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-15 22:00:00
135103文字
会話率:55%
いつも本気で恋をしているのに、誰かの恋愛のちょうどいいスパイスにしかならずに終わる。
読者に嫌われる邪魔な脇役ボブ女という立ち位置から脱したいと思いつつも脱せない。
それなら、と邪魔な脇役ボブ女を仕事に(報酬は食堂の食券三日分)してみた女子
高校生の話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-06 21:12:08
7990文字
会話率:23%
『○○は無い』『○○は無し』『非○○』という形式のキーワードは、本当に止めて下さい、お願いします。
最終更新:2018-11-10 14:00:00
886文字
会話率:0%
悪役っていうやつは、必ずと言っていいほど現れる。そりゃあ話を盛り上げるためには必要な存在だが、平和に暮らしたい私にとっては邪魔でしかない。だから...
最終更新:2018-10-01 12:04:27
1875文字
会話率:45%
『人口の増えすぎた地球において、少しでも人間の生活する土地を確保するためには罪人や刑務所は邪魔でしかない』
罪人は海の中に沈めて管理する。疑わしきは罰せよ。地上には罪人を住まわせておくほどの余裕はないのだ。少しでも、数を減らさなければ――。
という思考に基づいた近未来社会を舞台に、冤罪で捕まった主人公のお話。
※企画『ゲスBL』様に投稿させていただきました。HPに同じ内容を掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-22 16:10:31
11502文字
会話率:32%