リーズ公爵家の一人娘エリザベスは三度の飯よりも甘いお菓子が大好き。
夜会では令嬢達や婿候補とのコミュニケーションよりも出されたケーキに夢中。
夜会で出されたキャロットケーキを三個も食べてしまったエリザベスは顔が怖いと有名な第四王子ウィリアム
にギロリと睨まれてしまう。
きっとケーキの食べ過ぎを咎められるのだと思ったエリザベス。しかし、ウィリアムの顔があまりにも怖かった為、エリザベスは気絶してしまった。
後日、ウィリアムがエリザベスの元に怖がらせるつもりはなかったと謝罪にやって来る。エリザベスもケーキの食べ過ぎについて詫びたが、ウィリアムは別に怒ってなどいなかった。そしてエリザベスはウィリアムから衝撃的なことを聞く。
「あのキャロットケーキは俺が作ったものだからな」
何と強面で皆から恐れられていたウィリアムの趣味はお菓子作り。ウィリアムは作ったお菓子をこっそりと夜会で出していたのだ。ウィリアムの意外な一面を知り、エリザベスは徐々に彼と交流を始めた。そしてエリザベスとウィリアムはお互いを意識し合うようになる。
甘いものが大好きなエリザベスと強面でお菓子作りが趣味なウィリアムの恋の行方は果たしでどうなるのか……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-16 17:20:00
17901文字
会話率:33%
この世界では、赤は魔女の象徴として忌み嫌われていた。
赤髪で生まれ、幽閉生活を送っていた子爵令嬢のエヴィ。しかし、彼女はその赤髪を恨んではいなかった。
「だって本当に前世が魔女だったんだからしょうがないじゃない」
彼女は五百年前の
前世で、本当に魔女だった。とはいえ力があってもポンコツで、趣味はお菓子作りの、子供を庇って死んでしまうようなお人好し。
「もう魔力もないのにどうして赤髪なのかしら……嫌いでは、ないけれど」
今の彼女の夢は、いつか家から追い出されて前世で住んでいた森に戻り、自由になること。
「ひとりぼっちには、慣れているけれど……やっぱり一人は寂しい、なんてね」
あわよくば好きなお菓子をいっぱい作って食べたり、好きな人や友達を作って幸せに暮らしたかった。
そして久々に部屋から出ることを許されたデビュタントの日。
エヴィは中庭で一人、月を見ながら涙を流し、お菓子を食べている男性を見てしまう。……冷淡公爵と有名なはずでは!?
「一年間、俺に全く好意を抱かなければ、離婚して自由にしてやる」
秘密を知ってしまったエヴィに公爵が持ちかけたのは……賭けとおかしな契約結婚。
「では、俺に菓子を作るというのも足そう」
うまいように流されて、エヴィは賭けに乗り、契約してしまう。
「赤髪でもいいんですか?」
「君は嫌いなのか?」
「いえ、好きですけど」
「俺もだ」
公爵様は少し変わり者なようで……?
「うまい」
「最低限度の生活基準くらい知ってくれ」
「怪我があってはいけない」
想定外に優しい公爵に、エヴィは絆されていく。
『魔女』
────公爵は、ずっと“彼女”との再会を夢見ていた。転生、という禁忌を犯すほどに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-21 07:09:48
7197文字
会話率:47%
アルベト国は、魔法の技術が発展した国。
その国の貴族であるキル・ベイフェルト。彼は13歳ながらにして、この国の発展を支え続けている天才児。
その彼の従者、ラルムはキルの作り出す新作お菓子の虜。
そんな2人にはある共通点があった。共
に前世持ちだという点だ。その秘密を抱えた2人は、最近共に働くことになったルーフェが気になっていた。
完璧に仕事をこなす。だが、あまりに完璧すぎる為に少しでも笑顔を見せられないかと考える。
ある秘密を抱えた者同士の、とある国のお話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-30 00:12:39
14362文字
会話率:42%
少女の趣味はお菓子作り。
家でやるのは恥ずかしいと、いつもどこかで場所を借りて作っている。
作って配れば喜んでくれる人達のためにと、彼女はまたお菓子を作る。
最終更新:2021-04-17 01:00:00
2748文字
会話率:19%
王立ヴィクトリア学院の『白バラの門』を見て思い出した。
ここって、前世でやってた乙女ゲームの世界だよ!
しかも私って、商人の娘? ゲームに全く関係ないキャラだって〜
それならば、自由気ままにお菓子を作りつつ、実写版の乙女ゲームを特
等席から傍観しちゃおう!
……なんて思ってたんだけど、おかしいな? 隠しキャラに愛されてるよ!?
★注意★
・「趣味はお菓子作りと覗きです!」の連載版です
・R15は保険です
アルファポリス様にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-04 19:00:00
56233文字
会話率:28%
乙女ゲームの世界へ転生した主人公のアーシュラは、お菓子作りが大好きな商人の娘。
たまたま魔力を保有していたためゲームの主要人物と同じ学院に通うことになる。
そこで自分は背景にも映らない脇役でもないモブ以下の存在だと理解する。
それならば、自
由な平民の身で『ゲームが忠実に実写化されていく様子』を特等席から観察しよう!
ついでに大好きなお菓子作りをしつつ、相性の良い男性と結婚できればいいかな。
などと人生の目標を決める。
果たしてアーシュラは思うどおりの人生になるだろうか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-13 01:18:13
11117文字
会話率:27%
川崎美春は、可憐な容姿に成績優秀、趣味はお菓子作りといういかにもモテそうな女の子。
ある日、学校のイケメントップスリーに告白されて全員振ります。
そのせいで、女子の妬みを買って壮絶な苛めを受けることに。
これは嫌われ小説的な展開が!?
――
そうかと思えば美春さん、鋼の心臓で学校生活を超エンジョイしています。
机と椅子を窓から校庭に投げ出されたときも、「なにこの馬鹿力! ウケるー!」ですからね……!
美春好みの普通男子、丹羽翔平、学年のリーダーだけど実はビビりの更科くらら、あとは清楚で間抜けな望月さんの力を借りつつも、ピンチを乗り越えます!
ポジティブ系学園コメディ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-10-04 15:31:58
19373文字
会話率:45%
「食すなら甘いものを好む。
この世に人の血ほど甘いものはないわ。」
少女は迷う、この世界を。
少女は救う、この世界を。
枚宮高校に通う、高校2年生 高田琴音は
何の変哲もない少女。
趣味はお菓子作り。
甘い物が好きな彼女が夢見
るのは
「甘くてほろ苦い世界」
そして彼女は、ある日 甘い甘い夢を見る。
夢見た甘くほろ苦い世界。
しかし、その夢はだんだんと
苦い世界を演出していく。
彼女が望んでいた夢は
もう夢ではなくなり始めていた。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2013-02-13 22:11:29
2900文字
会話率:23%