「もう我慢の限界だ!君とは婚約破棄だ!我が家の財産の8割を溶かしおって!」
主要貴族が参列する入学式でするなよ、せめて卒業式にやれよ。これから3年間どっちに転んでも気まずいだろ。
「本当によろしいのですのね?ではこちらにサインを」
「い
いのか……?本当に……?これで我が家は救われた……」
「ところで新しい婚約は入学予定の平民ですか?あなたの公爵家が預かっている?」
「いや、いくら君の有責婚約破棄でも、証拠を掴まれて大金を搾り取られるかわからなかったから浮気のようなことはしてない」
「はい私のパーフェクト勝ち!参加してた貴族は負けた場合の賭けたものを支払ってを払ってくださいね!数少ない払い戻しの方々は賭け金お支払いまで少し待ってくださいますか?」
途端に保護者席から上がる怒号。
「平民に手を出しておけ!」
「王命の婚約を破棄できるとはいえ普通はしないだろ!」
「領地まで賭けたんだぞ!どうしてくれる!」
「爵位まで担保にしたのに!」
「さぁさ!お支払いを!証文もありますよ」
これカジノじゃなくて学園の入学式だよね?
賭け事で儲けた俺は終わった時には俺は男爵になってしまった。負債を抱えた家族、急な抜擢。
俺は家族を取り戻せるのか
あの男やりますわね、私目当てのようですし……。
気になってきましたわ
カクヨム掲載してました折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-13 20:00:00
24395文字
会話率:58%
地球なら競馬場だが、異世界なので競竜場で競竜が行われている。ぐふっ***貴族令嬢が4人、あこがれのお姉さまが竜騎手をしているので、その竜に賭けるのだが。いや、お嬢さん方、ちょーっとそれは~。人生を竜に賭けるのはお勧めしないけどなぁ・・・・・
・。明日はダービー・デイ。府中に集まるファンに捧げる一作です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-25 09:39:20
13673文字
会話率:28%
弟王子とともに、王宮で虐げられている王女ステファニー。王位は既に伯父に盗られ、王太子の地位を従兄弟に奪われるのも時間の問題だ。
そこでステファニーは竜競べを伯父に申し込むことにした。ただし勝負に負ければ、弟は廃嫡され、彼女は大嫌いな従兄弟
の元に嫁がされてしまう。
竜競べにすべてを賭けたものの、なぜか竜に警戒され不戦敗の危機に陥るステファニー。そこへどうにも訳ありの銀の竜が現れる。
彼は、自分の望みを叶えてくれるなら協力すると申し出てきて……。
婚約者がいなかったせいで恋愛ごとに疎くなってしまったド根性地味ヒロインと、政略結婚で構わないと言いつつ王女の一途さに即効で惚れた俺様ヒーローの恋物語。
ハッピーエンドです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-28 20:13:19
29329文字
会話率:58%
勝手に賭けて
勝手に悔やむ
期待も希望も絶望も
自分が何を賭けているのか
自分が何に賭けているのか
勝負するなら理解しとけよ
理解できなきゃご退場を
生きていくってそういうことだろ?
最終更新:2023-03-28 07:00:00
325文字
会話率:0%
秘密組織
小さい頃遊んだことがあるかもしれない。
だけどね、この物語はそんな楽しい秘密組織じゃないんだよ?
コードネーム、ナンバー、ミッションなんかもみんな揃ってるけど…
失敗したらね、賭けたものが壊されちゃうの。
自分の宝物が…ね…。
最終更新:2015-06-29 01:13:08
3561文字
会話率:30%
絶望を目の前にして、人が本当に信じられるものはなんでしょう。希望を失ったある家族の物語。先に幸福が待っていると信じて、持てる全てを尽くし、賭けたものの対象が実は無意味だったと知った時、差し伸べられた手を振り払う自信が貴方にはあるでしょうか
……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-02-07 22:47:04
8200文字
会話率:41%