大学1年のマナは、ふと気づくと見知らぬ風景の中にいた。
兵士のような男たちに保護されたはいいが、言葉も何もわからない。困惑しているうちに連れていかれた貴族の家で、不遇の生活が始まる。
唯一の武器とも言えない武器は、現代で生きてきた時間と価
値観。
ぎりぎりで生きている中で、なんとか活路を見出そうと藻掻く中、ついに転機が訪れる。
出会いを味方に、チート能力や魔法をもたないマナは、新たな世界で生きていく道を見つけることができるのか!
みたいな話になる予定です。
最初の数話は重いですが、何話か進むと恋愛度の高い話に変わると思います。
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チートで楽しい異世界ライフ!なお話が大好きです。
現実ではこんな都合よくいかない、だからこそ痛快で気持ちがいい。
そしてたくさんの素敵作品を読んでいるとふと、自分で書きたくなる瞬間があります。
それがきっかけで書いた話なんですが。なぜかこうなってしまいました。
投稿初心者なので、読む方の不安が少しでも減るように、いくつか自分の中の約束事を挙げます。
1、終わりまで書く。
途中で終わっている作品、とても悲しくなるので。他人に読んでいただく以上、事故や事件に巻き込まれない限り、切りのいいところまでは書きます。
だいたい30話前後で終わるのではないかと。
2、ハッピーエンドにする。
これこそが最大のご都合主義だと思っています。これぞ物語。ゆずれません。
ただし、それまでの流れで、主人公が痛い思いをしたり、人死にの表現などが出てきます。残酷表現が苦手な方は回れ右でお願いします。
3、恋愛を書く。
オリジナルで書こうとすると恋愛が書けないタチだったんですが、どうしても一度がっつり恋愛が書きたい!と思い、今回の話を作りました。
特に4話目以降煩悩が爆発するのではないかと思います。過度のいちゃいちゃが苦手な人は回れ右でお願いします。
以上、もろもろ納得して読んでくださる、心の広い方、どうぞお付き合いくださいませ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-05 22:48:35
136196文字
会話率:26%