「七百年前から憎んでる」
「神曲」コラム
(読みたくない人は飛ばしてね)
本家「神曲」は十四世紀頃成立、麗し乙女に手を引かれて地獄巡りする話ですけど、原題は「Comedy(Commedia/喜劇)」です。本作筆者(名倉)がそれを知ったの
はこの小説を書き終えてからでした。
ダンテ先生はそういうタイトルにした理由として、「自分の恨みのある実在の奴を地獄で悶え苦しませているから」・・・・ではなく、「最後には天国に行けてHAPPYになるから」っていうのと、「誰にでも読めるように、生まれ育ったトスカナ地方の方言を使った平易な文章で書いたから」っていうのを挙げてるんだそうです。恐るべき偶然の一致です。
だから恐らく、「めっちゃオモロい話」くらいのニュアンスだと思いますよ。それが「神曲」になっちゃうんですから誠に文学の、歴史の妙と言えましょう。
まあ、「めっちゃオモロい話=神曲」でも、二十一世紀日本人の感性としてはそんなに隔たってないというのが不思議な所でもあります。
ちなみにミケランジェロも「最後の審判」作画中に作業工程に文句つけてきた役人の顔を絵の中の獄卒にしてやったとか。巨匠たちのすることは意外と大人げないんですね。
筆者はキリストの「隣人愛」より仏陀の「怨憎会苦」の方が共感できるし好きなのでよくわかるんですが。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-14 07:42:56
6092文字
会話率:42%
僕みたいに下心がない男は、やたらと何処に行っても女の子に狙われるみたいだ!
最終更新:2025-04-21 03:00:00
1089文字
会話率:0%
彼女の名前は、白儚 叶。
彼女の全ては虚無に等しい。何も望まず、何も願わず、ただ自責の念に駆られるばかりの日々。
心を殺し、仮面をつける。面白みの欠けらも無い。
本当の私は一体どこにいるのだろうか。いつも通りの日常。私じゃない私。これも全
部…私のせい。
誰も愛さない。誰も好きにはなれない。
そんな彼女を導くように、ある1つの歌枠に目が止まる。現実逃避にちょうどいい…ただ。それだけ。
ネットの世界と現実の世界。私が願うひとつの夢。きっとこれは…明日の光となり希望になるだろう。
この声が…この言葉が…多くの人の光になりますように。
注意…病み描写あります。読みたくない人はすぐにバックをお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-03 20:00:00
5624文字
会話率:44%
このエッセイの要点は、次の3つです。
・「小説家になろう」は人が増えすぎ、新規参入や底辺の書き手の作品は、中身の良し悪し関係なく目に留まりにくくなった。
・読んでもらうため、長いタイトル、テンプレの無理矢理な投入、果ては不正行為まで横行し
た。
・アフリカ飢餓や難民問題を解決するのと同じくらい難しい問題じゃないか? 原因を正しく分析するため、皆様のご意見を求む!
上記3点を読んで、興味が無い人、読みたくない人は、ブラウザバックしよう!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-26 00:27:36
6681文字
会話率:8%