ある日、オオザワ加工食品株式会社の研究所が、偉大な発明をした。
食料変換機――フードコンバーターと呼ばれるその発明品は、世界中の食料問題を一気に解決してしまうような画期的なものだった。
研究主任のキノシタと所長のヤマダは、夢のような心地で発
明を喜んでいた。
しかし、そこからが食料変換機をめぐる悪夢の始まりであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-11 16:50:06
6739文字
会話率:63%
魔族、人族、獣族が戦争をするこの時代。領土拡大、飢餓問題の解決案として出されたこの戦争が数千年続き、いつしかただ殺しあうだけのものとなってしまった。主人公であるダレオは自分の特異な魔力のせいで世間から迫害を受けてきた。目先の欲に溺れ、戦争し
か脳がないこの世の中、自分とは異質の存在というだけで迫害の対象とするこの世界にダレオは嫌気を指していた。しかし、ある魔族を助けたきっかけでダレオの人生の針が動き出す。
「ダレオは我の伴侶にふさわしいのだ!」「ダレオ君は私の夫にふさわしいんですぅ~!」「ダーくんは私と運命の赤い糸で結ばれているから!」
ダレオと魔王と獣王と勇者。この4人が織りなす物語の最終点はいかに!!??
①ヤンデレ②ツンデレ③少し卑猥な表現があります
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-12 07:00:00
5746文字
会話率:34%
近未来。「小説家になろう」登録者数は150万を優に越え、秒単位で新作が生まれては消えていくようになり、多くの底辺作家が「感想(パン)が欲しい」と飢餓にあえいでいた。
ある底辺作家が「必要なのはジャガイモだ。感想が足りないなら、AIに感想を
書かせればいい」と叫んだ時。
大半の者が鼻で嘲笑った。「機械に書かせたって有難味ないだろ!」と。ところが……
「ほう──ならば作ってやろうではないか。飢餓に苦しむ『なろう』の世界に、ジャガイモを。
人間が書いた感想と区別がつかぬほどの、素晴らしいヤツをな」
その戯言を聞き入れた男の名はアクマ博士。元なろうの底辺作家だった。
彼はついに作り上げた。
300の読み専スコッパーIDを操り、秒速20万字の速読解機能を持ち、作者一人一人の環境・心理・欲望を最適格に分析・学習できる高性能人工知能を備えた、自動感想送信システム「小野イモ子」を!
彼女(?)は飢餓にあえぐ底辺作家たちの心の支えとなる「カリスマ読者」としての地位を固めていく。
ただの慈善事業にしか見えないが、その裏にはアクマ博士の企む恐るべき陰謀が──!
果たしてイモ子さんは、殺伐とした「なろう」の世界を救えるのか!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-23 00:00:00
14111文字
会話率:23%
「小説家になろう」において。
「評価ポイント」とは何か? 「感想」とは何か?
ある底辺作家は考えてみた。そして次のように定義づけた。
・「評価ポイント」とは、水。
・「感想」とは、パンではあるまいか──と。
最も身近な存在でありながら
、最も不可解なこの2つ。
できる限り分かりやすく解釈してみよう!
「人はパンのみにて生きるにあらず」。でもパンがないと、お腹が空く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-03 00:32:14
5152文字
会話率:4%
このエッセイの要点は、次の3つです。
・「小説家になろう」は人が増えすぎ、新規参入や底辺の書き手の作品は、中身の良し悪し関係なく目に留まりにくくなった。
・読んでもらうため、長いタイトル、テンプレの無理矢理な投入、果ては不正行為まで横行し
た。
・アフリカ飢餓や難民問題を解決するのと同じくらい難しい問題じゃないか? 原因を正しく分析するため、皆様のご意見を求む!
上記3点を読んで、興味が無い人、読みたくない人は、ブラウザバックしよう!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-26 00:27:36
6681文字
会話率:8%