私には迷いがあり、ユーリカには心音がない。
最終更新:2024-05-21 17:20:05
7114文字
会話率:59%
「道徳とはなにか」「なぜ道徳的であるべきなのか」という問いに対して、自分なりの考えを記す。最終的には、人びとの考えを一致させるための条件をまとめたものになる。行為の具体的価値評価をする規範(行為基準)としても有用な理論になるはず。
基本的
な立場としては超越論的観念論(非実在論)、ダーウィニズム、絶対主義(異なる人の間で一致する道徳の答えがありうる)で、真理観は徹底した整合説を採る(いわゆる対応説は採らない)。そのため相対主義と実在論は否定し、客観的な道徳理論(規範倫理学)の構築を目指すことにしたい。
その過程でカントの義務論、ミルの功利主義・自由論、ヒュームの道徳哲学、アリストテレスの徳倫理学などを一つの原理のもと統合し、カントの認識論やヒュームの経験論および因果論も参照しつつ、論理学、心理学、脳神経科学、進化生物学などとも整合する形で人間の実践的判断の仕方をあきらかにしたい。
また、完全義務と不完全義務の区別基準(第五章)、トロッコ問題(第六章)、自由意志と責任の関係(第九章)、自由意志と決定論の問題(第一〇章)など、道徳をめぐる伝統的な難問にも解決策を提示している。
慶應義塾大学准教授の杉本俊介氏のウェブサイト(https://sites.google.com/site/ssugimoto02jan/research/normative_ethics/introduction)には内的整合性やほかの知見(自然科学など)との整合性、実用性(ジレンマの解決含む)、包括性(できるだけ広範囲の現象を説明できる)、直観適合性など優れた理論というための評価基準がいくつかまとめられているが、すべて満たしている自信あり。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-31 16:06:16
473765文字
会話率:1%
最終戦争により荒廃した地球。
一世紀の時を経て、奇跡的に文明は復活発展、再構築後の世界で人類は繁栄した。
そんな世界で人気のVRMMOアトラスを遊んでいた緑野茂は、突如、操作キャラクター《ルキウス・アーケイン》の姿で、未知の世界に。
何が何だかわからない状況で混乱しながら、徐々に状況を認識していく。
ルキウスは荒廃した広大な大地を目にし、森の神と呼ばれていた力で、緑を増やすことを決意する。
こうしてルキウスは未知の荒廃した世界でクレイジーな緑化計画を開始した。
ある惑星の緑化開始から完了までのお話。
戦車、レーザー等と魔法使い、騎士等が同居する世界観が特徴の作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-19 00:00:35
2294659文字
会話率:45%
ポストヒューマニズムの社会学
最終更新:2022-08-09 00:54:34
1185文字
会話率:0%
矢垣一郎は、会社の帰り道、「ハッピードリームランド」という名のゲームソフトを買った。そのゲームの冒頭、画面に現れた仙人は、「数字の三とは 何だ?」と謎の問いかけをする。正解できなかった矢垣に、仙人は、「おまえは呪いの謎を解けなかった 罰とし
て 地獄の怪物と 戦わねばならぬ」と言い渡す。気が付くと、矢垣は、中世の騎士のように甲冑を身に着けた姿で、見も知らぬ荒野にひとり立っていた。「誰かいませんか」という矢垣の声にこたえて突然現れたのは、フードをかぶった一人の少女マープル。矢垣とマープルの主従ふたりは地獄門をくぐり、地獄の怪物たちとの戦いが始まる。この作品は、「極東浪漫座論」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-09 15:12:21
31203文字
会話率:81%
芸術ーーーーーーー認識論
キーワード:
最終更新:2020-08-04 19:00:00
1396文字
会話率:0%
内容は一見、ダークですが、ハッピーエンドのお話です。
絵本の話から垣間見える親子関係や浮かび上がる人生模様を楽しんでください。
最後まで読むと意外な展開が待っています。
最終更新:2015-01-11 21:08:10
5478文字
会話率:0%
昔に投稿した実験的な小説。
複数の人称が飛び交う認識論的な何か。
仮想多重人格という思考実験。
最終更新:2014-05-29 00:00:56
9178文字
会話率:26%
本物と偽者。作られた「自分」。
最終更新:2013-12-16 00:20:19
206文字
会話率:0%
君は、僕の前から消えた。
最終更新:2013-10-05 12:52:55
2548文字
会話率:33%