矢垣一郎は、会社の帰り道、「ハッピードリームランド」という名のゲームソフトを買った。そのゲームの冒頭、画面に現れた仙人は、「数字の三とは 何だ?」と謎の問いかけをする。正解できなかった矢垣に、仙人は、「おまえは呪いの謎を解けなかった 罰とし
て 地獄の怪物と 戦わねばならぬ」と言い渡す。気が付くと、矢垣は、中世の騎士のように甲冑を身に着けた姿で、見も知らぬ荒野にひとり立っていた。「誰かいませんか」という矢垣の声にこたえて突然現れたのは、フードをかぶった一人の少女マープル。矢垣とマープルの主従ふたりは地獄門をくぐり、地獄の怪物たちとの戦いが始まる。この作品は、「極東浪漫座論」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-09 15:12:21
31203文字
会話率:81%
2012年についての話
最終更新:2012-04-07 23:11:36
6842文字
会話率:11%
主人公は懐疑論者。世界の全てに疑いを持ってしまいます。そこに残るのは孤独と知りながら。そしてそれを人に話すと、さらに孤独になってしまい、心を閉ざそうとしていました。そんな主人公のある夜の物語。
最終更新:2008-12-31 13:40:08
2552文字
会話率:22%