【プロローグ】
昔の西洋のような異世界に突然転移してしまった高校生の主人公。
幸運なことに王族の女の子に拾ってもらえたものの、彼女は親戚との戦争中。
戦争には巻き込まれるし、初対面の貴族には誘拐されるし…
挙句の果てには王太子の婚約者を奪っ
てこいだの、俺が王になれだの勝手に話が進んでいく。
魔法も使えない、知識も高校生までのものしかない。
それでも異世界で成り上がりたい!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-08 07:00:00
36904文字
会話率:33%
修行として、無一文で、女子修道院を放り出された私。
お金のため冒険者をはじめたのですが、うまくいかず。五日間、食料も買えずに空腹で死にそうになってしまいます。
解決方法も思いつかず、私は、僧侶としての最終手段に出ます。そう、神様に「助けて
!」と、お祈りしたのです!
その結果……なのでしょうか? 翌日、私に『触手』が生えていました。――なんですか、これーッ!?
背中にある、勝手に動く触手。
軽くパニックになりかけたものの、この複数の触手が、意外に『使える』ことに私は気づきます。
魔物を一撃で倒してくれたり、いろいろなポーションを作れたり。
仲間になった女の子に、からみつきたがるクセは困るものの、その子たちも嬉しがるため問題は無さそうで。
この触手さんは、私の祈りに答えてくれた、神様からの贈り物かもしれませんね……。
神様! 私は、この触手さんの力で冒険者として成功し、さらには一流の僧侶にもなってみせます!
人助けもいっぱいできそうで、ゆくゆくは貞淑で清楚なスゴい聖女さまと、伝説になっちゃったりするかもしれませんよ! ふひひー。
※これはそんな触手さんにある、女の子の愛人を引き寄せる能力に気づかず、たくさんの「妻」と、たくさんの子どもをもうけることになる、未来の(ある意味でも『伝説』となる)聖女様の物語である折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-21 23:38:44
46343文字
会話率:44%
とある何処かの日が昇る国のある森。の中にある孤児院に、『超能力』を使える少女がいた。しかし、そこは魑魅魍魎蔓延る妖怪と人間が共存する世界で、そんな少女を狙うのはーー。
伊庭 トラの助短編小説第1弾。
最終更新:2017-04-22 17:36:08
8543文字
会話率:32%